来年度の放送大学選科履修生に申し込みました。
放送大学フリーク、まさに放送大学オタクです。
新年度は、西洋哲学と人文地理学にチャレンジしようかなと考えています。
昨年、放送大学大学院文化科学研究科社会経営科学プログラムを修了。
修士(学術)の学位をいただきました。
その後も教養学部の選科履修生として、「グローバル化と日本のものづくり」「技術経営の考え方」を履修。
学生を続けています(笑)。
昨年まで所属していたゼミナールのメーリングリストから毎日のように来るメール。
後輩方も頑張っているんだなあ、と微笑ましい気持ちになります。
放送大学の良さは、次の5点にあると考えています。
1.社会人でありながら、学生でいられること
科目履修生でも選科履修生でも、ちゃんと学生証も発行されますし、ケータイやソフトウェアでアカデミックディスカウントが受けられる場合もあるそうです。
わたしは、映画館や美術館で放送大学の学生証を提示すると全て大学生料金で入場することができます。
2.学習センターが使えること
各都道府県に設置されている学習センターが無料で使用できます。
場合によっては駐車場も無料。大
学図書館も使用できるところもあり、各種勉強や調べものをするには最適の環境です。
冷暖房完備、学食つき、土日に活用できます(ただし、祝日は休館)。
3.やる気をもらえること
放送大学は、さまざまな学生がいます。
老若男女、80歳のおばあさんから高卒の19歳の男の子までさまざま・・・。
学校の先生やサラリーマン、車椅子のハンディキャップを乗り越えて通学される障害者の方・・・。
特に単位修得試験では、このような多様な方々が単位取得のために必死で勉強している光景を見ることが出来ます。
ラインマーカーで色づいた印刷教材、しっかり書き込まれたノート類・・・。
自分などまだまだ甘いな~と感じさせる場面に遭遇することが度々あります。
そう、放送大学では、人からのやる気、エネルギーをいただき、自分の空タンクを満たすことができるのです。
4.優れた印刷教材
放送大学の印刷教材(いわゆるテキストです)は、どの科目をとっても秀逸です。
印刷教材を読めば、放送を見なくとも理解できるように記述されているため、本当によくまとまっています。
大きな書店で販売していますので、ぜひともご覧ください。
5.リベラルアーツを学べること
放送大学には、教養学部という一学部しかありません。
教養とは、個人的には人文科学、良識(コモンセンス)という理解をしています。
人生や社会の土台となっている哲学、文学、歴史・・・。
これらを学ぶことによって、より豊かな、より充実した生き方ができるように思います。
2012年度の学生募集の締め切りまで、あとわずか。
各都道府県にある最寄りの放送大学学習センターに見学に行かれることをお勧めします。