参議院選挙が終わりました。残念ながら私の希望とは真逆の結果になりました。東京新聞の夕刊の一面です。
改憲勢力が 3分の2 を越えて、平和憲法の改悪が具体的な日程に上りそうです。結果の中には、数少ないながらも喜ばしい点もありました。
1 沖縄で、野党統一候補が勝ち、自民党の現職大臣を落選させました。沖縄の民意は、自公政権の基地政策に NO を再び突きつけました。
2 同じく福島でも野党統一候補が自民との現職大臣を破り当選しました。原発事故の教訓を学ばない政権、福島原発事故からの復興政策に福島県民が納得していないことを示しました。
3 一人区で野党共闘が奮闘して、32ある1人区で 11人が当選しました。野党共闘の今後の発展につなげることが出来ると思います。
4 鹿児島県知事選挙では、脱原発を主張した新人が、現職知事を破りました。川内原発の再稼働を容認した知事を破ったことは大きな意義があると思います。
5 選挙の時だけでなく、政治にモノ言う市民の連帯が強まってきていることです。脱原発、9条かえるな、辺野古基地建設反対 など個別課題に取り組む市民団体がお互いに連帯して運動を作り上げていることです。野党共闘もこうした市民団体の呼びかけに応える形で実現しました。
結果は確かに厳しいですが、「市民は連帯、野党は共闘」を合言葉に、今後もアベ暴走政治にストップをかける運動を更に発展させなかればとの思いを強くしました。