能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

花と森の東京病院 粋なネーミングが患者さんを癒します 病院のコンセプトを確立したマーケティング

2013年10月28日 | 日記・エッセイ・コラム

東京都北区西ヶ原の「花と森の東京病院

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なかなか粋なネーミングです。

病気も早く治りそうです・・・。

もとは大蔵省印刷局病院だったようですが、政府の省庁改革などの影響から、今では「花と森の東京病院」へ。


どちらかというとネガティブなイメージのある病院ですが、「花と森」という冠が付くとイメージが一新されます。

建物や植え込み、緑は、通常の病院でしたが、この斬新なネーネングにより、ここを訪れる患者さんや付添いの方の心を癒すと思います。

ホームページを見ると病院の理念やコンセプトもなかなかしっかりしています。


理念

最新の知識と技術に基づき、安心確実な医療を
提供することによって、地域医療に貢献する。

基本方針

  • 1.救急医療から急性期および慢性期に至るまで
    幅広い医療提供により地域社会への貢献を目指します。
  • 2.患者さんの権利・人格を尊重し、倫理と信頼に基づく良心的な医療を目指します。
  • 3.最新の医療と技術を活かして、患者さんにとって安全で快適な治療環境を提供します。
  • 4.患者さんのみならず病院に関わる全ての人々の間で、和らいだ関係を築くことに努めます。

患者さんの権利と義務

<権利>

  • 1.人格・意志が尊重され、人間の尊厳が守られる権利。
  • 2.良質な医療を公平かつ適正に受ける権利。
  • 3.ご自身の病気・治療について理解するのに十分が説明を受ける権利。
  • 4.病院で提示された治療を受け入れる、または拒否する権利。
  • 5.診療のすべての過程で他施設の意見(セカンドオピニオン)を求める権利。
  • 6.診療記録の開示を求める権利。
  • 7.個人情報について機密が守られる権利。

<義務>

  • 1.ご自身の身体的・精神的状態やその変化を速やかに詳しくお知らせください。
  • 2.ご自身の病状を自ら理解することに努め、治療を受けるあるいは受けないことのご自身の
    意志をお知らせください。
  • 3.院内では病院の規則やモラルを守り、他の患者さんの迷惑にならないようにご配慮ください。
  • 4.治療を円滑に受けるため医療従事者の指示に従ってください。
  • 5.医学の進歩や教育のための研究や実習などにご理解とご協力をお願いします。
  • 6.診療費をお支払ください。(医療行為に対し算定される診療費にご理解ください)


超高齢社会を向えたニッポン。

病院のコンセプトを確立することにより、病院のマーケティングが出来ると感心した次第です。

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東京巣鴨 とげぬき地蔵は明日のニッポンを占う元気なお年寄りのコミュニティ 「おばあちゃんの原宿」商店街

2013年10月27日 | まち歩き

久々に巣鴨に行ってきました。

学生時代、ここに住んでいた親友の下宿で、青臭い議論を交わしながらよく酒を飲んだことを覚えています。

この空間の空気は、当時と変わらず懐かしい限りです。


「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている巣鴨・とげぬき地蔵ストリート・・・今でもそのパワーは変わりません。

とげぬき地蔵・高岩寺を中心に南北に延びる商店街・・・

空き店舗やシャッターの降りた商店は皆無・・・

2~3人連れの元気なおばあちゃんたちが・・・

60歳~90歳ぐらいでしょうか・・・商店を覗きながら、店員さんと会話しながら、そぞろ歩いています。

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歩いているおばあちゃんはシルバーカーを押している老人たちも含めて皆元気・・・明るい表情をされています。

連れ出された旦那衆も、それなりに楽しんでいる様子・・・。

この感じ、いいなあと感じた次第です。


途中には、「元祖塩大福みずの」「巣鴨の赤パンツ マルジ」という有名店もあり、行列のできている店舗も多数。

この商店街の800メートルという距離感も高齢者には、ちょうどいい感じだと思います。

また、この商店街の入り口と出口には、JRと都電のアクセスがあり、とても便利。

長年にわたり、繁栄を続けるとげぬき地蔵ストリートは街づくりの原点であるようにも思えます。

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超高齢社会に突入した日本。

この解決の鍵の一つが、この巣鴨の地にあるような気がします。


高齢者が気軽に集まれる場所、

複数の老人が連れ合って訪れることのできるエンターテイメントスポット、

交通便利、

食べ物も美味しい、

宗教的なご利益も期待できる、

やさしさのあるバリアフリー、

・・・その全てが集約されているように思います。


このようなエリアをどれだけ国内に作れるか・・・コミュニティデザインの課題の一つだと思います。


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コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる コミュニティデザイナー山崎亮さんの方法論

2013年10月26日 | 本と雑誌

「コミュニティデザインの時代 自分たちで「まち」をつくる」

山崎亮著  中公新書 860円+税


今、コミュニティデザインと言えば、山崎亮さんというぐらいの著名人。


もともとは、建築、公園、造園などのハードの専門家だった山崎さん、

それが今ではソフトの最先端ともいえるコミュニティデザイナーの第一人者です。


このコミュニティデザイナーという呼称は、ご本人もあまり意識されていないようですが、

人口減少の続くわが国にとって、とても大切な役割があるのではないかと考えているところです。


同書の中に、日本の適正人口という指摘があります。

空想という前置きで、それは3500万人ぐらいではないか?という指摘です。

鎖国をしていた江戸時代、日本の人口は3500万人程度・・・。

それがいまでは1億2000万人。ほぼ3.5倍になっているわけです。

この100年で急増した人口膨張・・・その反動としての少子高齢化・・・。

このままいけば日本の人口は6000万人程度になるのではないかという予測もあります。


そういえば、街中で遊ぶ子供たち(やんちゃな悪ガキ)の姿がめっきり減り、商店街も閑古鳥が鳴きシャッター街化したエリアも多々あります。

子どもたちの塾通い、室内でゲームプレイという要因もあるのでしょうが、とにかく人の絶対数が減っているのではないかという印象です。


つまり、街・町をそのままにしておくと、ますます人が減り、コミュニティが消えていくことになります。

ここで、今までのフレームを再構築し、少ない人口にマッチした街・町を再創造する・・・。

これがコミュニティデザインが必要になってくる背景ではないかと思います。


目次

第1章 なぜいまコミュニティなのか

第2章 つながりのデザイン

第3章 人が変わる、地域が変わる

第4章 コミュニティデザインの方法


コミュニティの再構築の主役になるのは、外部の専門家ではなく、あくまでそこに住む住人。

このコンセンサス、合意を取り付けるのは大仕事です。

地元行政でもなかなか難しいこの大仕事を推進するのがコミュニティデザイナーの仕事。

本当に重要かつ大変な仕事です。


わたしもNPO関係の支援をしているのですが、

共通の理念を持つNPOでも、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちの集まり。

そこから、同じ方向性に向ってまとめあげていくことは難易度の高い仕事です。

「良い」「悪い」というロジックだけでは前に進まず、

「好き」「嫌い」といったセンティメントな議論、長老やベテランの保守性・・・

よくもまあ、これだけ多様な意見や考えがあるものだと感心したりします。


ビジネスの世界で仕事をする自分にとっては、驚きと発見の連続という場面に直面することになります。


ワークショップの技法やファシリテーション、アサーションなどの技術はあるのですが、

これを現場で推進することは大変な熟練を必要とします。


コミュニティデザインに興味を持たれた方には、入門書として最適な一冊だと思います。

山崎さんの語り口調の記述が、分かりやすい同書です。


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東京駒込 六義園 都心のオアシス・・・素敵な日本庭園 庭園内には、88か所の名勝

2013年10月23日 | まち歩き

東京駒込、六義園に行ってきました。

徳川5代将軍綱吉が側用人の柳沢吉保にあたえた土地に、7年かけて造園した日本庭園。

紀貫之の古今和歌集が、この庭園名のベースになっているとのことです。

ちなみに「りくぎえん」と読むそうです。

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庭園内には、88か所の名勝、ミニスポットがあるとのことで、

すべては確認できませんでしたが、文人の趣きがよく伝わってきました。

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大都会のオアシス・・・

空気が澄んだ素敵なエリアです・・・

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入場料300円

東京都文京区本駒込5-16-3

9時~17時

無休

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庭園内で一番高い標高35mの富士見山からのショットです。

このそばには、渡月橋と呼ばれる小橋があります。

京都を思い出しました。


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表参道は建築ブランドストリート 世界最高レベルの素敵なアークテクチャの集積地です 建築散歩 in 東京

2013年10月20日 | まち歩き

気分転換にお奨めなのが、表参道の建築散歩。

日本の建築技術の粋が、ここに集積しています。

文字通り明治神宮への参道の緑が、より一層、建築美を引き立たせます。

世界に誇れる素晴らしいストリートだと思います。

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午後からは、どっと人が押し寄せるので午前中の早い時期がベストです。

表参道は、世界中のファッションブランドが軒を並べるお洒落な空間ですが、ブランド音痴のわたしにとっては、そのアーキテクチャが心を洗ってくれます。

何も考えず、あるいは何かを哲学しながら、のどが渇けばカフェに入り、お腹がすけば好きなものを胃袋にいれる・・・。

そんな貴族的な遊びを満たしてくれるのが表参道ストリートです。

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ONE表参道 

日本を代表する隈研吾さんの作。

世界を股にかける建築家、大学教授です。

近くのみゆき通りを直進したところにある根津美術館も隈さんの作品です。

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セリーヌ・・・

ブランドイメージをストレートに打ち出したファサードです

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ダナキャラン

NY五番街にいるような錯覚を感じさせます

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BOSS 歩道橋が景観を損ねています・・・

ちょっと残念。

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トッズ表参道ブティック 

伊東豊雄さんの設計。

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表参道ヒルズ 

安藤忠雄さんの設計。

コンクリート美を最大限に引き出す安藤マジックがふんだんに取り入れられています。

南青山のラ・コレッツィオーネも安藤さんの作品です。

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同潤会アパートの一部も残されています。

一階には若者に人気の飲食店。

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お洒落なファサードです。

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シャネル表参道店 

独特の景観を持った面白い建築物です

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ディオール表参道 

SANAAさんの設計。

エレガントでフェミニンなDiorのブランドイメージをそのままカタチにしています。

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ラルフローレンのファサード・・・

これまたニューヨークの街角に迷い込んだような錯覚に・・・

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青山通りの国連大学ビル


帰りには、いつもこのビルの裏にある青山ブックセンター(ABC)を覗いて帰ります。

店員さんもフレンドリーで元気・・・なかなか素敵な本屋さん。

本木店と比較してかなり広い売場面積のため、品揃えも充実・・・。

ちょっと買い過ぎで重た~い荷物を持つ羽目になります(笑)。


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クライマックスシリーズ・ファイナル 危なげなく巨人が広島カープを圧倒!

2013年10月19日 | スポーツ

結果的に、サラッと終わったCSでした。

第三戦は、1-3での横綱相撲。


ジャイアンツが三連勝。

まったく危なげない安定的な勝利でした。


鉄壁な投手陣、一番から八番まで切れ目のない打線、厚みのある選手層・・・。

投手陣を除いては、広島カープを圧倒する陣容だったと思います。

甲子園球場で見せた機動力も使えず、長打もなく、打線がまったく繋がらない・・・。

ジャイアンツ投手陣に完璧に押さえられたシリーズでした。


決定的な瞬間は、第一戦の最終回。

一点差。

赤松選手の三塁、憤死ということが、その後の流れを決定づけたと思います。

それでなくとも東京ドームで弱いカープ。

ツーアウト満塁でキラという場面が出てくれば、その後の流れも変わってきたと考えています。


第二戦でマエケンが伏兵寺内選手に3ランを被弾。

続き、野村投手も小刻みに点を追加され負け・・・。

カープにとっては、良い点がほとんどない3連戦だったと思います。

それにしても、今回東京ドームで試合を決定づけた二本のホームラン。


坂本選手の一本も寺内選手の一本も、甲子園球場やマツダスタジアムでは、スタンド入りしていなかったと思います。

それだけ東京ドームの一戦では、低め低めにコントロールできる投手でなければ、なかなか勝ちづらい球場だと思います。


下剋上を果たせなかった広島カープ。


ただ、マエケンを中心とする投手陣、丸選手、菊池選手などの若手の活躍、外人枠の活用などにより、

リーグ優勝とまではいかないまでもAクラス入りの可能性は高いと思います。


来年に期待しています。


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高齢社会検定試験 認定証が届きました 何とか合格!公式テキスト3回読みで合格です

2013年10月17日 | 資格・転職・就職

9月に受検した「高齢社会検定試験」の認定証が届きました。

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合格通知と認定証が同封されていました。

今回、驚いたのがこの試験のロゴマークが出来ていたこと。

なかなか素敵なデザインです。

老人と孫、ゲートボール、働く高齢者、車椅子の老人、仲良し老夫婦、犬を連れた高齢者の6つのシーンを組み合わせたものです。

ちょっぴり嬉しくなるデザインでした。


今回の合格基準は、次のとおりである旨を記載されていました。


「以下の1、2を満たした場合、合格と判定する。

1.各科目50%以上(総論10点以上、個人編・社会編20点以上)

かつ

2.総合点65%以上(総合コース65点以上、個人・社会コースは39点以上)

次回、第2回試験の基準は変更される場合があります。」


今回は、総論20点/20点、個人編35点/40点。

総合点55点で何とかクリア。


この試験自体は、基本テキスト「東大がつくった高齢社会の教科書」を3回熟読すれば、合格点に達することが出来ると思います。


今回の学習で、高齢社会の概要や個人として取らなければならない対策や準備について学ぶことが出来ました。

生きていく上で役立つ知識・・・「高齢社会の教科書」を再度読み返してみたいと思った次第です。


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クライマックスシリーズ ファイナル第一戦 3-2でジャイアンツ勝利 力の差のあ然!

2013年10月16日 | カープ大好き!

ジャイアンツの危なげのない安定的な勝利でジャイアンツ2勝。


クライマックスシリーズで巨人が初戦を勝利したのは、初めてではないでしょうか。

これで、あと二勝となる可能性は高くなったと思います。


それにしても、両チームの戦力の差異に「唖然」とした次第です。


エース内海投手を四回で交代させても、それに続く厚い厚い投手陣。

まるでジャイアンツの一軍と二軍が戦っているような図式でした。

一番から七番まで長短打を放つことのできる打線。

先発、中継ぎ、クローザーという勝利の図式を持つ投手陣・・・まさに最強だと思います。

おそらくジャイアンツ三連勝もあるCSだと考えます。


カープの勝つ可能性としては、マエケン、バリントンがどこまで強力な巨人打線を押さえられるかという一点だと考えています。

巨人ファンの中で、カープのスタメンを言える人がほとんどいない・・・。

実に面白いCSファイナルステージです。


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広島カープ、阪神タイガースを撃破!野球の面白さが凝縮されたクライマックスシリーズでした

2013年10月14日 | カープ大好き!

広島東洋カープが、クライマックスシリーズで阪神タイガースを撃破。


16年ぶりにAクラスになった広島カープ。

貯金6の阪神と借金3の広島のCSファーストステージ。

熱狂的な5万人のトラファンを誇る甲子園球場での対戦。

貧乏球団カープは、選手年俸が下から二番目の11位。

金本選手も新井選手も阪神タイガースにFA移籍・・・。

阪神タイガースのファームではないかというポジショニングに甘んじていました。


が、

広島は、エースマエケン、バリントンを投入。

エースが投げ、四番が打ち、バックが守る・・・当初の予想を上回る広島の連勝となりました。


阪神の最終打者は、カープから移籍した新井選手。

気持ちの入っていない空振りの三振。

年俸は劇的に増えたのでしょうが古巣カープに対する気持ちもないように思えました。

金も入り裕福になった新井選手・・・カープ時代のハングリーで「痩せたソクラテス」だった時を思い出すと悲しくてたまりませんでした。

その前の打席でプロでの最後となる打席でホームランを打った桧山選手と対称的な姿が残念でたまりません。

桧山選手のプロ根性・・・阪神の若い選手たちに「くやしくないのか!」とバット一本で示した姿・・・凄いと思いました。

新井選手には桧山選手の背中が見えていなかったのでしょうか。

いまやクリーンナップをはれない新井選手、ヒットでなくとも、せめてフルスイングしてほしかった打席でした。


カープ時代、打てない守れない新井選手を辛抱強く使い続け中軸打者に育てたカープ球団・・・。

恩返しと言わないまでも、プロ野球選手として、男として、阪神ファンの大応援、桧山選手の背中、古巣カープへプレゼンスを示すことが必要だったように思いました。

このままでは、カープファンならずタイガースファンからも見放されるのではないかと思った次第です。

新井選手の奮起に期待します。


12日~13日の試合で、心を打ったのが次の5点です。


1.カープ投手陣の辛抱強いピッチング

マエケン、バリントンともにベンチの期待どおりのピッチング。150㌔台のストレート、鋭いスライダーでタイガース打線を沈黙させたマエケン。

ノラリクラリのクセ玉で西岡選手の先頭打者ホームラン一本に押さえたバリントン、二回を完璧に押さえた37歳の横山投手・・・ここが勝利のポイントだったように思います・・・。

ちょっと危なさも残しながらも投げ切った永川投手・・・そして守護神ミコライオ・・・素晴らしい投手リレーでした。

反面、この逆をいったのが阪神。

なぜ、エース能美投手を投入しなかったのか?不思議です。能

美投手も監督采配には納得できないのではないかと思います。

阪神ファンだってそうです。

また、第一戦で勝ち目の低いマエケンに超若手の藤浪投手を投入・・・負けてもしょうがないという姿自体がアウトだと思います。

短期決戦では、一球一球がまさに勝負。悠長に戦ってはいられないはずてず。また、第二戦の阪神の中継ぎ投手陣・・・本当にベストメンバーだったのでしょうか?

個人的には、阪神打線を西岡選手の一本に押さえていたバリントンに代打を送り外野フライに倒れた岩本選手・・・そのあと二回を押さえた横山投手の集中力あり稀薄りのピッチングに感動しました。


2.カープの鉄壁な守備陣、美技・・・野球の基本・・・

エルドレッドの超ファインプレーは当然のこととして、広島内野陣の守備は、五本以上の阪神のヒット性の当たりを阻止しました。

梵、菊池・・・その軽快なフィールディングは絶品でした。

エルドレッドももともとは、守備の期待をされていなかった選手。

しかも外人枠からはみ出しており、当初の予想では阪神と相性の良いルイスが登録予定だったとか・・・。

それを打撃のみならず守備まも活躍・・・本当にすごいコンセントレーションだと思います。

第二戦のレフトライナーのスーパーキャッチ、ダブルプレーは、勝利を呼び寄せました。


3.中短打を積み重ねて流れを呼び寄せた打撃陣・・・辛抱強さの勝利・・・

一番驚いたのが、第二戦の梵選手。

ライト前ヒットを右翼手がもたつく間に二塁に進塁。

その後、浅めのレフトフライ、マートン左翼手の弱い肩を考慮に入れて、すかさずタッチアップで三塁へ・・・。

そしてワイルドピッチで一点・・・。広島野球の真骨頂でした。

キラや小窪のツーベース・・・心をすくような当たりでした。

これに対して、初回にバリントンの立ち上がりをバックスクリーンに叩きこんだ西岡選手。

そのバッティング技術も素晴らしいのですが、そのあとの「はしゃぎすぎ」ともとれる姿勢、態度はアウトだったと思います。

この一戦は、短期決戦。死に物狂いで臨まなければ、

しかも今日負ければシーズンが終わるという試合に、あのパフォーマンスはなかったように思います。

レギャラーシーズンと同じような戦いぶりがタイガースの悲劇を産んだようにも思います。

その後、阪神打線はバリントンの前に沈黙、しかも第三打席のチャンスに西岡選手は、6-4-3のダブルプレー。同

点のチャンスを完全に潰してしまいます。


4.甲子園球場を埋めた真っ赤なカープファン・・・野球大好き!!!・・・

甲子園の歴史の中でも、ここまでカープファンが真っ赤に球場を染めたことはなかったとのこと。

一万人以上のカープファンが集まったのではないでしょうか。

第二戦終了後、カープ選手がコーチ、監督を含めて全員が、レフトスタンド、三塁側スタンドに挨拶に行ったのは、高校野球のようで微笑ましかったシーンでした。


5.引退するタイガース桧山選手の劇的なホームラン・・・プロの職人魂を見た・・・

22年間活躍し引退する桧山選手。

最終回、ツーアウトから前の打者がヒットで出塁、このヒットがなければ桧山選手の出番はありませんでした。

そして、最終打席の桧山選手。

振り切った一打は、ライトスタンドへ・・・。

本当に感動的なツーランでした。

野球の神様は、ホントーにいるのかもしれません。

桧山選手、二二年間本当にありがとうございました。

今年引退した前田智徳選手とともに忘れることはないでしょう。


また、桧山選手の最終打席。

トラファンとともに桧山選手に黄色のボードを持ってエールを送ったカープファン。

同じ野球好きとして誇らしくも思いました。

野球って本当に面白いスポーツです。


ファイナルステージ・・・東京ドームでの対戦となるジャィアンツ戦。

大6試合も戦える巨人戦。楽しみにしています!!!


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世界のトップ大学 東大は生き残れるのか?世界ランキング32位・・・フツーの大学です

2013年10月13日 | 学問

日経ビジネス誌2013.10.14号の特集は「世界のトップ大学 東大は生き残れるのか?」。


東大の濱野総長の「座して死を待たぬ」という巻頭インタビューで始まります。


が、現在の世界ランキングは、東大32位。

世界的にみるとフツーの大学です。


英国QS 世界大学ランキング

1位 MIT

2位 ハーバード

3位 ケンブリッジ

4位 ロンドン大

・・・

32位 東大

35位 ソウル大・京大


英国THE(タイムズ・ハイヤー・エデュケーション)

1位 カリフォルニア工科大

2位 ハーバード

3位 オックスフォード

4位 スタンフォード

5位 MIT

23位 東大

52位 京大


英語圏のランキングというハンディを考えても、

欧米圏から東大へ留学という選択は日本文学か日本史などを専攻しない限り、ほとんどないということになると思います。

今、急速な勢いで普及する「MOOC(ムーク・大規模公開オンライン講座)」で、欧米の有名大の教授陣が露出すると、世界からの留学生は、ますます欧米の大学に流れていくように思います。


もともと官僚や法曹の養成を目的として設立された東京大学。


物理学や化学、ICT、バイオ、医療をはじめとする最先端科学、グローバルリーダーの輩出、環境や国連関係機関での活躍といった切り口からのランキングでは、なかなか上位に入れないような気がします。


安倍首相の提唱する10年後に世界大学ランキング100に10校入れるという方向性に舵を切るのか、

それとも欧米の大学院へ留学するための予備学校として位置づけるのか、岐路に立っていることは間違いないと思います。


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