金子兜太さんの住む街で！

澤地久枝さんなどが呼びかけて「アベ政治は許せない」の全国一斉抗議行動は多くの方の共感を得ています。そんな運動の積み重ねで、アベ政権への支持は急落し、「支持」と「支持しない」が逆転し、不支持がさらに多くなりそうな状況です。

そんな運動のひとつに埼玉県秩父の皆野町があります。皆野町はこの書を揮毫した俳人の金子兜太さんが住んでいる町とのことです。金子兜太さんは、皆野町の名誉町民とのこと、その兜太さんの揮毫したスローガンを持って道行く人にアッピールしようと立ちあがったそうです。



その呼びかけ人が、常山知子さんです。私の現役時代の同じ仕事仲間で、退職後ユーターンして、地元のみなさんから請われて町会議員になった方です。

その常山知子さんが、運動の経過を投稿したものが今日のしんぶん「赤旗」の読者欄に掲載せれました。



７月１８日には、雨の中、国道沿いに４６人が参加したそうです。保守的な風土の強い秩父では稀有なことのようです。

しかも、常山さんは、一斉抗議行動を今後も続けたいと、７月２５日（土）　午後５時から　皆野町のヤオコー前で再びアッピールを行いましょう　と呼びかけています。

小さな町の、小さな運動が　全国に広がれば大きなうねりになると思います。
憲法を無視し、国民主権をないがしろにする安倍自公政権の暴挙をみんなの力で粉砕しましょう。

ひまわりの花を添えて！

７月１８日には、澤地久枝さんたちの呼びかけにもとずく、「アベ政権　NO!」の全国一斉抗議行動が展開されした。

その日、我が家でも小さなスローガンを掲示しました。



安倍政権は、原発、沖縄、憲法、労働者保護など、どのことを見ても、国民の願いとは、真逆のとことしています。そのため、７月１８日以降も、「アベ政治は　許せない」のスローガンを引き続き掲げることにしました。あまりきれいでない、小さなスローガンですが、私たち家族の気持ちの現れです。

おうえんポリクリニックのこと

９５歳の母親が、身体に汗疹のようなものが出来ていて治らないので、病院に連れて行きました。その病院が所沢市内の中富に「あるおうえんポリクリニック」でした。ここは、前回は義弟が連れて行ってくれた病院で、私は初めて行く病院でした。



ここは、皮膚科が有名なようです。母親の診察に立ち会いましたが、先生が汗疹のような皮膚にいやな顔もせず、さわり、ビンセットで患部の皮膚を摘み取りました。その皮膚片を机上の顕微鏡で調べ、治療してくれました。私が今まで行った皮膚科では体験した事がない医師のタイプでした。看護婦さんも含め、とても親切に治療してもらいました。

その時は全く気がつかなかったのですが、新しい発見をしました。



ライトアップ・パレードのチラシを見ていたら、「守ろう憲法・オール所沢」連絡会　の共同代表の中に、　並里まさ子（医師・おうえんポリクリニック院長）　の名を偶然発見しました。母親が診察を受けたのが　その並里まさ子先生だったのです。

並里まさ子先生のことが気になり、ネットで調べてみたらいろいろのことがわかりました。
　
　並里先生は、栗生楽泉園（副園長）を退職後、05年、埼玉県所沢市に同クリニックを開設し、現在も地域でハンセン病退所者の診療に対応している。この間、03年に多磨全生園の退所者によって提訴された「全生園医療過誤裁判」（05年に原告勝訴判決後和解）では原告側証人を引き受けるなど、医療の場でハンセン病患者を支えてきた。…以下略　　　（東京保険医協会での学習講演会記録から）

　病院の名前がちょっと変わっているのが気になりました。

　おうえんのいわれ
「おうえん」は、「大円」から取りました。本来は「おおえん」となるところですが、応援団の「応援」も連想していただけそうで、あえて「おうえん」としました。「ポリ」は複数を示しますが、一つの診療所に、内科、皮膚科、形成外科等々と複数の診療科目があれば、受診者の皆様には何かと便利でかつ費用も軽減できることより、複数科を持つ診療所になりました。 さて「大円」は、「大円鏡智」から来た語句です（仏教用語）。
これは、曇りのない大きく丸い鏡のように、あらゆるものをありのままに映し出す仏の智慧、つまり妨げるもののない自性清浄の心を示します。心が清浄だからこそ、煩悩が明瞭に映し出されます。もし心が曇っていれば、はっきりとは煩悩は見えないでしょう。 煩悩が鮮明に映っているのは確かに悲しいことですが、煩悩に苦しむわが身が映し出されていることを知ることは、それだけ清浄な鏡のような智慧が照らしている証左でもありましょう。照らし出された姿と照らし出す鏡は同じ自身に有り、どちらも自分自身です。我々すべては大円鏡智の仏性を持ち、凡夫のままで救われているのだと教わりました。
医療法人 健富会 おうえんポリクリニック　院長 並里 まさ子

これは、病院の紹介の中の文章です。

　並里先生の、ハンセン病患者に対する献身的な治療、医療過誤裁判での原告側の証人、憲法を守ろう　と言う思想の根源には仏教の教えがあるように思えました。そんな信念をもって、医療や社会的な問題に向き合う並里医師がとても輝いて見えました。

所沢で、７月２４日夜、ライトアップ・パレード

７月１８日の「アベ政治を許さない」全国一斉抗議行動以後も、「安倍政権NO！」の運動は全国で繰り広げられています。安倍政権の支持率は急速に下がり始めています。憲法を踏みにじり、国民主権をないがしろにする安倍政権に対する抗議行動をさらに広げるため、私のすむ所沢では、ライトアップパレードが行われます。



と　き　　２０１５年７月２４日（金）午後６時から
ところ　　所沢駅西口　＆　所沢駅東口

　駅頭で街頭宣伝をした後、所沢中央公民館前までライトアップパレードをします。　できれば、ペンライトなどひかるグッツを持って参加してください。どなたでも参加できます。一緒に歩きませんか？


なお、７月２４日には、国会周辺では、昼も夜も、「安倍政権ＮＯ！０７２４首相官邸包囲行動」などが行われますが、私は、所沢での行動に参加します。

「アベ政治許さぬ」の声、全国にこだま！

「アベ政治許さぬ」の怒りの声は全国に広がりました。
　昨日の一斉抗議行動に私は所沢駅で参加しました。
　元の職場の友人の常山さんは、秩父・皆野町の国道沿いで行ったそうです。



　雨の中、３６人がメッセージをもって車の人たちに訴えたそうです。

　ブログ仲間の滋賀県大津のせたしじみさんからは「私も昨日大津の西武百貨店とパルコ前に行き「アベ政治を許さない」のメーッセージを掲げてきました」とのレポートがありました。




その時の写真です。しかも、せたしじみさんは「京都新聞」が

安全保障関連法案に反対する抗議集会が１８日、京都市東山区の円山公園音楽堂であった。市民ら約４千人（主催者発表）が参加し、「憲法９条を守れ」「戦争法案廃案」と怒りの声を上げ、繁華街を練り歩いた。

と今日の１面トップで報じていたとも教えてくれました。

この様に、「アベ政治許さぬ」の声は全国通津浦々に広がっています。
集まりは、私たちのように３０人、４０人の小さな集まりかも知れません。しかし、確実に国民の中に広がっています。

その結果、安倍内閣の支持率が急落、支持と不支持が逆転したと新聞は報じています。
毎日新聞の記事です。



支持３５％、不支持５１％となっています。
共同通信社の調査でも、「支持　４７→３７％　不支持　５１％」に逆転と報じています。

「安倍政権は立憲主義、民主主義、国民主権を否定している」「今こそ、主権者として反対の声を上げよう」とのうねりはさらに広げましょう。

　私たちが所沢で行っている運動など、小さなものですが、全国に広がっている「小さな動き」を束ねて「大きなうねり」にして、安保法制を廃案にし、安倍政権を退陣させましょう。