囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

沖縄の昔と今を考える・・・

2017-11-09 21:36:15 | 囲碁きちのつぶやき

今夜は、所沢市民会館ミューズに「沖縄音楽と舞踏の夕べ 今、沖縄の心を伝えたい 沖縄からの風」のコンサートを聞きに行きました。

受付では、「沖縄から伝えたい。米軍基地の話」と言うパンフレットをもらいました。

沖縄県が発行した米軍基地問題のQ&Aです。沖縄の現状がわかる貴重な資料です。これをもらっただけでも、聴きに来てよかったと思いました。

出演者とコンサートの主旨です。

文部省が、学校現場の管理強化をめざし、教員の間に「主任」と言う役職を設け、手当を支給しました。これに反対した教職員組合が「主任手当」を積み立てて、市民に還元する文化活動に使う と言う趣旨で拠出金として積み立てたのが始まりとのことです。

出演者は沖縄出身の方でした。

第一部は、沖縄の踊り=琉球民舞でした。その踊りを見ていて、かって沖縄にあった琉球王国を「琉球処分」と言う形で明治政府が日本に組み入れてしまいました。独立していた沖縄を日本に併合し、太平洋戦争では本土防衛のための捨て石とり、今、米軍基地の70%を沖縄に背をわさせている現実を見るとき、琉球処分そのものに疑問を抱かざるを得ない気がしました。

第二部では、瀬長亀次郎にささげる歌 も歌われました。戦後、米軍の占領下の沖縄で民衆の利益を守るために毅然と米軍とたたかった瀬長亀次郎は、昔も今も、沖縄の民衆に信愛されています。アメリカ言いなりで沖縄県民はおろか国政までも私物化する安倍首相を見るとき、政治家は、誰のために、何のために働くのか 改めて考えさせられました。

フナーレの舞台です。

出演者全員と観客も舞台に上がりクイチャーを踊りました。

沖縄の過去、現在、そしてこれからを考えさせれれた「沖縄からの風」コンサートでした。

コメント
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