囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

5・15事件に学ぶ・・・

2021-05-15 08:10:05 | 囲碁きちのつぶやき
今日は五・一五事件があった日です。一昨日、録画してあったNHKテレビを見ました。そして事件の真相の一端を学びました。今の時世が段々、その頃の状況に似てきていることに危機感さえ持ちました。



そんな時代への逆戻りを許さないためにもひとりでも多くの方がこの番組を見て欲しいと思います。
再放送の予定です。

昭和の選択「立憲政治を守れ!犬養毅 “憲政の神様”の闘い」 再放送 (NHKBSプレミアム)
5月19日(水)午前8:00~午前9:00(60分)


NHKの番組紹介から

昭和7年、五・一五事件で青年将校らの凶弾に倒れた犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、立憲政治を守るため藩閥や軍と対決。その生き様が今問いかけるものとは?

昭和の選択 「立憲政治を守れ!犬養毅 “憲政の神様”の闘い」
昭和7年、五・一五事件で青年将校らの凶弾に倒れた犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、立憲政治を守るため藩閥や軍と対決。その生き様が今問いかけるものとは? 昭和7年5月15日、海軍青年将校らの凶弾に倒れた首相・犬養毅。“憲政の神様”と呼ばれた政治家は、なぜ殺害されなければならなかったのか。議会開設以来、一貫して立憲政治を守るために闘ってきた犬養。大正時代には軍の兵力増強要求を、政党勢力を結集して阻止。満州事変では、中国に密使を送り和平工作に奔走した。死の二週間前、軍の暴走を徹底批判したラジオの肉声。犬養の壮絶な生き様は、現代に何を問いかけるのか?

そして、今日のしんぶん赤旗のコラム「潮流」です。併せて、お読みください。

きょうの潮流
 89年前のきょう、海軍の青年将校らによって時の首相、犬養毅が暗殺される五・一五事件が起きました。事件は軍部が発言力を強め、日本の軍国主義化が大きく進展する契機となりました
▼この日はアメリカの喜劇王チャプリンが来日していました。青年将校らは当初、首相主催のチャプリン歓迎会を襲撃しようとしていました。計画の変更でチャプリンはかろうじて難をのがれます
▼日本でのファシズムの台頭を、身をもって経験してから8年後、チャプリンは映画「独裁者」を発表します。侵略やユダヤ人迫害を進めていたヒトラーを痛烈に批判した作品。チャプリン演じる理髪師が独裁者と取り違えられて大観衆を前に演説をさせられることに…
▼平和と平等、民主主義を訴えた劇中のチャプリンの演説は、多くの人の心をとらえてきました。映画公開から80年以上たった今、この演説が新たな形でよみがえっています
▼世界的に注目を集める日本のダンスグループ「s**t kingz(シットキングス)」。「独裁者」の演説に振り付けをし、力強くスピード感あるダンスにしています。黒人差別に抗議する「ブラック・ライブズ・マター」運動を目の当たりにして、自分たちもそうした問題に向き合っていかなければと考えたそうです
▼激動する世界。その中で差別を否定し、民主主義と平和を求める動きが多様な形で確かに広がっています。あの演説でチャプリンは訴えています。「私たちはみな互いに助け合いたいのだ。人間とはそういうものだ」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする