能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

人生は転がり落ちる岩を何度も何度も押し続けるようなもの・・・シーシュポスの岩 不条理があふれる世の中を生きるための日々の努力

2024年01月31日 | マネジメント

ギリシャ神話に登場する人物シーシュポス。

ギリシャの都市コリントスの創建者と言われています。

神を2度も欺いた罪に問われ、大きな岩を山の上まで押し上げるという罪を受けました。

しかし、あと少しというところで岩は下に転がり落ちてしまい、これを何度も繰り返すことになります。

救われない状況・・・。

日本では、「徒労」「ムダな努力」「賽の河原」といった感じでしょうか?

「シーシュポスの岩」と言われています。

「ペスト」「異邦人」などで知られる作家アルベール・カミュは、1942年に「シーシュポスの神話」というエッセイを発表しています。

何度も何度も岩を押し上げるシーシュポスの姿をポジティブにとらえ、不条理な世界に屈服せずに何度も挑戦するというプロセスに人生の意義を見出しています。

不条理に挑戦するからこそ、生きがいが生まれ、それにより成長できるということです。

カミュは、そのチャレンジを「反抗」と呼びました。

勇気づけられる言葉です。

不条理があふれる世の中を生きるための日々の努力・・・辛いですが、大切なことですよね。


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さあ、今週もスタートです!広島市は快晴!気持ちいい朝です・・・元気をもらえます!

2024年01月30日 | まち歩き

早いもので1月も、あと2日間。

年明け以降、バタバタと駆け抜けてきましたが、やっと一息つけそうです。
広島市は快晴。
一週間のスタート。
晴れると、モチベーションが上がりますね。

今週もキアコン(気合いと根性)で仕事、頑張ります!
フォースと共にあらんことを!

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「1944年 ワルシャワ蜂起」展、旧日本銀行広島支店で開催されています・・・世界観、人生観がかわるほどの衝撃を受けました

2024年01月30日 | 美術館・アート

ウクライナの戦争、ガザ地区での無差別殺戮、イエメンでの紛争・・・。

世界の戦禍は絶えることがありません。

人類の性・・・実に悲しいことです。


現在、旧日本銀行広島支店で「1944年 ワルシャワ蜂起」展が開催されています。

テーマは、「ワルシャワ。灰の中から蘇る不死鳥」。

ワルシャワ蜂起博物館、ポーランド広報文化センター、広島市が主催しています。

戦後、左翼、右翼といった異なるイデオロギーや価値観の中で、よくこれだけ資料収集できたものだと感心した次第です。




ドイツとソ連という大国にはさまれたポーランドという国。

第二次世界大戦の中でヒトラーのナチスドイツ、スターリンのソ連によって蹂躙され、国土分割、徹底破壊という悲劇の舞台となります。

高校の教科書でも「ワルシャワ蜂起」が出てきますが、時間切れで授業が行われないことが多いようです。

今回、この展示を観て、大きな衝撃を受けました。


ワルシャワは、ポーランド共和国の首都。

産業、工業の基盤を持つワルシャワ・・・美しい建物が並び、「北のパリ」と呼ばれたそうです。

「革命」を作曲したフレデリック・ショパンもポーランド人。

高度な文化、芸術、産業、商業で130万人の人口を持つ大都市になりました。

 

反ユダヤ人、反スラブ民族を打ち出したナチスドイツ。

ヒトラー、ヒムラーは、ユダヤ人、ポーランド人の排斥を進めます。

アウシュビッツなどの強制収容所、都市まるごと徹底破壊する・・・人間は、ここまで残酷、残虐なことが出来るのか?

ユダヤ人は、600万人が殺戮されたと言われています。

首都ワルシャワでも130万人の人口が90万人に減り、1945年にはわずか千人になったそうです。

最後の展示室には、1945年のワルシャワの空撮のVTRが流されています。

これは、原子爆弾を投下された広島市と同じ残酷な光景が広がっています。

広島市は、たった一発の原爆で14万人の市民、軍人、アジア人、米国人が虐殺されました。

哲学者ハンナ・アーレントは「悪の凡庸さ」を指摘しましたが、人類の持つ理性や良識というものは一体どこに行ったのでしょうか?


今回の展示を観て、ヨーロッパの地政学が今でも続いていることに気づきました。

ロシアがウクライナに攻め入るのも、イスラエルがガザ地区でハマス廃絶を徹底するのも根っこは同じだということです。

「やらなければ、やられる」

過去の大量虐殺、ホロコーストの影に怯えながら生きて行く民族には、論理や倫理や理屈ではない肌感覚というかDNAが組み込まれているように思います。

ポーランドという、地政学的に極めて厳しい場所にある国。

他国の蹂躙を受けながらも、ワルシャワ市民、ポーランド国民は立ち上がりました。

それは愛国心もありますが、家族や自国民を守るための自衛戦争だったのだと思います。

もし、半島の国や大陸の国が、この国に攻め入った場合、自分はどうするのか?

考えてしまいました。

以前であれば、「逃げる」という選択肢しかない自分がそこにいました。

(そもそも「逃げる」場所などないのですが・・・)

今回の「ワルシャワ蜂起」展を観て、その考えは大きく変わったように思います。

焼け野原となったヒロシマも広島市民の力で復興することが出来ました。

ワルシャワの街も美しく蘇っています。


人類は基本バカで単純で感情的で残虐ですが、一縷の希望はあると思います。

この展示、旧日本銀行広島支店の3階で2月5日まで行われます。

入場料は無料。

買えば数千円はするであろうカタログも無料でいただけます。

ぜひ足をお運びください。


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エディオン・ピースウイング広島、もうすぐオーブン!サンフレッチェ広島のチームカラー「紫」に染まった観客席

2024年01月29日 | スポーツ

広島市の中心部に完成したサッカー専用スタジアム「エディオン・ピースウイング広島」。

3万人収容の巨大スタジアムです。

日本の都市の中で、中心部にあるサッカースタジアムは珍しいとのことです。

観客動員が期待できます。

リバーサイドにある鳩が羽を広げたようなデザインが素敵です。

自然にも囲まれた環境にも優しいスタジアムです。

サンフレッチェ広島のチームカラー「紫」に染まった観客席をチラ見(笑)。

280億円かけて建設されたスタジアム。

2月11日には、広島市民に公開されるとのことです。

広島の街の活性化に繋がれば、いいなあと思います。

がんばれ!サンフレッチェ広島


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ぽかぽかあったか鍋まつり「鍋鍋パーク」、ゲートパーク広島で開催されています・・・寒い日はナベ料理が一番ですね!

2024年01月28日 | グルメ

まだまだ寒い日が続きます。

そんな時、家族や仲間とつつく鍋料理は身もココロを温めてくれます。

広島市の中心部にあるゲートパーク広島でイベント「ぽかぽかあったか鍋まつり・鍋鍋パーク」が開催されています。

「なべ・なべ・パーク」

すごいネーミングです(笑)。

全国から鍋料理が集結しています。

ラーメンショーやうどんイベントはよくありますが、ナベ料理イベントというのは初めてです。

一番人気は、博多のもつ鍋。

美味しそうです。

みんなで鍋をつついて温まりたいですね。

今こそ活躍したいお父さん!

鍋奉行の出番ですよ!(笑)


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エンゲージメント崩壊 社員の力引き出す3原則・・・日経ビジネス誌の特集 経営リーダー諸君、熱く語ろう!

2024年01月28日 | マネジメント

学卒社員が採れない・・・少子化により18歳人口が減少し続けるニッポン。

中小企業は絶望的な状況にあります。

さらに採用がうまくいったとしても、3割が3年以内に辞めてしまいます。

バブル崩壊後の失われた30年・・・日本の会社の内情はほとんど変わっていません。

そんな中、洋行帰りの「エンゲージメント」というコンセプトが注目を集めています。

会社や職場に対する信頼や貢献意識、愛着度合い・・・という意味です。

世界125か国中、日本は最下位。

何でこんなことになったのでしょうか?

今週の日経ビジネス誌2024.1.29号の特集は「エンゲージメント崩壊 社員の力引き出す3原則」。

今、この国のカイシャで起こっていることを取材しています。

Contents

Part1 ぶら下がり社員、7割 成長スピードに絶望

Part2 脱・上位解脱の3原則 若手も上司も活性化

Part3 成長環境、理念を重視 上位にコンサル、IT系

 

タイパ(タイムパフォーマンス)を求める若手Z世代。

いっぽう、会社は、徒弟制度で下積みから努力して昇格昇進していくという仕組み。

このギャップが若手社員が辞めていく大きな理由と言われています。

ブラック企業は、メンタルや身体を壊す許されない企業です。

最近は「ゆるブラック企業」という言葉もあります。

ワークライフバランスがとれている、仕事量が少ない、残業がない、上司が優しい・・・こんな企業に勤めていても、自分のキャリアや専門性が磨かれない・・・ということで辞める若手社員が増えているというのです。

 

この特集では、若手を育成して定着化させるための3原則を提唱しています。

1 「任せる」・・・権限移譲 ドンキホーテの事例で解説されています

2 「伝える」・・・フィードバック リクルートの事例で解説されています

3 「認め合う」・・・心理的安全性 

 

職場の密なコミュニケーションがポイントということになります。

1on1ミーティングや面談、オフサイトミーティング、コーチングやメンタリングなどの部下接点が、以前より重要になってきているということでしょう。

ただ、最近の管理監督者は、打ち手が限られています。

プライベートのことに踏み込むと個人情報、少しでも叱るとパワハラ、飲み会に誘ってもパワハラ・・・。

マネジャーも大変です。

ハーバードビジネススクールのリンダ・ヒル教授は、「羊飼い型リーダーシップ」を提唱しています。

メンバーの才能を活かして集団の力を最大化するためには、背後からしっかり指揮するリーダーシップが有効だと指摘します。

以前あった、メンバーの支援に力点を置く、かなりお節介の「サーバント・リーダーシップ」よりも、マイルドになっています(笑)。

世界最低のエンゲージメントをあげて行くためには、その会社の将来ビジョン、夢、ロマンを道筋を交えて熱く語れるトップ、マネジャーにあると考えています。

マネジメントされることを好む社員は少数・・・社員はリードされたがっているのです。

経営リーダー諸君、熱く語ろう!


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広島パルコに春が来た!今年の春のトレンドはトラッド復活のようです・・・広島のファッションリーダー・PARCO

2024年01月27日 | マーケティング

広島PARCOでスプリングキャンペーンが始まっています。

ショーウインドウも春仕様になっています。

今週前半の寒波もおさまり、少し春の気配がしてきた広島の街です。

今年の春のトレンドは、トラッド復活のようです。

スーツやワンピース・・・。

若い人が着こなすと、なかなかカッコいいです。

広島のファッションリーダー・PARCO。

鮮度の高い情報発信を楽しみにしています。


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キャッツ!飲み屋街の保護ネコたち・・・ビルの谷間、地域猫として元気に生きていました!

2024年01月26日 | まち歩き

広島市の中心部にある新天地公園。

流川、薬研堀という西日本最大級の飲み屋街、繁華街のど真ん中にある公園です。

ここで暮らしているネコたち。

冬の寒さで心配していました。

でも、ネコたちは、とっても元気そうでした。

毛並みも良く、ちょっとふっくらしていました。

良かった!

耳が少しカットされているのが、地域猫、保護ネコのシルシです。

地元の方々が、しっかりエサを与えておられるのでしょう。

新天地公園に生きる地域ネコ・・・長生きしてもらいたいものです。

もうすぐ春が来ます。

元気で、とりあえず元気で!


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広島市は雪!少し積もっています・・・寒い一日になりそうです

2024年01月25日 | まち歩き

昨夜からの雪。

広島市内も積もるかも、と思っていました。
が、市内は1センチほどの積雪で、道路の雪は溶けていました。
昼からは晴れるとの天気予報です。

でも油断は禁物。
滑らないように気をつけて歩いて仕事場へ。
何とか無事に事務所に到着。
熱いコーヒーで一日のスタートです。
ファイト!

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広島の新サッカー専用スタジアム「エディオン ピースウイング広島」2月オープン!広島のサッカーの歴史が変わります

2024年01月25日 | スポーツ

来月、広島の新サッカー専用スタジアム「エディオン ピースウイング広島」がオープンします。

2月23日の試合のチケット争奪も大変みたいです。

あまりのアクセスにサーバーがダウンしたそうです。

サッカーファン、サンフレファンの期待も大きいようです。

日本広しと言えども、都市のど真ん中にあるサッカー専用スタジアムは珍しいと思います。

広島の街の中心部・紙屋町や平和公園からも徒歩10分。

歩いて行けるサッカースタジアムです。

広島のサッカーの歴史が変わります。

280億円の建設費を投入して完成した新スタジアム・・・。

2年連続J1の3位を確保したサンフレッチェ広島も、アレを目指して欲しいものです。

ただ、ちょっと心配なのが広島市民の盛り上がりに欠けること。

市民球団カープのような熱い想いが欠けているように思います。

サンフレ球団も、もっと社会連携の動きを起こしいかなければならないと思います。

がんばれ!サンフレッチェ広島


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