日経ビジネスを購読し21年。
全ページに目を通すことが土曜日のルーティンになっています。
おそらく1000冊以上、のべ10万ページを読んでいることになります。
バブル崩壊、ユーロ発展、円高、BRICS台頭、米国の相対的地位の低下・・・。
毎週届く同誌からは、さまざまな情報や知恵を得ることができました。
休むことなく企画を出し続けている同誌の編集部に改めて感謝です。
いっぽうで、国内の混迷する政治、底の知れない円高、電力不足、TPP問題、エネルギー問題・・・。
いったいこの国は、どこに向かって進もうとしているのか見えない状況です。
こうした中で日経ビジネスが打ち出したのが、「元気が出る!すごい制度100」。
よくもこれだけ集めたものだと感心するほどの組織活性化、元気創出のための100の事例、ケースを特集しています。
巻頭には、「永久保存版」という山川編集長の言葉が・・・。
「経営手法」「仕事の進め方」「福利厚生」「人事・教育制度」というフレームで事例、ケースをまとめています。
「日本では実現が難しいよな~」と考えていたトム・ピーターズ氏が提唱した経営破壊、すごいプロジェクトが、この国でもたくさんの事例があることを確認でき、夢と希望が出てきたような感じです。
機動力の高い中小企業だけではなく、ディスコ、日産、アイリスオーヤマなどの大手企業が数多く取り上げられていることに注目です。
やれば、出来るのです。
経営トップ、人事担当役員、人事部長に読んでもらいたい、日経ビジネス8月1日号です。