東京・小平市の戦争展「平和と未来のひろば・小平」を見学に行きました。
展示と併せて行われた「学童疎開と東京大空襲」の話を聞くためです。
語り部の関野清雪さんは90歳でした。
山形の疎開先から逃げ帰ったこと、東京大空襲で母親の機転で生き延びることが出来た とリアルにお話ししました。私より4歳年上です。縁故疎開した私の記憶とダブリ印象的でした。
でも、聴いている方が比較的年配の方ばかりで若い人がいないのが残念でした。
展示でも勉強になることがいくつかありました。
毎回のチラシのデザインをしてくれている若い美大生の原画が展示されていました。若い人の力も借りての戦争展は素敵でした。
市内の有るお寺の墓誌を見て、誰が、いつ、どこで亡くなったかを調べ上げていました。地域に根ざした調査は学ぶべき点がありました。
展示をすべて記録として残してありました。
冊子にして残すことは大切で、所沢ではやられていないことでした。
一番印象に残ったのは子どもゲルニカでした。
子どもたちに戦争ないしは平和をテーマに絵を描いてもらい、それをピカソのゲルニカ風にまとめたものです。
若いひとや子どもたちに戦争展に興味を持ってもらう契機なってもらい素敵な企画でした。
他所の戦争展にも学びながら所沢での戦争展を充実させたいと思いました。