所沢市の生涯学習センターで「戦争の時代を生きた市民」(1931-1945)と言う企画展があったので見に行きました。
先の戦争の時の所沢の普通の市民の生活や被害のことが少しでもわかると思い、連れ合いと出かけました。
連れ合いは車いすを借りての見学となりました。
壁面一杯に日本画の画家新井勝利さんの艦上整備と言う3部作の絵が飾ってありました。戦争中、戦争画家として戦争に協力した画家のようでした。
国民服や隣組名簿、入隊記念写真、配給購入権、愛国婦人会たすき、同双六などいろいろのものがほぼケースに入れられて展示してありました。点数にすれば膨大なものです。
写真など多くのものが撮影禁止、手で触ることもできませんでした。
細かな資料が沢山ある割には、「銃後の生活」の実態がさっぱり見えてきませんでした。
小1時間程見ていましたが、その間来場者は私たちだけでした。
特に説明員もおらず、写真撮影をチエックするためかスタッフがひとりだけおりました。
そのそも、所沢で何人が兵隊に行き、何人が犠牲になったのか、所沢に空襲や銃撃があったのか そして被害者が出たのか 展示を見ても何もわかりませんでした。
私たちも今月末、平和のための戦争展を開きます。
どんな人に見て欲しいのか? 来た方に何を見て欲しいのか?その展示の仕方は適切か? などしっかりした準備をしなければいけないと思いまた。