広島市は朝から快晴。
今日で10月も終わり。
週末は三連休・・・楽しみですね。
広島市は朝から快晴。
毎年恒例の大菊花展が、広島城で開催されています。
菊の花・・・秋の風物詩。
この日のために、菊を育ててきた人たちの花舞台ですね。
弁護士バッチは、太陽に向かって明るく咲く、ひまわり。
弁理士バッチは、菊の花をモチーフにしていると聞いたことがあります。
日本の技術力を底支えする特許や意匠を守る弁理士は、日本の国のシンボルともいえる菊の花をつけているんですね。
秋を感じさせるイベントです。
この大菊花展・・・11月半ばまで開催されています。
日経ビジネス誌2023.10.30号の「有訓無訓」。
ゴールドラットジャパンCEOの岸良裕司さんが登場。
「人生を変えたゴールドラット博士との出会い 優れた経営は理論で実現できる」
なかなか面白い記事でした。
マネジメント理論「TOC」は、エリヤフ・ゴールドラット博士の発明品。
ボトルネック対策こそが飛躍的な生産性向上に結び付ける鍵になると喝破しました。
博士の著した「ザ・ゴール」は、当時世界一の技術工業力のあった日本だけには紹介したくないと翻訳されなかったという逸話があります。
ゴールドラットジャパン岸良CEOは、稲盛和夫さんの京セラ、政府関連を経て、TOCの論文を著したことをきっかけにゴールドラット博士からスカウトされたとのこと。
人生が大きく変わっていくというストーリーはワクワク・ドキドキさせます。
月曜日が楽しみな会社にしよう!
これは、ゴールドラット博士が遺した言葉だそうです。
サザエさん現象やブラックマンデーではなく、月曜日の朝、口笛を吹きながら、スキップしながら行くことの出来る会社が増えるといいですね。
休みの日、広島・平和公園まで散歩してきました。
リバーサイドの遊歩道を歩いて、原爆ドームまでというルートです。
今年の末には完成する3万人収容の新サッカー場。
広島の街が変わりつつあります。
今日もたくさんのインパウンドのツーリストが訪れていました。
米国の旅行誌によると日本観光の1位が京都伏見稲荷、2位が原爆ドーム、3位が安芸の宮島・厳島神社だそうです。
世界では、ウクライナの戦争、パレスチナ、イスラエル戦争・・・激動の時代に入っています。
こうして平和でいられることの幸せ・・・。
平和ボケしていると言われている日本人ですが、それはそれで良いことだと感じる今日この頃です。
平和な日々が続くよう、祈るばかりです。
人的資本経営、ISO30141、健康経営・・・経営資源「ヒト」にスポットライトが当たっています。
今までは、財務諸表に人材についての開示は不要でしたが、株主やステークホルダーが欲しいのは、最大の経営資源である会社組織が囲いこんでいる「人財」。
2023年3月期から、有価証券報告書での開示がはじまりました。
米国では2020年から開示義務が課せられているため、3年以上遅れてのディスクロージャーになります。
今週号の日経ビジネス誌2023.10.30の特集記事は「丸井・エーザイ・味の素に学べ 人的資本開示の心得」。
旬のテーマです。
Contents
Part1 人的資本の見える化は世界的な潮流 横並びの日本企業 開示を起点に変革を起こせ
Part2 成長力の源泉、こう見せる 独自指標に価値
Part3 経営開示に焦点 KPI示し克服の道筋示す
Part4 上場企業だけじゃない 「見える化」「透明性」であなたの職場を快適に
人的資本開示アワードは、日経ビジネス誌が始めた専門家による賞。
人的資本投資、企業価値、経営戦略、ダイバーシティ、エンゲージメントなどの視点から審査を行ったということです。
全体表彰
金賞 丸井グループ・・・挑戦と失敗の価値 数字で明確に示す 店舗より人への投資効率高い
銀賞 エーザイ・・・豊富なデータで人財の投資効率示す 定量的に開示
銅賞 味の素・・・施策の成果を「働きがい」で可視化 エンゲージメントと業績の相関関係
開示された情報が納得を得るためには、客観性、定量化、数字、ファクト、ロジックが必要です。
受賞した各社ともに、その要件を満たしており、社員に対してもストーリーを持って語れる内容になっています。
その際、その会社らしさは、KPIに出ています。
「LTV(ライフタイムバリュー)」、「オフィス年間平均出社率(伊藤忠)」、「依願退職率(東京ガス)」「健康年齢(小野薬品)」、「奈良県GDP(南都銀行)」、「成長対話満足度(三菱商事)」「中核人材のグループ他社経験比率(東洋製缶)」・・・。
面白いですね。
女性エンパワーメント部門では、双日、丸井グループ。
デジタル部門では、リコーと帝人。
育成部門では、日清食品、ディスコ。
サクセッション部門では、三井化学と味の素。
インパクト部門では、エーザイとオムロンがそれぞれ受賞しています。
まだ義務化はされていないものの、中堅企業、中小企業でも人的資本開示を活用すれば、メリットを享受することが出来ると思います。
コミットメント、モチベーションの向上、リテンション対策、そして何よりも学生求職者へのアピールです。
単に女性管理職比率や離職率といった定番メニューだけではなく、自社独自の指標を作っても面白いと思います。
新人から一人前になるまでの平均年数
年間の研修時間
管理職に昇進するまでの平均年数
イクメン休職率
年次有給休暇取得率・・・
今まで、BS(貸借対照表)、PL(損益計算書)、CS(キャッシュフロー計算書)などの財務諸表には出てこなかった人財。
上場企業では、会社組織が抱え込んでいる人財を有価証券報告書に記載しなければならない時代になりました。
これを機に、ニッポンの会社に再びイノベーションを起こすチャンスにしていかなければならないと思います。
広島城で「ひろしまフードフェスティバル」が開催されています。
毎年、秋に行われてきた食の祭典です。
アフターコロナということもあり、すごい人出です。
駐車場には、他府県ナンバーの車があるので広域からの集客が出来ています。
海の幸、山の幸に恵まれた広島の街。
美味しいものが、たくさんあります。
ステージでは、イベント開催。
ゆるキャラも登場。
地産地消で経済を回したいですね。
広島城そばの新サッカースタジアムも、あと2か月で完成です。
食欲の秋!
みんなで、食べて、飲んで、楽しみたいですね!
日経産業新聞10月25日号に一面トップに「働きがいこそ外資の強み」という見出し。
働きがいのある会社トップ10では、10社中6社が外資系企業という結果が出たとのこと。
働きがいのある会社トップ10(調査機関GPTW)。
10位 マネーフォワードG
9位 マイクロン(米国)
8位 ディスコ
7位 モルガンスタンレー(米国)
6位 パーソルキャリア
5位 レバレジーズG
4位 アメリカンエクスプレス(米国)
3位 DHLジャパン(ドイツ)
2位 セールスフォース(米国)
1位 シスコシステムズ(米国)
最近では、人的資本経営、ダイバシティ、インクルージョン、BHR、健康経営といった人材にスポットライトを当てた経営論が幅を利かせるようになってきました。
働きやすさ、働きがい、エンゲージメント、やりがいを持った社員が多い会社は、業績も良好な傾向にあります。
さらには、そういう会社には優秀な人材が集まってきます。
天使のサイクルに入ると、指数級数的にその会社は強くなります。
同記事では、セールスフォースジャパン(米国)が取り上げられていました。
営業支援ツールでSFA業界のトップ会社。
「最高のチームは家族のように働く」「同社の世界イベントには取引先や製品利用者も参加」「日本の本社ビル最上階にはシェフ駐在の交流フロアと日本庭園」
マーク・ベニオクCEOは、社員も取引先も「オハナ」と呼び、フレンドリーら接します。
「オハナ」とはハワイ語で「家族」という意味だそうです。
これからの時代、社員のやる気を引き出す新たな人事労務施策が求められてきます。
日本では、少子高齢化、人口減少が進み、優秀な人財を集め、繋ぎとめるだけでも至難の業。
「ヒト」を真ん中にして、家族のように働く空間を創ることがカギになると思います。
仕事が、手いっぱい・・・笑。
とても忙しい1日でした。
でも、仕事が多いということは、ありがたいことですね。
秋も深まり、日没の時間が早くなってきました。
帰路につく中、あたりは暗くなり始めてきました。
ライトアップされている広島城・・・。
とても幻想的でした。
仕事の疲れが、癒されます。
週末には、広島城でひろしまフードフェスティバルが開催されます。
食欲の秋・・・恒例のイベントです。
帰って風呂に入って、ハイボールです。
皆さま、お疲れさまでした。
乾杯!
JRの駅で電車を待っていると、JR貨物が通り過ぎていきました。
でも、コンテナが載っていない・・・。
モノが、あまり動いていないんですね。
物流、ロジスティクスは、経済のバロメーター。
経済不調、円安の影響でGDPもドイツに抜かれて世界4位に転落するそうです。
GDPが全てではありませんが、昭和世代としては、ちょっと寂しい限りです。
少子高齢化、人口減少、イノベーションが起きない・・・前途多難なニッポン・・・。
でもでも、まだまだ日本のポテンシャルはあると思います。
がんばろう!日本
米国メジャーリーグの監督ヨギ・ベラさん。
ニューヨークメッツの監督として在任中の1973年のシーズン半ば首位から9ゲーム離されていました。
この時、マスコミのインタビューで答えたのが次のフレーズです。
「ゲーム終了まで結果は分からない!」
そして、最後の最後、最終戦に勝利し、リーグ優勝・・・世間を驚かせました。
転じて、試合、勝負事、恋愛まで物事は終わるまで結果は分からないというベラの法則になりました。
スラムダンクでも、同じようなフレーズがありました。
日本のプロ野球でも「勝負は下駄を履くまで分からない」「勝って兜の尾を締めよ」「野球は2アウトから」や、野村監督が遺した「勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議な負けなし」という言葉があります。
最後の最後まで決してあきらめないことが大切なんですね。