一所懸命やっているのだけれど、ふと考えてみると何のためにやっているのか分からなくなる。
当面の問題に対処するために努力しているのだけれど、なんでこんなに苦労しているのか悩んでみたり・・・。
「手段」が「目的」化することは、日常の仕事や生活の中で多々起こりうること。
能率の観点からすると、目的と手段のアンバランスでムリ・ムダ・ムラが発生する局面ということになります。
今までそうだったから、それを続けている・・・これしかやり方がないから気力と根性で続けている・・・といったところです。
苦しみながらも続けていると快適ゾーンに入ってくるということもありますが、その時間とエネルギーを他に振り向けることにより、もっとスゴイ事が出来るかもしれません。
目的の手段化を回避するためには、
「トヨタ式になぜを5回繰り返す」
「そもそも論に立ち返る」
「絵や図で可視化してみる」
「第3者の助言を得てみる」・・・
といったSTOP-LOOK(一度立ち止まって再考してみる)することが大切になってきます。