能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

ハッカーは警告する 巨大闇産業が日本企業を襲う・・・日経ビジネス誌の特集記事 能動的防御(ACD)の有効性

2024年11月12日 | マネジメント

ネット社会で便利になりましたが、そのセキュリティ、安全性のスキを突いたネット犯罪が激増しています。

今年に入っても、KADOKAWA、東京海上、リクルート、タリーズコーヒー、HOYA、富士通などがサイバー攻撃を受けています。

被害総額は、世界で1600兆円に及んでいるとのこと。

今週の日経ビジネス誌2024.11.11号の特集記事は「ハッカーは警告する 巨大闇産業が日本企業を襲う」。

対応、対策を怠れば、今まで築き上げてきたブランドや信用、信頼を一気に失くしてしまうと警告しています。

Contents

Part1 産業化するハッキング 企業に身代金、主流に

Part2 まずは脅威の直視から 対策費ケチれば後悔

Part3 動き出す能動的防御 日本企業にアメとムチ

 

日本企業のセキュリティ対策は、欧米と比較して5年遅れているとのこと。

世界中のハッカーは、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)などで虎視眈々と企業システムに忍び込むことを探索しています。

今まで、どちらかというと軽視されていた企業のサイバー攻撃対策、セキュリティの強化をしていかなければなりません。

対策費をコストと考えるのか、投資と考えるのか・・・。

この特集では、ACD(能動的防御)の有効性について言及しています。

転ばぬ先の杖。

今、ハッキング対策が求められています。


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「パーパス経営」が、今、熱い!自社の「目的」「存在意義」を言葉にして、前を向いて行く・・・個人はキャリアプランよりマイパーパス

2024年11月07日 | マネジメント

最近、「パーパス経営」という用語が日経新聞やビジネス界で取り上げられる機会が増えてきました。

パーパス経営とは、自社の「目的」「存在意義」を言葉にして、前を向いて行くというマネジメント手法。

「今、どうあるべきか?」に着目します。

経営理念に近いコンセプトです。

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)という概念もありますが、こちらは、未来、将来どうありたいかを示す言葉です。

パーパス経営を説明するときに、いつも例示しているのがアウトドアファッションメーカーのパタゴニアです。

機能性が高くお洒落でベーシックなアパレルを産み出すパタゴニアは創業者の熱いパーパスを分かりやすい言葉で語りかけます。

 

(パタゴニアは)目的をもって作られた・・・Built for purpose!

最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える。

そして、ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。

 

少し長い文章ですが、このフレーズは同社の経営陣、従業員に浸透しており、行動レベルにも落とし込まれています。

パタゴニアの社員さんは、いつもイキイキとして自信をもって接客されていますよね。

さらには、顧客へのアピールにもなり、信者となった人たちは多少高くてもパタゴニアの商品をずっと購入し続けます。

このパーパスは、新卒学生や中途転職者にも響き応募者の増加に結び付き、リテンション対策(退職予防)にも繋がっています。

また、同社のステークホルダーでもある取引先や株主、行政などにも同社の魅力を訴求しています。

パーバス経営は、最近のSDGsでも打ち出されている「サステナブル(持続可能性)」や「ESG(環境・ソーシャル・企業統治)」実現のために効果を発揮しています。

動画にするのが、最近の流行りです。

最近ですと、ソニーや商工中金のパーパスが秀逸です。

ぜひ、webサイトでご覧ください。

ソニー  Sony’s Purpose (存在意義) 2024 | 公式動画 (youtube.com)

商工中金 私たちのパーパス|新卒採用情報|新卒採用サイト|採用情報|商工中金 (shochu-saiyo.com)

こんな会社で働きたい、この会社の製品やサービスを買いたいと思わせる感動ムービーです(涙を誘います)。

魅力のあるパーパスは、経営陣や従業員が一体となって創り出すこと、そして、動画にして公開するという特長があります。

個人レベルに落とすと、「マイパーパス」というコンセプトも有効だと思います。

「私の目的」「私の存在意義」。

キルケゴール、ハイデカー、サルトルの実存主義のようですが、アンガージュマン(社会参加)という観点からも自分自身の志、想いを実現する武器になると思います。

今では、高校生や大学生もキャリア教育を受けています。

Will、Can、Must・・・私のしたいこと、私が出来る事、私が求められていくことを整理していくというステップでキャリアプランを作っていくのですが、ちょっと行動に落とし込むチカラがないように思います。

そこで、マイパーパスの登場。

現在の世相は、「今だけ、金だけ、自分だけ」という風潮が強いですが、これを反転させたマイパーバスが必要だと思います。

世のため、人のため、社会のために、どうお役立ちできるのか?

自分自身も、マイパースを策定すべく推敲作業を続けているところです。

コピーライターやデザイナーのスキルが必要ですね。

今では、生成AIやChatGPTにアウトプットしてもらうという手段もあるかもしれません(笑)。


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11月4日は中小企業診断士の日・・・今年から中小企業診断協会から日本中小企業診断士協会連合会に名称変更しています

2024年11月04日 | マネジメント

中小企業診断士は、経済産業大臣登録の国家資格。

経営コンサルタント唯一の国家資格です。

ちょっと地味な資格です。

「和製MBA」とも言われています。

そのミッションは、この国の産業界の99%を占める中小企業、零細企業の支援とサポート。

昭和23年11月4日、中小企業庁により「中小企業診断実施基本要領」が制定され、経営に関する専門家を活用する「中小企業診断制度」が発足した日とのことです。

今年から一般社団法人中小企業診断協会から一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会に名称変更しています

この資格を取得するためは、1次試験、2次試験、口頭試験、診断実習など、いくつもの壁を越えていかなければなりません。

最近、1次試験の合格者等に「中小企業診断士補」的な資格を作り、中小企業の需要に対応していくという動きもあるようです。

中小企業を支援する専門家、スペシャリストが少ないということなのでしょう。

診断士の7割が大企業に勤務しているということもあるのだと思います。

この資格を取得、登録して、早24年。

小職にとっては、この資格は、自分自身のOSのような存在です。

このOSに、さまざまな専門性の高いアプリを乗っけていくというキャリア形成を進めています。

研究会や勉強会に参加したり、診断士仲間で交流したりと日々資格を活かして楽しんでいます。

世のため、人のため、社会のため、ニッポンの中小企業のためにお役立ち出来るよう、日々努力精進して参る所存です。


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社会保険労務士会のセミナーに参加してきました 士業は日々、鍛錬です

2024年10月29日 | マネジメント
広島市は、午後から雨。
少し肌寒いです。

午後から社会保険労務士会のセミナーに参加してきました。



毎年改正される労働法や社会保険関連法規。
知識の更新をしていかなければ、時代に置いていかれますし、クライアントへの支援にも支障をきたすことになります。

専門分野の知識、実務のアップデートは士業必須の義務。
これからも、しっかりインプット、現場での実践を続けていきたいと思います。
ファイト!


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禅と哲学 NTTはなぜ研究所を立ち上げたのか 日経ビジネス誌の特集記事・・・禅、東洋哲学、茶道・・・マインドフルネスの分野で日本は世界最先端を走っています

2024年10月22日 | マネジメント

日経ビジネス誌2024.10.24号の特集記事は、「禅と哲学 NTTはなぜ研究所を立ち上げたのか」。

日経ビジネス誌らしくない特集記事です(笑)。

経営環境の激変、競争激化、VUCAの時代には、ビジネス合理性だけでは乗り越えられない時代に入ったのだと思います。

同特集では、NTTが京都哲学研究所を設立したこと、僧侶や哲学者を社外取締役に任用する企業が出てきたことを紹介しています。

ダイバーシティ&インクルージョンの延長線上ということもできるのでしょうが、澤田NTT会長は「パーバスより前に哲学が必要」と述べています。

Contents

Part1 哲学、宗教者が経営者と地続きに

Part2 視野を広げ、軸をつくる ビジネスに生きる知恵

Part3 稲盛和夫が魂を注いだ1982年経営方針

 

同特集記事では、経営者が哲学や宗教をどう経営に活かしているかについても取材しています。

山下リコー会長・・・和尚さんと40年交流 会社の常識は非常識と悟る

大坪レンゴー会長・・・現場主義の土台となったハイデッカーと般若心経

出雲ユーグレナ社長・・・「論語」生かし通販の対応強化

堀グロービス経営大学院学長・・・陽明学が大学院開設を支えた

梅原エーワン創業者・・・中国古典でリーダーの姿知る

仏教、哲学、古典、陽明学・・・ジブン自身の軸となるうる尺度になるのだと思います。

 

米国セールスフォースのベニオフCEOもZEN(禅)に傾倒しているとのことです。

これは、アップル社のスティーブ・ジョブズ氏の時代、シリコンバレーで起こったムーブメントがベースになっているのだと思います。

禅ZENは、米国ではマインドフルネス、瞑想というカタチで独自に進化しています。

GAFAMを中心としたビッグテック、プラットフォーマーの熾烈な仕事環境では、マインドフルネス、瞑想なしではメンタルヘルスが維持できないようです。

この特集では、米国の最新のマインドフルネス、瞑想の実践法も紹介しています。

ご参考まで。

「ぶれない心」は職場で育める 毎日のマインドフルネス、瞑想実践法

・毎日同じ時間に瞑想

・マルチタスクはNG

・会議は呼吸を整えてから

・休み時間は「休憩」に集中

・退屈でもスマホに触らない

・メールに腹がたったら深呼吸

この特集の最後は、茶道。

LIXILの潮田元CEO、及川ポーラ社長、松本マネックス会長、曽我日本郵船社長が「茶の湯」の魅力を語っています。

点前で精神集中、和敬静寂、一座建立・・・茶の湯は会社経営やマネジメントに役立つと主張されています。

禅、東洋哲学、茶道・・・マインドフルネスの分野で、日本は世界最先端を走っています。


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日本の人材競争力は主要67カ国43位・・・日本の国際競争力が低下している中、人的資源、人的資本の劣化が心配です

2024年10月03日 | マネジメント

スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2024年版「世界人材ランキング」。

日本の人材競争力は主要な67カ国、前年から横ばいの43位。

ちょっとショッキングな新聞記事です。

天然資源のないわが国は、科学立国、技術立国を目指していかなければなりませんが、人財の国際性の評価が依然として低く、過去最低順位が継続しています。

中国新聞10月3日朝刊

IMDは毎年、各国・地域の人材競争力について、人材に対する「投資と育成」、国内外から人材を引きつける「魅力」、人材活用の「準備度合い」の3分野で評価、採点しています。

国際ビジネス社会の中で、日本の魅力が低下傾向・・・「国際性」「魅力」がないことが主要因だと思います。

DX、AI、ダイバーシティ、ESG・・・日々変動していく世界経済の中で生き抜いていくためには、学校教育、社会人教育、リスキリング、リカレント教育を変革、イノベーションしていかなければなりません。

2024年の世界首位はスイス。

トップ10の大半を欧州勢が占める中、アジアからは前年よりも6つ順位を上げたシンガポール(2位)と7ランク上昇の香港(9位)の2カ国・地域が入りました。

山椒は小粒でもぴりりと辛い・・・これからの日本は人財にかかっています。

もう一度「坂の上の雲」を目指して、人づくりをしていかなければならないと思います。

がんばろう!ニッポン


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社会保険労務士の月刊誌「月刊社労士」・・・士業の義務は専門知識、実務の更新をし続けることです

2024年09月26日 | マネジメント

毎年改正される労働法や社会保険関連法・・・毎年毎年緻密になってきています。

最近のテーマは、医師やトラック運転手などの時間外労働の規制(2024年問題)やビジネスと人権(BHR)、生成AIと社労士業務、フリーランス労働の保護といったところでしょうか。

社会保険労務士の月刊誌「月刊社労士」。

旬のテーマを把握し、ネットや社労士会でフォローしていかなければなりません。

クライアントのお役にたつためにも、日々の修練、努力が求められます。

士業の義務は専門知識、実務の更新をし続けること。

時代のスピードに置いて行かれないよう頑張って行こうと思います。

ファイト!


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人事部クライシス 人的資本経営、本丸を立て直せ 日経ビジネス誌の特集記事・・・これからの人事部の過酷なセクション!?

2024年09月10日 | マネジメント

欧米の企業では部門やラインマネジャーに人事権が付与されていますが、日本では長らく中央集権の人事部に人事権がありました。

全体最適、部門間の調整という意味では機能していたのですが、昨今では評判がよくありません。

好き嫌い人事、秘匿主義、人事権濫用・・・時代とミスマッチを起こしつつあります。

日経ビジネス誌2024/9/9号の特集記事は「人事部クライシス 人的資本経営、本丸を立て直せ」。

ニッポンのカイシャの奥の院、人事部を特集しています。

調査によると90%の社員が人事部に不満を持っているそうです。

嫌われ者の人事部です。

 

Contents

Part1 不信感と役割増、業務過多で残業三昧 9割「人事部に不満」DX活用に期待の声

Part2 向き合える組織へ 変革の3つの処方箋

Part3 AIで業務効率化 人事プロの相棒に

 

この特集記事では、日立、IBM、アサヒビール、味の素、みずほHDなどの事例が紹介されています。

伏魔殿と言われる会社、組織・・・従来の人事部の仕事では時代についていけなくなっています。

経営陣、投資家も含めた人的資本経営、人事ビジネスパートナー(HRBP)、DX活用、AI活用、人事のアウトソーシング、シェアードサービスなどの対策を打ち出しています。

 

ジョブ型雇用、職務給導入などが進めば、欧米企業のように事業部、カンパニーのライン長への人事権の移管が進んでいくと思います。

また、AIやDXの進化により、社員ごとに人事評価、査定がスコアリングされ、これに基づき人事のプロフェッショナルが昇進・昇格・異動などを行うことも進んでいくと思います。

人的「資本」経営では、財務諸表のように人材が「数字」「スコア」化されていくと思います。

これにより、成果主義人事、業績主義人事が加速していくことになります。

人口減少による人手不足、疲弊する労働現場、ダイバーシティ&インクルージョン、働き方改革をはじめとする労働法改正・・・。

人事部の仕事は、外部環境、経営陣からの要求と社員、労組との板挟みになり、過酷なセクションになっていくと思います。

今までのような、奥の院的なデスクワークでは持ちこたえられないでしょう。

会社、組織にとって最も大切な経営資源は、人財。

ヒトのチカラを最大限に発揮できる「場」を作っていただきたいものです。


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中小企業診断協会の名称が変わります・・・新名称は、日本中小企業診断士協会連合会(略称「日診連」)となります

2024年09月07日 | マネジメント

中小企業診断士の士業団体である一般社団法人中小企業診断協会の名称が変わります。

新名称は、一般社団法人日本中小企業診断士協会連合会(略称「日診連」)となります。

名称変更理由は次の通りです。

 

法人名称変更のお知らせ

当協会は、その役割と使命をより明確にし、中小企業診断士という専門家の団体の連合会であることをわかりやすく伝えるため、令和6年10月1日付で法人名を下記のとおり改称いたします。今後とも、日本中小企業診断士協会連合会として、中小企業の経営支援に関するさまざまな事業に取り組んでまいります。ご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

【新】

日本名 一般社団法人 日本中小企業診断士協会連合会(略称「日診連」)

英文名 Japan Federation of Certified Management Consultants’ Associations(略称「JF-CMCA」)

HPドメイン https://www.jf-cmca.jp/

中小企業診断士の7割が企業内診断士。

その多くが大企業に勤務するサラリーマンです。

プロコンと呼ばれる独立している診断士は3割。

コンサルを名乗る以上、自分独力で経営できるチカラ、スキル、ネットワークを持ちたいものです。

ニッポンの経済を支える中小企業を伴走支援できるように、これからも頑張って行かなければならない中小企業診断士です。

日々研鑽です!


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働く若者へ昭和オヤジからのメッセージ・・・30歳になるまで自分に投資し、今の仕事を極めることがプロフェッショナルへの近道!

2024年09月04日 | マネジメント

27歳の後輩から相談を受けました。

今後も今の会社で頑張るか、転職するか、独立かるか?という質問です。

Z世代と言われる今の20歳代後半の若者たちは、人口減少、少子高齢化のもと、就職も希望した業種業態に入った人たちが多い印象です。

入った会社の上司や先輩もパワハラを恐れて腫物に触るように若手と接している傾向にあります。

ブラック企業ではないホワイト企業で働く後輩・・・仕事は楽だけれどもスキル、専門性が高まらない「ゆるブラック」という状況に物足りないようです。

小職の経験・・・25歳の頃、田村正和さんに似た尊敬する先輩から言われた助言を思い出しました。

「30歳までは貯金なんかしなくていいぞ。そのかわり自分自身にお金や経験・体験を投資しなさい。」

当時のメモにもドロドロした生々しい先輩の助言が残っています。

「お客さま第一・・・男めかけ、客たらしになれ!」

「朝一番でクライアントを訪問すべし」

「お客さんの会社の1ブロック前でタクシーを降りること・・・走ってきたと言え」

「雨の日、雪の日にクライアントに行け!ライバル、競合がいない」

「マーケティングを勉強しろ」

「20歳代は貯金するな。全部、自分に投資しろ」

「飲み屋でケチるな」

「後輩には、おごれ」

「海外を旅行しろ。外の世界を見てこい。」

「トゥールダルジャンやマキシムドパリに行ったか?」

「最近、映画館に行ったか?コンサートに行ったか?」

「ライブの歌舞伎を観たか、狂言を観たか?」

「カラダを鍛えろ!」

「2番目に好きな娘と結婚しろ」

「いい奥さんの条件は、明るくて、健康で、料理がうまい娘」・・・

 

気合と根性・・・ちょっと「昭和」していますが(笑)、今思うと、ビジネスパースンの要諦が詰まっているように思います。

現在、投資家や金融の専門家の多くが、20歳代は市場や金融に投資するよりは、自分自身に投資したほうが効果、効率、リターンが良いと指摘しています。

以前、日経ビジネス誌の特集で、ワークマンプラスでブレークしたワークマン専務取締役の土屋さんとオイシックスCEO取締役の奥谷さんの対話形式になっています。

二人の助言・・・それぞれ10個あります。

 

ワークマン専務取締役 土屋哲雄さんからのメッセージ

「今の仕事でプロを目指す」

「する」こと

1.今の仕事に「集中してプロになる」・・・まずは2000時間、必死で働く!

2.一時情報(現場の情報)に接する

3.自分より頭の良い人と付き合う

4.人と議論して、良さを吸い上げる

5.仕事以外にも興味のあることを極める

「しない」こと

1.もっと自分に適した仕事があると思わない

2.聞きかじりしない

3.同じような人同士で「群れない」

4.自分で考えすぎない

5.遠回りしても焦らない

 

オイシックスCEO取締役 奥谷孝司さんさんからのメッセージ

「焦らず良質な学びの機会をつくる/若手時代にやるべき10のこと」

1.自分に絶望しよう

2.旅に出よ 外の世界を見よう

3.英語(外国語)はMUST

4.20代から飛ばしすぎない

5.日本の大企業も悪くない

6.会社人か社会人か

7.T型人材ではなく、H型人材でオンリー1を目指せ

8.勉強ではなく、学問で考える力を身につけろ

9.これからの時代、良質な解釈しか、勝てない!

10.成りあがってはいけない

 

自分の軸を持って働く、学び続けながら働く、そしてプロフェッショナルになる!

二人の先輩からの助言、メッセージ一つでも二つでも参考になれたらいいなあと思います。

 

少子高齢化、人口減少を続ける日本において、「若さ」が最大の武器、売れる資格になることは間違いないです。

老害社会を打ち破るチャンス到来!

ヤル気さえあれば、まさに、ゴールドラッシュです!

がんばれ!

未来は明るい!


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