政府は21日付で2019年春の叙勲受章者を発表した。令和に改元後、初めて。今回最高位の桐花大綬章には寺田逸郎前最高裁長官(71)を選んだ。俳優の市村正親さん(70)、ジャズトランペット奏者の日野皓正さん(76)らに旭日小綬章を贈る。受章者は桐花大綬章1人、旭日章991人、瑞宝章3233人で計4225人。女性の受章者数は401人、民間人は1984人で、いずれも03年の制度改正以降、最多となった。

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私は、どうも人間に等級をつけて褒章する制度自体に違和感を感じていました。

誰が、何のために等級をつけるのか? 等級をつける人たち自身が、よそ様に等級をつける資格があるのか? 私にはどうしても理解できません。

その上、この制度は 官・民に差をつけているようにも思えます。

私は現役時代は郵便局で働いていました。国家公務員時代の郵政省関係者は多くの叙勲者を出していました。公社時代も叙勲者が多くいました。しかし、民営化と共に叙勲を受ける社員は極々少なくなりました。官尊民卑の典型的な現れです。

国の行っていることに異議を唱えると、「非国民」扱いされかねない時世ですが、私は叙勲制度はやはりおかしいと思います。