春のセンバツ高校野球、広島からは広島新庄高校が選ばれました。
平和大橋。
広島市の中心部にある橋です。
中島町と袋町を結びます。
1952年に、日系アメリカ人彫刻家のイサム・ノグチの設計・デザインにより架橋されました。
老朽化も進んだための補修工事。
平和大通り・・・100メートル道路の途中にある平和大橋の機能を強化するため、歩道を外側に架橋しています。
ここのデザインがイマイチなのが、ちょっと残念です。
平和に架ける橋、明日に架ける橋・・・大切にしていかなければならないと思います。
小職の事務所は、川沿いにあります。。
学生時代、お金がないので帰省できず世田谷区のオンボロアパートでビンボー仲間の悪友たちと新年を迎えたことがありました。
そこで一番盛り上がったのが、餅は丸いか四角いかという話題。
お雑煮も食べれず、みんな寂しかったんでしょうねえ・・・笑。
西日本出身者は当然に「丸」、東日本出身者は当然に「四角」です。
西日本は手で丸くしたモチ、東日本出身者は切り餅。
議論は結構盛り上がり、「丸いお椀に四角のモチは絵的に美しい」「まとめて作って、あとで切る方が合理的」「東京の餅のカタチは黄金分割」という四角派、「一つずつ愛情を込めて手作業したモチの方が旨い」「日本の都は京都、京の都は今でもマル餅!公家さんは丸餅」「切り餅は関東武士の文化で風情がない」といった飲み屋の会話になりました(笑)。
まあ、どっちでもいいんですが・・・。
(調べてみると岐阜県あたりを境にして丸餅と切り餅に分かれているみたいです・・・まさに関ヶ原ですね)
友人から、メロンパンをいただきました。
メロンパン、ナナパン、呉氏コッペパンの3つ。
懐かしい広島の味です。
メロンパンは、広島県呉市にある創業半世紀以上の歴史を持つ有限会社メロンパンが製造している菓子パンです。
この会社の造るパンは、どれもずっしり重く、アンコとかカスタードクリームが目いっぱい入っているのが特徴。
このメロンパンには、メロンは入っていませんが(笑)、大量の思いカスタードクリームが入っています。一つ食べるとお腹がいっぱいになるコスパ最高の逸品です。
ひるがえって、東京。
東京のメロンパンは、広島でいうコッペパンの表面にメロン風味の香料をまぶせたもの。広島でいうコッペパンに近いと思います。
有限会社メロンパンの造る「呉氏パン」に近いですかねえ。
作家の五木寛之さんがコッペパンの愛好家だったようで、エッセイに書いたところ、講演会で大量のコッペパンが壇上に投げ込まれたそうです。
羽生結弦選手のプーさんみたいです。
東京下町の悪友から「給食で毎日出てきたコッペパンがまずかった」とい話を聞いて驚いたことがあります。
広島のコッペパンは菓子パン、給食に出てくる長細いパンは単にパンです(笑)。
ちょっと話が複雑になってきました。
ということで、有限会社メロンパンの製造するメロンパンは重たいカスタードクリームがたくさん入った昭和の面影を残した菓子パン。
おいしくいただくことが出来ました。
昔、凝っていたのが、有限会社メロンパンの造る「野菜サンド」。
今でも製造販売されているようです。
野菜のコールスローを挟んだサイドウィッチ。
食パンの生地にバターがたっぷり塗ってあり、野菜とマヨネーズのアンサンブルが最高に決まっていました。
野菜サンドをバドワイザーで流し込む・・・至福のひと時でした。
実は、村上春樹さんのエッセイにあったサンドイッチ+ビールという組み合わせを真似していたのですが・・・。
久々にいただいたメロンパン・・・炭水化物のうまさを堪能しました。
ごちそうさまでした!
ビジネストリップ。
いつもの散歩道・・・広島城。
今年は、武将浅野氏が広島城に入城して400年とのこと。
水の都、広島の三角州の上に平城を造って当地を治めました。
でも、堀は浅いし、この城を攻め落とそうとすれば、結構簡単なように思います(笑)。
弓矢隊の援護で本丸攻撃を行いながら、舟で地上部隊を送り込み、火による攻撃・・・。
そんなことを考えながら、ipodで音楽を聴きながらのお散歩です。
広島城のお堀には、鯉。
別名、鯉城(りじょう)と呼ばれています。
広島市民の愛するプロ野球球団カープ(CARP)も鯉城のコイにちなんだネーミング。
ジャイアンツやタイガース、ドラゴンズとは違う独特の郷土愛がチーム名にも表れています。
渡り鳥たちも、ここで休憩。
旅立ちの日を待っています。
平和で幸せな時代をじっくりと堪能できる広島城、朝の散歩道です。
JR岡山駅前で素敵な像を発見しました。
学ラン、マントに下駄・・・不器用ですから・・・。
今ではオワコンの世界です(笑)。
名言集といったジャンルの本はあまり買わないのですが、出口治明さんの新刊ということで購入した一冊です。
「はじめに」で、いきなり著者が「教養」や「品格」という言葉が好きではないと主張(笑)。
タイトルは編集者の方が売るためにつけたんですかねえ。
人生の教養が身につく名言集
出口治明著 三笠書房 1300円+税
著者の出口さんは、日本生命を定年した後にベンチャー企業ライフネット生命の社長として起業、70歳の古希で立命館アジア太平洋大学(APU)学長として就任されています。
同書では、博覧強記の出口さんの真骨頂が随所に散りばめられています。
歴史的な偉人の名言よりも、それを膾炙した出口節の方が面白い・・・。
会社員時代に左遷された話、ゲルニカのそばを通って行かなかったことへの後悔・・・ショート小説を読むような心地よいテンポで進んでいきます。
目次
1章 人生について考えが深まる名言集
2章 人間関係の心得を教えてくれる名言集
3章 読むだけで「考える力」がつく名言集
4章 より賢く生きるための名言集
5章 「仕事の極意」を教えてくれる名言集
6章 「生きる知恵」教えてくれる名言集
同書では、ヘロドトス、マーク・トウェイン、シェイクスピア、孟子、中野好夫、ゲーテ、ニーチェ、シャネルなどの名言が紹介されています。
その名言に解釈を加えて、出口節の解説・・・鋭い切り口が実に痛快です。
読書家の出口さんは、歴史上の偉人や奇人のバックボーンからもその名言が出てきたルーツを追い求めます。
吉田松陰の残した「古人今人異なるなし。古人と云えば神か鬼か天人かにて、今人とは天壌の隔絶をなせるごとき者と思ふ。是れ自暴自棄の極みなり」という言葉を思い出します。
少し出口節を紹介させていただきます。
適切なときに適切な場所にいる人 偶然を大切にする人が運がいいと呼ぶ
人生の楽しみは、喜怒哀楽の総量 ヘロドトス
よく笑い、よく眠る。悩みの7割はそれで解決
二者択一の連続。それが人生 シェイクスピア
読書の質は「アウトプット」で決まる
人生後半、やりたいことがある人は本当に強い
ゼロから勉強しない。巨人の肩を借りる
仕事は人生を楽しめてこそ、がんばれる
仕事は、怒ったら負け
人生におけるお金は、人生の養分・・・
ベストセラーとなった「哲学と宗教全史」。
中学や高校で出口さんのような先生がいたら、もっと歴史や哲学にのめり込んでいたかもしれません。
そういう意味で、今、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生さんは幸せものですね。
いつでも学長に質問に行けるのですから。
出口さんの起業塾もあります。
「人・本・旅」の中で自分を磨き上げていく・・・
スターウォーズのヨーダに直接フォース習得のための指導を受けられる・・・うらやましい限りです。
APUから21世紀のルーク・スカイウォカーが出てくる日を楽しみにしています。
ひろしまイタリアンを標榜するイタリアンレストランAO。
二階にあるこのお店・・・ファサードもなかなか素敵です。
受験シーズンが始まりました。
受験生の皆さん、がんばってくださいね!
勝っても負けても何とかなります・・・おじさんは最近そう思います。
自分を入れてくれる学校が、いい学校だと思います。
広島・中央通り商店街では、毎年恒例の「とおりゃんせ」キャンペーンが始まりました。
受験生を応援しようという商店街のキャンペーンです。
商店街のアーケードに全国の「学問の神さま」のフラッグが吊り下げられています。
福岡の太宰府天満宮から、札幌の札幌八幡宮まで10の神社が、受験生を励ましています。
やっぱり「天満宮」の名のついた神社が多いですね。
学問の神様・菅原道真公が、アーケードの上から受験生の合格を応援。
合格したら、家族で、中央通り商店街で、食べて飲んで楽しんでくださいね、ということなのだと思います。
商店街の活力づくりのプロモーション・・・なかなか良い企画だと思います。
でも、中央通り商店街には、書店や文具店がなく、ちょっと残念です。