今日の東京新聞の朝刊です。
選挙が終わった途端に社会保障の改悪案が次々に出されてきました。
介護保険の改悪案です。
既に、要支援1、要支援2 の人には、訪問介護とデイサービスの保険給付から外されようとしています。政府は、その上、要介護1、要介護2 のサービスを対象外にしようとしています。
私の96歳になる母親は、要介護2です。デイサービスの他に、福祉器具のレンタルも受けています。
特殊寝台、特殊寝台の付属品(これがないとベットへの上り下りが出来ない)、手すり貸与(これがないと様式トイレに座れない)、歩行器貸与(いわゆるシルバーカー、これがないと歩けない) を介護サービスの一環として受けています。現在、母親は介護保険を利用して、レンタル料の1割負担ですので、何とか借りられています。しかし、政府は、これらのレンタル料を「全額自己負担」にする方針だそうです。全額自己負担でしたら、我が家では払いきれません。
その他、医療では「75歳以上窓口負担」を1割から2割にする方針です。年金は毎年引き下げられ、正に、「年寄りは早く死ね」みたいな政治が進められています。
軍事費やリニアや新幹線などゼネコンがらみの大型公共事業には国の予算をつぎ込み、社会保障費はドンドン切り詰める、私は、今のアベ政権は税金の使い方が間違っていると思います。