2022年、いろいろな事がありました。
広島市は快晴。
もう少しで新しい広島駅ビルが完成、広島市の中心部には新しいサッカー場も出来上がります。
新しく迎える令和5年。
2022年、いろいろな事がありました。
新聞の朝刊に面白い記事が出ていました。
「マスク越し 伝える工夫 いつもよりハキハキと 身ぶり手ぶりも加えて」
新型コロナウイルスの感染拡大により、人に会うときはマスク必須ということが常態化しました。
マスク着用はマナーそのものとなっています。
日本では同調圧力が強いため、マスクがなくなることは当分はないように思います・・・残念ながら。
そんな中、「マスク越しのコミュニケーション術」という切り口・・・なかなか鋭いです。
京都芸術大学教授の吉川左紀子さん(認知心理学)や日本現代作法会会長の寒川由美子さんからのアドバイスが載っています。
「マスクで顔が隠れると、感情を伝えるための情報は半分以下になります」
「マスクをしていると声がこもるので、いつもより意識して話しましょう」
なるほど、そのとおりです。
マスクを着けて人と会う時の注意点
1 ゆっくりとハキハキと話す
2 目線は動かしすぎない
3 身ぶり手ぶりは大きく
4 前髪は目元にかからないように
5 断った上でマスクを外して顔を見せてもいい
6 名刺やネームプレートに写真を添えるのもいい
マスクを着けてのコミュニケーションは、ややオーバーアクションと気配りが大切なポイントになるとのこと。
「意識して」というのがポイントになるようです。
コロナ第8波の襲来。
ZOOMやTEAMSを使ったオンライン会議やオンライン打ち合わせ、研修や教育まで普通にオンラインになりました。
コロナ禍のこの3年ですっかりニューノーマル、常態化。
それにしても、出口の見えない大変な時代になったものです。
ワクチン、マスク、手洗い、3密回避・・・みなさま、年末年始、引き続きお気をつけくださいね。
世の中にはスゴくラッキーな人がいるものです。
少し眉唾なストーリー・・・でも、世にある開運術を駆使している真面目さに驚いた次第です。
スゴ運。リストラされて全財産4419円だった僕が宝くじで6億円当てたスゴい方法
唱田士始矢著 フォレスト出版 1400円
同書では、関運コンサルタントの著者が、十二神獣、十二支、九星、風水、春夏秋冬理論、吉方位取りなどの開運法を駆使して、とにかく運を上げるための地道な努力をしてきたことを丁寧に解説していく構成となっています。
目次
第1章 ミリオネアへの道
第2章 宝くじ運を上げる10の秘訣
第3章 十二神獣、十二支、九星を調べる
第4章 春夏秋冬のリズムに乗れば運が開ける
第5章 運気倍増!吉方位取りの実践法
第6章 相性の吉凶と自分の性格を読む
第7章 プラスαの行動で運気を底上げする
リストラされて全財産4419円・・・通常だとこの場面でヘコむと思うのですが、中卒の学歴しか持たない著者は、開運術にすべてを賭けます。
そして、宝くじで6億円当選。
その当たった時の描写が、とてもスリリングで面白くリアル。
当初は高級な指輪を10個買ったり、高級車を4台購入したり、沖縄でクルーザーのオーナーになったり、夜の六本木で豪遊したりと大騒ぎだったようです。
本人曰く「物欲がない」著者は、すぐに飽きてモノを手放していきます。
人生を破滅させない賢明な選択です。
開運ハウツー本としての同書は、開運初心者でも分析できるように具体的な記述が盛り込まれています。
特に、風水、春夏秋冬理論、吉方位取りなどは例をあげながら分かりやすく解説されています。
経営コンサルタントの神田昌典さんも、かって著書を出した春夏秋冬理論・・・小職も活用していますが、この理論は現在の運気の流れが本当によく当たります。
同書では、様々な開運術の分析結果をまとめるフォーマットもついているため、初心者でも開運術の基礎の基礎を習得することが出来ます。
著者は、様々な開運術を駆使していきます。
まずは、宝くじで6億円当選。
ラスベガスについたその日にスロットで2000万円当たる
たまたま隣に座った上場企業の会長と懇意に!
買った株が50倍に!
ニートがテレビ番組のレギュラー出演者に
著者は、ミラクルを起こし続けます。
特に方位学での開運は強力なようです。
一所懸命、運の研究を続けている著者。
当選確率が何百万分の1の宝くじについても10のコツをまとめています。
第2章の「宝くじ運を上げる10の秘訣」を紹介させていただきます。
秘訣1 まずは行動あるのみ!買わなければ当たらない
秘訣2 自分の運気がどんな状態かを知る
秘訣3 月1回を目安に生活圏を出て吉方位に行く・・・吉方位取り
秘訣4 吉方位に行くときは、まず近場から試す
秘訣5 相性のいい相手、よくない相手をうまく使う・・・十二支、九星
秘訣6 部屋の西側を黄色、東側を青にして運気を上げる・・・風水
秘訣7 宝くじを当てたいなら高額買いはしない
秘訣8 宝くじは連番で買い、北西の高い位置に保管する・・・方位学
秘訣9 神仏の力をお借りするときは礼儀をわきまえる
秘訣10 運を独占しないで、多くの人の利益に貢献する
秘訣を実践してみて、新年の宝くじにチャレンジしようと思います(笑)。
面白い企画を出し続ける宝島社。
今回は、60歳以降をどう生きるか?というテーマでムック本を刊行しました。
数学者の藤原正彦さん、立命館アジア太平洋大学(APU)学長の出口治明さん、医師の和田秀樹さん、作家の佐藤優さんなどのインタビュー記事もあり、なかなか充実した内容になっています。
気高く生きる100の知恵 還暦後の人生を、自信と誇りをもって生きる
宝島社TJムック 1000円+税
このムック本には、還暦後に「気高く生きる知恵」が100個も載っています。
「行動を起こす」
「人の役に立ちたい その気持ちに理屈はいらない」
「自分しかできないことが誇りにつながる」
「人の行うべき正しい道を歩み続けていく」
「故郷を想い懐かしい友人に会いに行く」
「人は老化する じたばた考えても仕方ない」・・・
100個の知恵が、これでもかと続きます。
人間関係、お金、病、家族、先祖などの括りで幅広いジャンルにわたっています。
還暦を過ぎた方はもちろん、50歳以上の方にも人生を考えるためのヒントをたくさん与えてくれる一冊です。
また、「気高く生きた日本人」として白洲次郎、杉原千畝、八田與一などの特集記事も興味深く読むことが出来ます。
著名人への特別インタビューも面白い中身になっています。
死を意識すると、情緒が深まり、AIに到達できない境地に至る
紳士に必要なのはユーモア
長年で得た知見を若い世代に伝えていく。これが年を重ねたものの役割です 藤原正彦
60歳は人生の中間地点 人生は楽しまなければ損
せめてこれだけはやりきらねば死んでも死にきれないと思えば、脳が指令を出して体を元気にする 出口治明
いくつになっても人間は主体的に楽しみを求める
長生きするために我慢やストレスを抱えたまま暗い人生を送る方が問題
我慢は老化を加速させることもある 和田秀樹
日常生活の中で目には見えない価値を見出す
死に対する恐怖心は思い込み、価値観を変えれば克服できる 佐藤優
各分野を代表する博覧強記な方々・・・なかなか鋭い切り口のコメントが並んでいます。
気高く人生を終えるためには、矜持が必要と説きます。
年末年始、1年を振り返りながら読む本としておススメの一冊です。
広島市は晴れ。
広島市の中心部を流れる太田川。
日経ビジネス誌の見開き広告。
スポンサーは、中央大学。
中央大学法学部が2023年4月に都心回帰するとのこと。
八王子から文京区へ。
茗荷谷に法学部の新キャンパスが開校するそうです。
茗荷谷と言えば、筑波大学東京キャンパスやお茶の水女子大、そして高校、中学などがある学生の街。
八王子から都心へ、学生や教職員、法曹界OBにとっても利便性が高まると思います。
法曹界の名門の復権をかけての都心移転・・・。
八王子という立地は、とても不便。
東京都の西部では、学生募集、より優秀な学生を集める上でも苦戦すると思います。
そのため、今回の都心回帰に繋がったのだと思います。
明治時代、英吉利法律学校として始まった中央大学。
戦後主流となる英米法・・・中大の発展に繋がりました。
この法学部キャンパス移転により、4年後、早大や明大あたりの法学部志望の受験生が中大に流れるのではないかと思います。
偏差値も上がってくることでしょう。
また、中大は、八王子に国際経営学部、市谷に国際情報学部を新設。
いまさら「国際」と命名するのは、ちょっと?ですが、新しい取り組みとして面白いと思います。
真面目な努力家が多い地味な中大生・・・都心回帰により、垢抜けたシティボーイ、シティガールが増えてくるのではないかと思います。
法曹界の名門復活となるでしょうか?
これからの中大法学部に注目です。
週末の大雪。
これまで新年の経済予測は、日経ビジネス誌の別冊ムックで出されていました。
今年は、日経ビジネス誌本誌での「大胆予測2023」ということで驚きました。
日経ビジネス2022.12.26、2023.1.2の特集記事は「大胆予測2023 有事に備えよ」。
とても面白い内容でした。
Contents
Part1 台湾有事を直視せよ 人、物、カネ全部止まる
Part2 円安、消費低迷、テックバブル崩壊 日本経済を取り巻くリスクを見逃すな
Part3 高まるコスト、滞る消費 逆境が革新迫る
Part1とPart2で日本経済を取り巻くリスクを分析、そしてPart3で明日への希望、業種業態別の予測を行っています。
Part1の「台湾有事を直視せよ 人、物、カネ全部止まる」では、中国が台湾を兵糧攻めするというシナリオ、巨大戦力が対峙するというシナリオを取り上げて分析、予測、シミュレーションをしていきます。
台湾問題は、対岸の火事ではなく、日本にとっても一大事。
しっかりとウォッチ、対策をとっていかないといけないと指摘します。
Part2の「円安、消費低迷、テックバブル崩壊 日本経済を取り巻くリスクを見逃すな」では、円安(150円)が再進行するというシナリオ、踊らぬ消費(物価高、伸びぬインバウンド)シナリオ、テック業界浮上せずというシナリオを取り上げています。
2023年も、インフレの進行、円安の進行、物価高、経済の低迷というトレンドは変わらないのかもしれません。
イアン・ブレマーさんは「米中の弱体化で世界は混沌の時代に向かう」と指摘しています。
Part3の「高まるコスト、滞る消費 逆境が革新迫る」では、業種ごとの予測を展開しています。
自動車業界・・・「造れば売れる市場に景気後退の影」半導体不足、EV競争激化、日本メーカーEVで後れ
家電業界・・・「電気代高騰、省エネが競争力を左右」原油高騰で値上げ、高機能製品に支持、サブスクやレンタルも
ネット・メディア業界・・・「GAFAM縮小均衡進む」米テック企業の人員削減、メタバースにブレーキ、SNS伸びず
コンビニ業界・・・「日常使いに資すコンビニエンス模索」自宅まで届けるラストワンマイル競争、無人レジ、好採算のPB商品
外食業界・・・「優勝劣敗が鮮明に ウィズコロナの外食産業」値上げ相次ぐ、人出不足
銀行業界・・・「みずほを軸にメガ再編模索の兆し」海外事業、メガバン提携にSBIが絡む
建設業界・・・「資材価格と人件費の上昇が不安材料」価格に転嫁できるか?
2022年の流れが2023年も続きそうです。
何が起こるか分からないVUCAの時代、「有事」に備える準備と心の準備が求められているように思います。
イタリアの老舗自動車メーカーFIATが出した500e・・・電気自動車EV。
早くもトミカに登場です。
トミカ2022年版のうちの一台です。
日本にも輸入され、フィアットのディーラーでレンタルされているとのこと。
イタリアのデザインが素敵です。
FIATの兄弟分のアバルトからもEVが出るとのこと。
どんなスポーティEVが出るのか楽しみですね。