私の母親は老健施設にお世話になっています。風邪やインフルエンザの大流行で、施設での面会が2月初めから、全面的に禁止になってしまいました。
今日は母親ところへ、歯の治療のために歯医者さんが来ると聞きましたので、特別に許可をもらい、歯の治療の立ち合いに行きました。
治療は2本の歯でした。差し歯がとれてしまったのとグラグラして抜けそうな歯を抜いてしまうことでした。ふたりのスタッフが来て治療をしてくれました。まだ、何回か治療するそうです。
一番小さなひ孫姉妹からお誕生日祝いの手紙をいただいたので、それを持参しました。
2月が誕生日の母親は、無事、98歳を迎えることが出来ました。ひ孫からのお祝いメッセージを喜ぶ母親です。新しいひざ掛けを使っていました。聞けば、施設から、お誕生日祝いにプレゼントしてくれたそうです。誕生日の日には、スタッフのみなさんでお誕生日祝いの歌をうたってくれたそうです。
視力が衰えた母親は、メッセージが読めないので私が代読しました。それでも、「きれいな字だね~」「丁寧に書いていてとても賢そうだ!」と喜んでいました。
母親は、「風邪とインフルエンザの流行でスタッフのみなさんが大変だ」と職員を気遣っていました。「職員にも風邪・インフルの人が出て、スタッフが少ない上に、家族の面会が禁止になっているので、家族が食事を食べさせている入所者にスタッフが食べさせなければならないからだ」と説明してくれました。
そして、少なくても2月中は面会禁止が続くようだ とも言っていました。
私は、家族と面会できず、「ボケなければ・・・」と心配していましたが、とんでもなかったです。相変わらず、頭脳明晰で、「おまえも風邪をひかないように・・・」と逆に説教されました。3週間ぶりに会いましたが元気な姿を見て、とりあえず安心しました。