今日で六月、水無月も終わります。



後半戦も頑張ります!
今日で六月、水無月も終わります。
広島市の中心部にある老舗「ひろしま国際ホテル」の解体工事が始まりました。
ちょっと寂しい光景です。
広島市のメインストリート・本通りの裏手にあります。
当時、高層ビルが少なかった広島市のランドマークでした。
この回転展望レストランに入るまでが、ちょっと大変です(笑)。
まずは、フロント横のエレベータで8階まで。
そして、8階でエレベータを乗り換えて、12階まで。
まだ、着きません。
そこから、13階を経て14階まで、階段を上っていきます(笑)。
まったくバリアフリーではありませんでした。
この回転展望レストランの店名は、「空庭Bisとろクルクル」。
2018年に耐震性の問題があり閉店しました。
ちょっとリッチでゴージャス感のある空間でしたので、残念です。
約2時間で、1回転していました。
1966年に設置されたということは、東京紀尾井町にあるホテルニューオータニ旧館にあるスカイラウンジの影響を大きく受けていると思います。
ニューオータニのスカイラウンジも、つい最近まで回転していました。
一時間に一回転。
赤坂の街を、夜景を楽しむことが出来ました。
小学校1年の時、今は亡き母親とホテルニューオータニ最上階のスカイラウンジに行ったことがあります。
完成したばかりということもあり、床の絨毯もピカピカ・・・。
母親の話によると、小学1年坊主は、なんと靴を脱いで揃えたそうです(笑)。
きっと靴でジュータンを汚すのが嫌だったんでしょうね。
さらに、スカイラウンジで、「好きなものを頼みなさい」という母に言いました。
それに対して、言ったオーダーは・・・。
「ラーメン!」
さすがにラーメンはなかったようで(笑)ハンバーグをいただきました。
純朴なお子ちゃまだったんでしょうね。
この、フロアを回転させる技術・・・戦艦大和をはじめとする帝国海軍の艦艇の主砲を左右に回転させるテクノロジーが使われたということで知られています。
ただ、この建物の解体は、難工事。
どう安全に解体工事を進めるかを10年前から検討されていたといいます。
ひろしま国際ホテル・・・建替えて、新しいホテルを建てるとのことです。
ただ、回転展望レストランはないそうです。残念!
広島市には、リーガロイヤルやANAホテル、さらにはシェラトンやヒルトンも進出、APAホテルや東横インなどのビジホも複数のホテルを広島市内に展開・・・ホテル競争が激化しています。
ひろしま国際ホテル・・・続けていただきたい広島地場の老舗ホテルです。
北越コーポレーションと大王海運を巡る株主総会でのバトルは経済紙で大きく取り上げられました。
社長解任は否決されたものの、後味の悪い展開となりました。
日経ビジネス誌2024.7.1号の特集記事は、「同意なき買収の時代 第一生命・ニデック・ブラザー、攻防の内幕」。
米国であっても日本では難しいだろうと考えていた企業買収が起こり始めました。
Contents
Part1 仁義なき対抗TOBへ 第一生命、タブー打破
Part2 15年超しの再挑戦 あえて待った永守流
Part3 覚悟の甘さを露呈 ブラザーが3つの教訓
Part4 買収が育む新陳代謝 競争法、労組という壁
「全ての上場企業は、いつ買われてもおかしくない」
株式を公開している以上、つねに買収リスクはあると同誌は指摘します。
また、市場の秩序を乱す野蛮な手法とされていた「敵対的買収」は「同意なき買収」に衣替えしたと解説します。
この背景には、証券取引所や経済産業省の指針があるようで、どうやら米国のようなM&Aが普通の出来事になると思います。
経産省の買収行動指針は、3つの原則で構成されています。
1 企業価値、株主共同利益の原則
2 株主意思の原則
3 透明性の原則
米国流の会社は株主のものというコンセプトが全面に出されています。
物言う株主(アクティビスト)対応で困惑していた企業が、今度は買収対策、TOB対策を取らなければならない時代になりました。
上場企業で働く従業員も、うかうかしてはいられません。
ある日、突然、剛腕社長が率いる会社が乗り込んできて職場や組織文化が一変するかもしれません。
海外のファンドや中国やアジアの企業からのアプローチがあるかもしれません。
上場企業の経営陣もXデーに備えて対応策を練っておかなければなりません。
従業員も自身の高度専門性、ポータブルスキルを磨き、なくてはならない人財にキャリアアップしていかなければなりません。
大変な時代になったものです。
広島市にある「街なか」サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」。
進化している広島の街です。
ぜひ、一度お越しくださいね!
昨夜から雨が降ったり、やんだり。
広島PARCOのショーウィンドウが夏モードになりました。
広島の街のファッションリーダー、トレンドリーダーのパルコ。
そのショーウィンドウは、いつも惹きつけられます。
アパレル、ファッションの世界は、流行、ブームが日々激変しており、そのスピードも年々加速しています。
広島パルコは、コロナ禍も乗り越え、テナントを入れ替えながら、若者たちを集めるためのマーケティング、マーチャンダイジングを展開しています。
パルコに夏が来た!
水着や浴衣、ハンディファン・・・。
若い人たちのファッションを牽引、リードしています。
命短し、恋せよ Boys & Girls!
若さは、眩しいですね。
二度とこない若き日々を楽しんでくださいね。
今年は、パルコのショーウィンドウのコーディネイトを真似て、ちょっと若ぶりに「変身」してみたいと思います(笑)。
がんばれ!自分
社会保険労務士会の会員のための月刊誌「月刊社労士」6月号が届きました。
社会保険労務士を略して「社労士」。
全国に4万5000人の社労士がいます。
中小企業の社会保険、労働保険の手続き、給与計算や就業規則整備の仕事、助成金の申請、人事労務のコンサルティングなどの業務を担っています。
最近では、政府の打ち出した働き方改革、長時間労働是正、健康経営、ハラスメント防止、リスキリング推進などの仕事が増えています。
月刊社労士は、社会保険労務士会に所属する会員のための月刊誌。
ころころ変わる法令や規則等にキャッチアップするために役立ちます。
他士業では、eプックやデジタルブックに進化していますが、全国社会保険労務士会は未だに紙ベースです(笑)。
今月号では、社労士会の林智子常任理事の講演のレジュメが掲載されていました。
「欲しい人材の確保 働き方改革のポイント」
過去にないくらいの人手不足・・・魅力のない企業は、いくら求人を出しても誰も応募しないという大変な時代に突入しました。
少子化、人口減少による人手不足倒産という災禍が増えて行くことが予測されます。
林常務理事は、欲しい人材を確保するための10のポイントを指摘しています。
1 重要な退職理由の分析・・・長い勤務時間、上司の能力や資質に問題、成長機会がないことが退職理由で多いとのこと
2 不足している業務の洗い出し・・・階層別、職種別、スキル別に業務を洗い出し何が不足しているのかを分析
3 リスキリング(学び直し)を計画的に・・・人は費用、コストではなく、人的資本
4 育成する側の人材、ノウハウは重要
5 対策は中長期的視点で
6 求人情報は具体的に明記
7 「何となく採用」は本末転倒
8 賃金配分の検討を・・・人事評価や賃金体系の整備
9 賃金アップには従業員の納得必要
10 社労士診断認証制度の活用
人は石垣、人は城。
企業経営の柱は、やはり人材、人財です。
中小企業にとって、大変な経営環境ですが、知恵を出し、行動し、より良い会社、組織を作っていかなければ明日はありません。
広島の街に、こんなに人が・・・。
オーバーツーリズム???
広島の街は大騒ぎです(笑)。
カープの試合、サンフレッチェ広島の試合、韓国のグループのコンサートが同じ日の夕刻に重なりました。
ズムスタ(マツダスタジアム)には3万人弱、Eピース(エディオンピースウイング広島)にも3万人弱、グリーンアリーナにも4000人・・・約6万人の人が広島の街に集結しました。
スポーツや音楽の集客力はスゴいですね。
以前、カープの試合とミスチルのコンサートが重なって、普通のビジネスホテルの宿泊料が2万円になったことがありました。
ダイナミックプライシングというやつですね。
今日も広域から来られた方お客さんが多いと思いますので、ホテルも満杯だと思います。
サンフレッチェ広島のホームグラウンド・エディオンピースウイング広島は、紫色のレプリカユニフォームを着たサンフレのサポーターとオレンジ色のレプリカユニフォームを着た新潟ファンで一杯でした。
試合は、1-1の引き分けでした。
がんばれ!サンフレッチェ広島
その隣にあるグリーンアリーナでは、韓国のグループのコンサート。
こちらは若い女性でいっぱいでした。
カープは九里の快投、上本の活躍で5-1でヤクルトに勝利。
スポーツやコンサート・・・強力な街おこしになります。
たくさんのファン、サポーター、推し活人にお金を落としていただければ、地域経済も活性化します。
がんばろう!広島!
厚生労働大臣の諮問機関である中央最低賃金審議会での議論が始まりました。
昨年大幅な最賃の引き上げがあり全国平均時給は1004円です。
ただ、この1年の間の物価上昇、円安などにより、賃上げ額を物価高が上回り、実質賃金が下がってくるという業況です。
最賃審議会の議論では、1050円あたりに着地点を見出そうとしています。
ただ、この額では、大企業と中小零細企業との格差は開くばかりです。
岸田首相は2030年半ばまでに最低賃金1500円を目指しているようですが、ちょっとスピード感がなさすぎです。
人件費コストが上がると懸念していた日本商工会議所などの中小企業4団体も最賃の引き上げを受け入れている様子・・・もっと政府に強い申し入れをしていただきたいものです。
現在、最低賃金が最も高いのが東京都で1113円、最も低いのが岩手県の893円。
200円以上の差があります。
ただ、昨今の未曾有の人手不足。
中小企業では恐ろしいくらいに人が採用できません。
最低賃金では、優秀な人材、欲しい人材を採ることが出来ません。
企業格差は、人材の格差。
中小企業は、生産性を高め、高い付加価値を産み出す努力が必須です。
経営者は、粗利を上げ、利益剰余金を積み、当座比率を上げて行くことを日々努力しなければなりません。
最低賃金を巡る議論が、1年先、2年先の働く人たちの生活、日本経済を読んだものになっていただきたいものです。
広島の街も梅雨入り・・・シトシト雨が降っています。
広島市の中心部にある新天地公園。
西日本で最大級の飲み屋街、流川、薬研堀にあります。
その公園の中にある神社のお社。
境内の中で、ネコちゃんたちが雨宿りしていました。
お昼寝中です。
このネコたちは、保護猫。
地域、コミュニティの方たちの餌やりやお世話で生き延びています。
さらには、この地の神さま、氏神様にも守られているんですね。
幸せなネコちゃんたちです。
梅雨の季節・・・雨や台風でネコたちも大変だと思います。
元気で、とりあえず元気で!