今日は長崎原爆の日です。被災された方々の気持ちに少しでも寄り添いたいと所沢市民ギャラリーで行われている原爆絵画展を見に行きました。
絵画は、長崎ではなく広島で被爆した市民の方々の作品でした。
原爆の被災を受けた広島市民がその体験を絵に描いたものです。その数 4000点以上に上ると言い、毎年絵を替えて展示しているそうです。
今回は60点でした。
勿論、原爆投下の8月6日ないしは翌日の様子が描かれています。
この絵画、いつ、だれが、どこで見たものかを明示しています。
従って、原爆の炸裂の様子やきのこ雲を描いたっものではなく、属人的な個々人の体験を書いているのでとてもリアルです。
今回の作品は、水、水、水と言って水を求める被災者の姿が多かったです。しかも、水を求めて防火水槽(今では死語)、井戸、川に行く人たちの姿が多かったです。
そこには原爆の恐ろしさが描かれていました。
過ちを繰り返さないためにも一刻も早く核兵器廃絶を実現すべきだと思います。それこそが亡くなられた方々の慰霊の道だと思います。
絵画は次々に入れ替えるそうですから、次回もぜひ見に行きたいと思います。
原爆の悲劇をナガサキを最後とするために・・・。