2021年3月13日 —
日々、入管施設に収容されている外国人や難民の支援に関わっている「収容送還問題を考える弁護士有志の会事務局」の髙橋済弁護士から賛同コメントをいただきました。
史上最悪の改正です。絶対に廃案にしなければなりません。難民とは帰国したら迫害の危険のある人のことですが、日本政府は100人の逃げてきた人のうち1人も難民として保護していません。いわば「難民不認定制度」であって、国家の送還にお墨付きを与えるものとしてしか機能していません。そのような前提で、三回難民申請した人を濫用として、迫害国に送還することできるようにする改正です。これでは、もう全ての人が結局、送還され、難民認定条約から離脱するのも同じです。しかも、これは、難民として保護を求める人を独裁国家に引き渡すことで、日本が独裁国家に加担するということです。過去最悪の法律です。どうか皆さん日本を自由主義と民主主義の国として迫害から逃れる人を独裁国家に引き渡すような国にしないでください。
収容送還問題を考える弁護士有志の会事務局 弁護士 髙橋済
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