日中友好協会所沢支部の仲間と長野県阿智村の満蒙開拓平和記念館に見学に行きました。
昨日の午前8時に所沢を車で出発し、記念館に着いたのは午後2時でした。
記念館が閑散としているのではないか? と心配しましたが、大型バスが4台も来ていました。
私たちは団体客に行うボランティアガイドについて行き、運よく最初から解説を聞くことが出来ました。
前回訪れた時にはなかった立派な「セミナールーム」もありました。
ここでは、長野県茅野市民生委員、児童委員の研修団体と一緒に、満蒙開拓団のそもそものことから、小学校・中学校の生徒から寄せられた質問や意見を聞くことが出来ました。「満蒙開拓団は 行った人の責任か 国策を進めた国の責任か」など難しい質問もあったようです。
加害・被害そして残留孤児などに対する中国のひと達の人道的な支援 など考えさせられることばかりでした。
2時間、じっくり勉強した後との記念写真です。
「平和友好」の碑文の下には、「前事不忘後事之師」とありました。
♫♫♫♫♫ 【前事を忘れざるは、後事の師なり】と言いまして、以前に起こったことや行なったことを忘れなければ、これからの参考になるし、手本にもなり得る。♫♫♫♫♫
今、先の戦争中の日本が行ってきた蛮行を反省し、今後の平和外交に生かす ことこそが求められて思います。自公政権は、それを顧みようとせず、仮想敵国をつくり、再び戦争する国にしようとしています。
「前事不忘後事之師」の意味を改めて勉強した記念館でした。