東京・青山通りにある国連大学。
アカデミックな研究機関というよりは、土日に開かれるフリーマットの広場の方が有名です(笑)。
土日に、このフリマ、マルシェ、バザールに来ると、欲しくもないのに、必要もないのに、なぜか買ってしまいます(笑)。
にぎわい感・・・
店を出す人たちの熱意や想い、そこに訪れる人たちが醸し出す独特な盛り上がり感、高揚感が、そうさせるのだと思います。
最近では、産直の野菜や魚介類、地域の名産を売る「場」が各地で増えていますが、一つ工夫するだけでも、その売上額は、ずいぶん変わったものになるように思います。
そのお手本が、国連大学の土日マルシェです。
地方でも、商店街の朝市や道の駅での産直販売などがありますが、
国連大学の土日マルシェを一度見学に来られると良いと思います。
そのポイントをまとめてみました。
1 販売する人が、若い!・・・熱意と志に溢れています。パワーとエネルギーをいただけます。
2 商品のストーリーがあること・・・それが、どのように造られ、何を目指していくかが語られています。ナニナニ町の75歳のおばあちゃんが、毎朝4時に起きて手作りしています・・・泣かせます。
3 工夫した手書きのPOP・・・丁寧に、その商品への想いが込められています。
4 カラフルなディスプレイ・・・色使いのマジック
5 試食、試飲で、体験、体感できる・・・経験のマーケティング
6 お客さんとの会話、コミュニケーション・・・昔から、イチバでは普通に行われていることですよね。外国に行くと、お店の人とお客さんの会話が、かなりありますよね。
7 新規性、新しさが、何か一つあること・・・サプライズ!発見!
8 とても日本的なものと、異国情緒あふれるもののミックス・・・ワクワク感、ドキドキ感
9 そこで、買い物をすることが、気持ちいい!
「にぎわい」を造り出すということ・・・。
商人道の基本だと思います。
マルシェ、フリマ、イチバ、マーケット、バザール・・・。
購買意欲を刺激する空間の空気を学べる素敵な場所です。