首都圏に住む友人とZoomや電話で話をする機会があるのですが、多くの人が、働き方、遊び方、暮らし方が変わったと言います。
新型コロナウイルスの影響で、新しい生活様式、ニューノーマルを受け入れざるをえないと言います。
インフルエンザのようにアフターコロナはなく、withコロナの時代をずっと過ごしていかなければならないという言説もあります。
マスク、手洗い、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスは、半永久的に続くのかもしれません。
そんな中でも、ポジィティブに前向きに生きている友たちにエールを贈りたいです。
日経ビジネス2020.10.5号の特集は「首都圏分断 移動なき社会の未来」。
キーワードは、コロナ、国際化、高齢化。
4000万人が暮らす首都圏で、テレワークや通勤者の減少で、人の移動が滞り、様々な変化が起きていることを取材した記事。
なかなか面白く読みました。
Part1 コロナ禍による分断の影響 テレワークで増える「自宅2キロ圏」で暮らす人々
Part2 国際化による分断の影響 異文化ゾーン急増で包囲され始めた日本人
Part3 高齢化による分断の影響 昭和の郊外団地に分断される高齢者
Part4 東京は江戸に回帰する
新型コロナウイルスは、人々の動きに制限をかけ、首都圏を分断していく・・・。
さらに、国際化、高齢化が加速し、人々の暮らしを変えていく・・・。
ちょっとネガティブな未来図が描かれています。
でも、この特集、明日に向けて3つの注目分野を提示しています。
1 小商圏型ビジネス・・・まいばすけっと、高円寺フェスタ、移動商店・・・
2 近距離モビリティ・・・電動キックスクーター、セグウェイ・・・
3 「家の要塞化」・・・リノベ、インナーバルコニー、天窓・・・
新しいビジネスチャンスも出てきているようです。
巣ごもり天国、マイホーム、デジタル・・・会社中心から自宅中心の生活に向かっていくということだと思います。
少子高齢化が、これに拍車をかける・・・。
買物難民、孤独、格差・・・
老人が幸せに生きていくことの出来る日本であってほしいものです。
首都圏に住む方、必読の日経ビジネス今週号です。