今日は風もなく、穏やかな天気だったので連れ合いの病気のリハビリを兼ねて東京・立川の昭和記念公園へ紅葉を見に行きました。
イチョウ並木の黄葉がどうなっているか を最初に見に行きました。
黄色のイチョウの葉が地面一杯に広がっていました。落ち葉のじゅうたんで、イチョウももう終わりのようです。
日本庭園に行きました。
池をめぐる回遊式庭園はモミジの紅葉も見頃でした。
来場者も多く、水面にも紅葉を映し出していました。
ハスなどの湿原植物は既に枯れていました。
パークトレインに手を振る連れ合いです。天気も良く、広い園内を、8000歩歩けたと喜んでいました。
此処、昭和記念公園は元米軍基地でした。基地返還を求めて農民、市民、学生が基地反対運動を展開しました。その最中に、米軍基地内に立ち行ったと学生が起訴され、有罪となりました。いわゆる、「砂川事件」です。元被告たちは、憲法違反の米軍基地を論拠に有罪としたのはおかしい と裁判のやり直しを求める「再審請求」をしましたが、11月15日、東京高裁はやり直しを認めない決定をしました。元被告の人達は最高裁に特別抗告をする方針だそうです。
昭和記念公園の中を歩いて、今でも終わらない砂川闘争の心を痛めました。