能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

労働法をもう一度・・・重く分厚い本を二冊買ってきました 一年がかりで労働法を学び直すぞ!

2015年03月31日 | 本と雑誌

「いちご白書をもう一度」・・・古いなあ~(笑)。

今年の目標の一つが、労働法の再勉強。

(そして、もう一つの目標が、毎日ブログを更新すること・・・)

労働法という法律はなく、労働基準法、労働契約法、労働安全衛生法、男女雇用機会均等法、労働組合法などを総称して労働法と言います。

 

最近、法改正や判例の更新について行けず、もう一回勉強するか!と決意。

まるで、60の手習い(笑)。

忙しさにかまけて、法律学の勉強をさぼっていた報いです。

社会保険労務士の義務としても、労働法を再勉強し、要件事実をつかまえるところまで行ければと考えています。

法律の勉強は、とても退屈という人もいますが、実は、とても奥深く、知れば知るほどハマる世界です。

わたしの友人などは、仕事とは全然関係ないのに刑法にのめりこみ、毎晩、刑法の本を読みながら一杯やっています。

通説、判例、折衷説、主観説、客観説などなど、一つの論点に様々な考え、主義主張が登場してきます。

 

友人の弁護士に聞いたところ二冊の本を推薦してくれました。

法律学講座双書 労働法 第10版

菅野和夫著  弘文堂  5300円+税

 

著者の菅野先生(「スゲノ」と読みます)は、日本の労働法の権威。

東大教授、中労委委員長などを務められた日本の労働法の第一人者。

たただ、この本、948ページの大作。ずっしりした重さ。枕に最適です。ちょっと硬いですが・・・(笑)。

法改正にも対応し、判例通説の王道を行く書物です。

 

労働法 第5版

水町勇一郎著  有斐閣  3400円+税

 

著者の水町先生は、菅野先生のお弟子さん。東大教授。

こちらの本も522ページの大作。が、菅野先生の本とは異なり、講義調、口語体でたいへん読みやすく書かれています。

水町さんの、労働法を学生に出来るだけ分かりやすく伝えたいという想いにあふれている一冊です。

でも、脚注が山ほどあり読みにくいという面もあります。

 

2冊で約一万円。

日本の労働法の権威2人が書いた本が一万円では安い!(が、小遣いに結構打撃)

学生時代から利用させていただいている水道橋の丸沼書店。

この書店では、新刊の法律書を10%割引で販売しています(マル秘情報―笑―)。

この二冊の分厚く重たい本を購入しました。

 

この2冊は、司法試験受験者、法科大学院の学生が労働法を学ぶ際に必読の本とのこと。

水町先生の「労働法 第5版」を中心に学び、菅野先生の「法律学講座双書 労働法 第10版」を辞書的に使用するというのが主流だそうです。

水町先生の本を1日10ページ読んで、約2ヶ月。菅野先生の本であれば、4か月以上かかります。

法律学はやっぱり地道な積み重ねなのですね。

 

でも、司法試験合格レベルの人たちは、これらの本を5~6時間で読んじゃうそうです。

すでにインプットされている知識を上書きしているという感じらしいです。

きっと、フォトリーディングや速読といった画像、イメージ処理をされているんでしょうね。

 

労働法は、まだまだ身近な法律ですし、膨大な条文や判例のある民法や哲学的で天才じゃないと理解できないと思える刑法をマスターするよりは、まだ少し楽なような感じがします。

また、一昨年に取り組んだ会社更生法や民事再生法といったテクニカルな法律よりも、まだ人間の体温が感じられるような気がします。

 

ちょっとずつ、この二冊のバイブルを1年がかりで読み進めていきたいと思います。

継続は力なり。

気合だ~!!!


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一年前の皇居の桜・・・毎年毎年咲き誇るサクラの美しさに脱帽です!定点観測

2015年03月30日 | まち歩き
 
皇居の桜は七分咲き!やっぱり日本人はサクラが一番です
 東京の気温も22度。急に暖かく、いや汗ばむぐらいの季節になりました。 予約していた本を取りに神田神保町に行ったついでに、北の丸公園に桜見物に行くことにしました。ちょうど神保町...
 

gooブログさんからメールをいただきました。

ちょうど一年に書いたブログについて振り返ってみてください・・・と。

一年前の皇居の桜・・・やっぱり綺麗です。

 

日本に生まれて、本当に良かったと思える瞬間です。

この一年間、ちょっとしか進化はしていないので、ちょっと反省。

美しく咲き誇るサクラの花に負けないよう、努力していこうと思いました。

今年の皇居の桜は、コチラです。定点観測です。

http://blog.goo.ne.jp/tomitomi111/e/de091a2c85b389da7ddebdf1ce758d5c

一年がたつのは、本当に早いものですね。


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中村ミナトのジュエリー 四角・球・線・面 東京国立近代美術館工芸館に行ってきました

2015年03月30日 | 美術館・アート

中村ミナトさん・・・はじめて聞いたジュエリーデザイナーです。

美大彫刻科を卒業後、ジュエリー作品を次々と生み出し、世界的な知名度があるとのこと。

「装着時にできる空間そのものが作品」というのが、中村ミナトさんの作品製作のコンセプト。

ネックオーナメント、リング、ブローチなど女性ならではの感性が造形化されていると思いきや、実は力強く男性的。

ブラームスのシンフォニーのようです。

ジュエリーというより、工業デザインに近い感覚で作品を鑑賞してきました。

4月14日(日曜日)までの開催です。

 

東京国立近代美術館(MOMAT)の工芸館/北の丸公園は、とても素敵な西洋建築の洋館。

煉瓦色の壁と中央に立つ塔のバランスがとても良い感じです。

が、ここは、旧近衛師団の司令本部の跡。

軍服を着た精鋭部隊が闊歩していたところです。

二階建てながら、こんな威厳のあるデザインが出来るのだと妙に感動してしまいました。

この工芸館に勤務する受付の二人の女性も、とても親切でテキパキと仕事をこなしていました。

同館の入口に、「トイレだけの使用は、ご遠慮ください。」と掲げられています。

そこへ、老夫婦がトイレを借りに入ってきました。

国立の施設だから、事務的にお断りと思ったのですが・・・。

受付の女性は、状況を瞬時に判断し、一階のトイレに案内。

民間以上のホスピタリティに、少し感動。

老夫婦は満面の笑みと感謝の言葉を残して、出ていかれました。


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東京・中目黒の夜桜・・・桜の数より人の方が多い・・・桜の人気スポットです

2015年03月29日 | まち歩き

目黒川沿いのサクラ・・・なかなか見事な桜です。

東横線の中目黒駅から近いということもあり、花見の人気スポットになっています。

桜の本数より、はるかに人が多い・・・大人気スポットです。

近所のおばちゃんは、「ナカメは人が多いから、最近じゃ、学芸大学に行くのよ。」

なるほどです。

でも、ナカメのサクラもなかなか素敵な風情です。

目黒川沿いに植えた桜・・・この地の名物になりました。

秋はサンマ・・・春はサクラ・・・なかなか見事なタウン・マーケティングです。

警備員さんの数もかなりのもの、桜まつりの看板まで完備です。

夜のサクラ・・・ライトアップでより一層の幻想を感じさせます。

萩原朔太郎の詩が、アタマの中でリフレインした夜桜見物でした・・・。


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皇居の桜・・・さくら・SAKURA・サクラの美しさに魅了された週末です 日本一の桜スポット

2015年03月29日 | まち歩き

東京の桜は、七分咲き。

特に、皇居周辺のサクラは、可憐さと力強さがあり、大好きなお花見スポットです。

まずは、北の丸公園。

武道館では、東京スカパラのコンサートが行われているようです。

北の丸公園のお堀。

北の丸公園で一番好きな、お堀にかかる桜

毎年、毎年、咲いてくれる・・・それだけで嬉しくなってきます!

千鳥ヶ淵を遠望・・・

基本、お花見では、ビールやハイボールなどのお酒は飲まないことにしています。

生命を咲かせている、文字通り「一所懸命」の桜に失礼ですものね。

花見には、日本茶!です。

一番、咲き誇っていたサクラ

アップしてみました

これから満開を目指すサクラ がんばれ!

満開となって、そして散り始める・・・そのはかなさにも心打たれます。

また、もう一度、千鳥ヶ淵を訪れたいと思います。


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マーラーと桜 六本木の春を堪能してきました ロサンゼルスフィルハーモニック交響楽団inサントリーホール

2015年03月28日 | 音楽

暖かくなってきました。

桜も開花を始めています。

今日は、グスターボ・ドゥダメル指揮のロサンゼルスフィルハーモニック交響楽団を聴きにサントリーホールへ行ってきました。

演目は、グスタフ・マーラーの交響曲第6番イ短調「悲劇的」。

指揮者のドゥダメルさんは、ベネズエラ出身の若き指揮者。34歳。

お師匠さんは、シャルル・ドュトワさんやクラウディオ・アバドさんとのこと。

ラテン系の指揮者ということも興味をそそります。

そして、ロス響は米国の西海岸の歴史ある交響楽団。日本で言えば、大阪フィルといった感じでしょうか。

南アメリカの指揮者と北アメリカのオケという面白い組み合わせ。

しかも、曲目はマーラー・・・。

 

開演の前に、少し時間があったので、花見がてらのお散歩へ・・・。

サントリホールの裏手には、桜並木が続きます。

しかも、ここの桜は、なかなかのボリュームで道沿いに林立しています。

すでに7分咲きといったところ・・・本当にきれいです。

桜坂・・・

この時期になると、本当にワクワク、ドキドキ・・・桜に心を動かされます。

早く咲く花もあれば、遅咲きの桜もある・・・

これでもかと咲く桜もあれば、ひっそりと美しく咲く桜もある・・・

人生いろいろ・・・桜もいろいろです。

そして、サントリーホールへ・・・

マーラーを堪能してきました。

若い頃、あまり好きになれなかったマーラーですが、齢(よわい)を重ねるごとに、身体で理解できるようになってきた感じです。

情熱的なドゥダメルさんの指揮も、マーラーのスピリッツを伝えるには十分でした。

また、ロス響のアンサンブルもドンピシャ。

なかなかまとまりのある演奏会でした。

マーラー と ・・・。

なんとなく共通点があるような感じがした次第です。

イタワサとウイスキーが合うように・・・(笑)。

そういえば、昔、サントリーウイスキーのコピーで「和イスキー」というのがありました。

今日は、オンザロックを味わいながら、まったりと休めそうです。


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人工知能(AI)で生き残る仕事・消える仕事・・・AIで未来の産業社会は激変 大変な時代です

2015年03月28日 | マネジメント

日経ビジネス誌2015.3.30号の特集「戦慄の人工知能・AIが企業を動かす日」。

面白い特集でしたので、紹介させていただきます。

1.  止まらぬ人間超え マイクロソフト、IBM、グーグルの最前線

2.  特異点(シンギュラリティー)への先手 楽観派が見据える商機

3.  実は人類の危機か 悲観派が描く破滅的未来

4.  日本には追い風 今こそ逆転の発想

 

この特集では、コンピュータの計算能力が高まるとともに、コンピュータのディープラーニング(深い学習)とビッグデータにより、その能力は人間の能力を超えると指摘します。

IBMでは、医師、投資担当者、弁護士、シェフ、科学者などの専門家を研究・・・最高の助言を得ることができる「ワトソン」を開発中とのこと。

グーグルでは、翻訳、音声認識、製品やサービスの抜本的向上、高度な問題解決、検索、セキュリティーのためにAIを開発中・・・。

知的労働者の世界が激変すると予測します。

 

「AIで未来の経済は、こうなる」

1.  AIの発達によって、今後、多くの仕事が機械で代替される

2.  結果として、労働者の格差が広がる

3.  AIによる企業活動の最適化でモノやサービスの価格が下がる

4.  満足な職がなくてもそこそこの暮らしが出来るが、幸福感は人それぞれ

 

なんとなく、そうなるんだろうなあ・・・という予測ですが、職業別となるとかなりリアル・・・。

 

自動化の可能性が高い職業とその確率オックスフォード大学カール・フレイ氏2013年論文)・・・減少していく職種

保険の査定担当者 99%

クレジットアナリスト 98%

不動産ブローカー 97%

レストランの料理人 96%

造型などの作業員 95%

弁護士助手

会計士

小売店の店員

工場作業員

臨床検査技師

タクシー運転手

農業従事者

原子力技術者

調査系や作業系の仕事が機械に置き換えられていくというのは何となく分かるのですが、料理人、店員などの人が介在するサービス業的な職種も減少していくのではないかという指摘はちょっと意外でした。

 

自動化の可能性が低い主な職業とその確率(カール・フレイ氏2013論文)・・・機械やコンピュータに代替できない仕事

レクリエーションセラピスト 0.28%

整備、修理工の第一線監督者 0.3%

医療ソーシャルワーカー 0.35%

振付師

セールスエンジニア

小学校教師

パタンナー

人事マネジャー

スポーツトレーナー

経営者

写真家

弁護士

数学者

 

「ソーシャル」「経営」「創造性」は安泰

人間が介在する仕事、クリエイティブな仕事は、今後もコンピュータには代替できないようです。

 

同特集の最後は、日本にとってはチャンスと締めくくっています。

AIによって、

英語の壁が消える・・・通訳ソフト誕生

人手不足が解消する

新興国が驚異でなくなる・・・低賃金より知能化の競争に

文系人材を活用できる・・・必要なのは技術より構想力や対人スキルを持つ人材

 

不安と期待が入り混じる人工知能・・・。

「2001年宇宙の旅」でスタンリー・キューブリックが描いたコンピュータHAL。

機械が人間に反乱を起こすというストーリーでした。

でも、使い方次第によっては、ユートピア社会の到来ということも出来ると思います。

AI、3Dプリンタ・・・人類はどう変わっていくのでしょうか?


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1枚のシートで経営を動かす 財務分析で成長エンジンを見つける経営指導の新手法 宮田矢八郎産能大教授

2015年03月27日 | 本と雑誌

1枚のシートで経営を動かす 財務分析で成長エンジンを見つける経営指導の新手法

宮田矢八郎著  ダイヤモンド社  1800円+税

著者の宮田さんは、産業能率大学経営学部教授。

中小企業金融公庫を経て1999年から同大学の教員をされています。

1948年長崎のお生まれです。

同書は、TKC、電通国際情報サービス、宮田教授によって開発された「コンサルティングシート」というデジタルツールをベースとして書かれたマネジメント本。

と言っても、巻頭と巻末には金融の話が出てきたり、宗教と経営といったユニークな視点・論点も登場してきます。

宮田さんの経営研究の集大成といった位置づけとなる書籍です。

 

同書で赤線を入れたところをピックアップさせていただきます。

 

1.  永続する企業の3要素・・・経営理念・経営戦略・経営管理

 

2.  業績管理の手法・・・中長期経営計画・限界利益と労働分配率・部門別業績管理・プロジェクトチームとプロジェクトマネジメント・MBO+マネジメントサイクル

 

3.  付加価値=人件費(賃金水準・従業員数・採用)+固定経費(経費削減)+利息(金融向け配分)+税金(税率は所与)+配当(株主満足度)+自己資本(企業安定度)

 

4.  経営者のタイプと利益

タイプ            構成比   平均経常利益   宗教・信条の保有

技術者型          25%     3000万円       42%

バランス型         22%     4300万円       47%

ワンマンリーダー型       19%     3900万円       47%

営業マン型         15%     3600万円       46%

戦略策定型         14%     5900万円       59%

財務管理者型        5%       3400万円        48%

               平均     4200万円       45%

 

5.  経営理念のある企業の経常利益は、ない企業の1.7倍。4900万円/2900万円

 

6.  事業の苗床的性質・業績への貢献度

・経営理念12.2%  経営者8.3%  人事教育7.1%      計27.6%

・製品開発33.9%  マーケティング18.8%        計52.7%

・財務管理13.1%  管理組織6.5%            計19.6%

 

目次

序章 企業の成長を促すコンサルティングこそ戦略領域

第1章 企業の成長を支援するコンサルティングの要件

第2章 黒字化支援のための経営理解

第3章 経営と人間学

第4章 原因と結果を結ぶ究極の経営分析

第5章 コンサルティングシートで企業の成長を支援する

終章 金融の本道とは何か 経営と金融と財務の視点から

 

著者は、経営と人間学という文脈の中で、マズローの欲求段階説を同書の中で繰り返し登場させます。

自己実現欲求のさらに上にある自己超越欲求について解説を加えていくのです。

そして、そこから、超越世界について、聖書や禅などの精神世界、宗教世界について言及していきます。

そういえば、松下幸之助さんや稲盛和夫さんも、ある意味、宗教的なところがありますし、また、経営コンサルタントの船井幸雄さんもエヴァやサムシンググレートの存在をたくさんの書物に書かれています。

長年、経営について研究された方々が到達する一つのゴールであるのかもしれません。

マネジメントはサイエンスだという信念を持たれている方からは奇異に映るかもしれませんが・・・。

巻末には、付録として折りたたまれた「コンサルティングシート」がついています。

この2枚のシートは、実戦で使える実務資料として活用できると思います。


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日本橋・三越前・・・社会人になって初めて・・・した場所・・・やはり「初心」はとても大切ですね

2015年03月26日 | まち歩き

日本橋・三越前・・・社会人になって初めて働き始めた場所・・・訪れるたびに「初心」を思い出します。

ドキドキ、ワクワク、ちょっと不安・・・リアルな世界に入っていく緊張感もありました・・・。

 

今年、就職や進学をされた方・・・まわりをよ~く観察し、記憶に残すことをお勧めします。

今では、ケータイカメラやデジカメがありますしね。

日本橋三越前。

公的な交通機関で初めて民間企業の社名が使われた駅と言われています。

今では、地下鉄銀座線と地下鉄半蔵門線の駅がクロスしています。

日本橋室町には、三越百貨店、包丁の木屋、ケーキのトップス、レストラン東洋・・・歴史あるお店がたくさんありました。鰻屋さんや蕎麦屋さん・・・。

そばにある歴史ある喫茶店「ミカド」では、打ち合わせと称し、先輩や上司とともに毎日のように行っていました。

この喫茶店はリニューアルし、いまだ健在です。

 

そして私が勤務していた広告代理店。

三越本店の真ん前にありました。

読売新聞社、日本テレビ、TBS、CX、テレ朝等が株主だったこの広告代理店は、当時、電波媒体(テレビ、ラジオ)が売上の7割を占めていました。

マンガ「気まぐれコンセプト」の舞台、シロクマ広告社のような面白い広告代理店でした。

今では、外資系広告代理店となり、晴海トリトンスクエアに移転しています。

日本橋三越前を訪れるたび、当時の血気盛んな自分を思い出します。

 

初めて働き始めた会社・・・?

初めて会った上司・・・?

初めて自転車に乗ることが出来るようになった場所・・・?  近くの公園でした・・・たぶん?

初めてレコード(古い~笑)を買ったショップ・・・?

初めて自分で買ったレコード・・・?  スリードッグナイトだったっけ???

初めての友達と遊んだ場所・・・?

初めて行った外国・・・?

初めて入学した小学校の教室・・・?

初めて受験した学校の教室・・・? う~ん・・・思い出せない・・・。

初めてつれあいに会った場所・・・?

初めて採用されたプレゼン・・・?

初めて泳げるようになったプール・・・?

初めて読んだ本・・・?  101匹わんちゃん???

初めてドライブした道・・・?

などなど

 

思い出すたびに、ドキドキ感がよみがえってきます(笑)。

 

初心にかえる、初心貫徹という言葉がありますが、「場」というのはとても重要なキーワードだと思います。

 

また、人間の記憶は実に曖昧・・・。

週末に、「初めての場所」リストを作ってみたいと思います。

当時はなかった三越の新館。

ここには、第一広告社アネックス(別館)が入っていました・・・。


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カナヅチを持つとすべてのものが釘に見えてくる・・・ビジネス・フレームワークを使いこなす方法

2015年03月25日 | マネジメント
 
ビジネス・フレームワーク 使いこなすことが出来ないと意味がないビジネスツール

 フレームワーク本が出るたびに買ってしまう悲しい性。 FWが十分使いこなせていないからでしょうか(笑)。 わたしがいた大学院の教授は、フレームワークを語る場合に必ず「ビジネ...
 

ビジネス・フレームワーク・・・

3C、4P、5F、7S・・・

何だか、よく分からないキーワードです。

これらは、経営コンサルタントが多用する現状把握のためのビジネス・ツール。

これらの道具は、MECE・・・ミッシー・・・モレなくダブリなく分析するための有効な方法論ということが出来ます。

これらのビジネスツールを使うための基本は、まず身近な部分から分析してみること。

自分自身のキャリアや専門性。

家族・・・。

職場・・・。

会社・・・。

業界・・・。

産業社会・・・。

地域社会・・・。

日本という国・・・。

アジアというエリア・・・。

世界・・・。

地球・・・。

宇宙・・・。

身近なものから、徐々に広げ、グローバル、全球的なものに拡大しながら、使い倒すことにより、ビジネス・フレームワークは次第に使えるようになってきます。

PCやスマホではなく、紙とエンピツを使う事・・・。

あくまで、アナログの世界で知的な想像を拡大すること・・・。

そうすれば、フレームワークは大きな力を発揮するように思います。


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