人は、年をとります・・・。
絶世の美女もお婆さんになり、どんなイケメンでもお爺さんになります・・・。
悲しいけれども、これは、人生のオキテ、宿命です。
でも、現役の第一線を引退し、シニア、シルバーの世代になっても、
その有り余る時間を、自分の趣味や嗜好に投入すれば、それは、それで楽しいのではないかと思います。
時間学で言えば、加齢とともに、人生経験の積み重ねとともに、時間のスピードが高まるとのこと。
50歳の人は10歳の小学生より、時間の経過が5倍に感じ、
80歳の人は20歳の大学生より、時間の経過が4倍に感じるそうです。
そういえば、小学生の頃、1日が長かったなあ。
お日さまが沈み、真っ暗になるまで、公園で遊んでいましたっけ・・・。
ただ、時間は、無常に過ぎ去っていきます・・・。
意義あることをやっていても、何もしていなくても・・・。
自分が、現役の第一線を引退し、シニア、シルバーの世代になったら、どうしたいのか?ということを考えてみました。
小職自身、働いている途中にバッタリと倒れることが目標(笑)。
中小企業のオヤジさんと中期経営計画を立てている途中にガクっ。
商店のおっさんとマーケティング戦術を策定しながら個店で指導中にドタ。
解雇問題で困っている経営者とADRで労働局であっせん中に動かなくなる。
NPOの理事と財務諸表とにらめっこしながらパソコンを叩いている時にバタリ。
病院や自宅のベッドの上よりは、スーツ、レジメンタルタイ、ボタンダウンのシャツを着て、逝きたい・・・。
そういうのが理想です。
救急車の隊員や葬儀社の方には、多少のご迷惑をおかけするかもしれませんが、ご容赦ください。
しっかり住民税も所得税も、お納めしていますので・・・笑。
そして、基本・・・上品で、教養のある爺さんになること・・・。
イヤな爺さんには、絶対にならないということ・・・。
品性とリベラルアーツは、人間として、最も大切なもの・・・。
若手の支援をすること、弱者にやさしいこと、世のため社会のために貢献し続けること。
よく働き、よく遊び、よく学び・・・そして、よく飲む爺さん・・・。
カッコいいなあ。
憧れです。
そのために、必要となるのが、書斎。
英語で、STUDY。
オトコの隠れ家であり、逃げ込めるシェルター・・・。
安岡正篤先生も、男には書斎が必須であると喝破されています。
「書斎を持たない男は、ダメ!」と。
スモールオフィスでも、いいなあ。
喜劇王チャーリー・チャップリンが残した名言。
「人生に必要なものは、希望と勇気とサムマネー」
何か欲しいとか、物欲とか、そういうものは、あまりないのですが、
出会ったモノで、いいなあと思ったものを、3点ばかり・・・。
一つ目・・・クルマ
身体能力の低下をカバーするのが、機械。
機動力を持つには、やはりクルマが必要です。
先日、自動車ディーラーの営業の方に勧められました。
「お似合いですよ。」
うまいこと言うなあ。
ココロがちょっと動きました・・・バカ。
そういえば、阿木燿子さんの歌詞にも出てきた名車です。
二つ目・・・酸素ルーム
身体にエネルギーをチャージできそうです(笑)。
爺さんなんで、ご勘弁を。
三つ目・・・ズムスタ(マツダズームズームスタジアム広島)の年間指定席(外野席)
昼は仕事、夜はカープ。
年間70試合ぐらい・・・ビール+カープ。
もちろん、赤いレプリカユニフォーム着用です。
「あの爺さん、今日も元気に来ているよ。」
若い人たちとともに、声援したいなあ。
スクワットは出来ませんが・・・笑。
終活(しゅうかつ)、がブームのようです。
人生の最終局面までをプランニングしようというもの。
マルティン・ハイデカーの実存主義が活用できそうです。
「存在と時間」
そんなことを、ゆっくり、じっくり、考えることが出来た週末でした。