忍び寄る「コロナ倒産」・・・

髪が伸び放題になっていたので街の床屋さんに行って散髪をしました。お店には、「休業要請外です」との掲示が貼ってありました。

帰路、馴染みの居酒屋の前を通りました。４月上旬に通った時、「コロナでしばらく休業」の張り紙があったので気になりました。
心配が当たりました。



店が閉まったままで「閉店」の掲示がありました。
このお店、私たちは所沢うたごえ喫茶LOVE＆PEACEの例会が終わった後、有志７～８人で「反省会」？をしていたので、月１回利用していました。



昔ながらの「赤ちょうちん」で、煮込み、もつ煮、ヤキトリ、刺身盛り合わせなど定番のおつまみです。地下で禁煙でないので、煙がモンモンとしています。
こんな昔ながらのところで、うたごえ喫茶の運営や政治の話など喧々諤々話し込みました。
このお店「５月７日まで」と思い、休業要請に応じて頑張ってきたのだと思います。でも、緊急事態宣言が延長されて、再開の見通しが立たなくなったのでしょう。
所沢市内一の繁華街ですから、テナント料も高く、スタッフも多かったので人件費も大変だったのでしょう。
残念です。
コロナ倒産（閉店）はいろいろの業種でさらに増えると思います。「休業要請と補償はセットで！」の市民の声を政府が無視してきたツケが一気に湧き上がっています。

駅前に来たらパチンコ屋さんが入り口で来店者に手の消毒をしてもらいながら営業していました。



パチンコ屋さんは休業要請の対象です。でも、このお店は期間中、ズーッと営業していたようです。
こちらも駅前の一等地、テナント料や機械のリース代が高額のようです。
私はパチンコをやりません。しかし、パチンコ屋さんを一概に非難するのも如何なものかと思います。
ゴルフやテニスなどは休業要請には入っていないように思えます。
政府の方針に一貫性がないような気もします。

その政権は、国民への休業要請と言う「緊急時」のドサクサに紛れて、「検察官の定年延長」をごり押ししています。
アベ政権の疑惑隠しのための法案であり、いろいろの分野の方が抗議の声を上げています。抗議のツイッターが、４００万件を越えて、新聞、テレビで「ネットデモ拡大」と報じられています。
ここにも官邸の「国民の命を守る政治」の姿は見られません。
私は、こんな政治を一日も早く「オサバラ」させなければ・・・と思っています。