四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
ティータイム・セット

あの時代だからこそ
このティーセットが
似合うのだろう

布をいっぱい
使ったドレスを
まとった女性の
姿が浮かぶ

こうしたセットで
コーヒーや紅茶を飲む
優雅な午後が
あったのだろう

時間に追われる
現代人には
なかなか
作ることが
出来ない時間

カップに見事に
絵付けされた
柄を見ながら

コーヒーや紅茶に
変わりはないと思うけど・・・

一日くらい
こんな豊かな
時間に浸りたいと・・・

とても
似合いそうにもない
今を生きる私の

一瞬の夢が
輝いた
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ゲーテの時代へ

1700年代の後半
といえば
日本は江戸時代・・・

そんなことを
考えながら
ゲーテハウスの階段を
何回も上る

いくつもの部屋
テーブルに椅子・・

ゲーテが座っていたもの
触れていたものが
今も目の前にあるという
不思議な感覚に

少し蒸し暑くなった
空気を動かさぬよう
その場で一回りする

壁紙の花の模様
ティーカップ
カーテンの色

子供時代に
野原だけが
色であり
模様であった私には・・

想像がつかない
大冒険・・・

扉を開けると
次々に現れる
美しいものに
言葉がなかった

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ゲーテ・ミュージアム&ゲーテ・ハウス

そしてこの前夜
日曜日はお店は休み!
の連絡あり

開いていると
調べてあった
ゲーテ・ハウスに向かう

ミュージアムに入る
読めないドイツ語も
ゲーテの自筆
そう思って見入る

中庭を抜けて
ゲーテが生まれ
住んだ家を復元した
ゲーテハウスに向かう

不勉強な私は
「若きウェルテルの悩み」しか
思い出さず・・・

その上
ロッテの名さえ
思いだせず・・
記憶を
呼び起こしながら
庭を横切る

ゲーテハウスに入ると
厨房に
豊かな調理用の品々

いくつもの部屋には
豪華な調度品の数々
飾られた絵画・・

明日は
200年前に戻って
少しだけ
ゲーテの周りの品々を・・

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すてき・おもしろ・街歩き

無機的で
近代的なビル
温かな
歴史を感じさせるビル

過去と現代を
行ったり来たり

せわしなく
気持ちを
入れ替えて
都会!!

色とりどりの
ウィンドウだけが

過去と現代を
取り持って
静かに新しい

今を支える
古きよきものに
心引かれ

明日
訪れることになっている
ゲーテハウスの看板に
見入っている

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フランクフルトぶらリ歩き

さあ
どこへ行こうか・・・
目的のない
最後の街

お土産を探そうと
町の中心へ
足が向く

あらら
広告とおそろい?
パラソルもTシャツも!
赤と白

色々な顔を持つ
大都市は
こんな光景も・・
あんな光景も・・

気持ちを絞りきれずに
お店からお店へ
渡り歩き・・

今日は下調べ
買い物は明日!!
意見はまとまり

閉店間際に
候補列挙!

さあて
その明日・・

日曜日は・・
お休みなんて!!
日曜日は稼ぎ時・・の
日本人
そんなことは この時
気づきもしなかった!!
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今までは夢の中?

あの緑の広い
野の中にいたのは
夢だったのか・・

ガラス窓
いっぱいに
ビルが並んで
写っている

見上げれば
首が痛くなるほどの
ビルが並び

見慣れたマークも
堂々と街を飾る

都市というものの
現実と宿命を
突きつけられて

この急な変化に
戸惑いながら

明日
東京という
全く迷いのない
都市へ戻る

ここはまだ
過去と未来が
行き来をして・・

過去の夢に
未練を
残しているようにも思えた
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フランクフルトの駅に着く

フランクフルトの
駅の前のホテル
・・って 言ったって・・

キョロキョロ!
ちょろちょろ!
ドイツの田舎町から来た
日本人なんて
極めつきのおのぼりさん

インフォメーションを探そう!
・・っと
気になる回り

お花屋さんから
お土産やさん
パン屋さんと・・

あくる日 ホームで
花束を抱えた
旅支度の青年を見かけて
ドキドキ!!
ここで買った?!?

私たちが利用するのは
こちら!パン屋さんくらい

そんなお店を
すり抜けて
すり抜けて

端っこにたどり着き
目の前を見たら
ホテルが!

(フランクフルト駅正面)
広い駅の構内を
歩き回るより
はるかに近い・・
・・っと 言ったって・・
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時は駆け足で・・

旅も終わりとなる
最後の出発駅

いまごろ・・・
悔しくなるほどの
晴れ空を背に
ツークシュピッツェが
見送ってくれる

雨女を
旅の道連れにした
わが妹に
少しだけ同情をしながら

カメラ片手に
窓側の席を陣取る

妹は
いつものようにzzz・・・
いや zzz・・・は
運転から開放された
私のほうで・・

浅い眠りで
時折見る
窓からの景色は

ほんの数分しか
目を瞑っていなかったように
どれだけたっても
変わらず

緑のなだらかな曲線は
いつまでも続くとも思えた

あと少し
時計を見て
そう・・思う頃
景色は変わった

鉄橋・・コンクリートのビル・・
旅の終わりの都市が現れた
フランクフルト
そして 少しだけ
この都市に
期待をした
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小さな紳士と小さな淑女

コンサートのその間
少し じっと・・が
難しい 紳士と淑女

お目付け役の
優しいお兄ちゃんに
甘えん坊のアタチ・・

・・と 逃げる
・・追いかける

お兄ちゃんだって
素敵な淑女と
お話したい・・のに
逃げる!

走る!

取っ組み合う!

おしゃまな話!

ダンス♪ ダンス♪

小さな紳士と小さな淑女は
素敵なバックミュージックを
聞きながら・・
子供の世界を作り上げて

何事もないかのように
楽しく時間を過ごす
大人達の中で

きっと・・
素敵な夢の卵を
見つけたのだろう

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野外コンサート

言葉が通じないとは
こういうこと!

たどり着いたら
コンサートはほぼ終わり・・
時間間違え!?!

しかも・・
ドイツの民俗音楽
そう思っていったのに

どうやら
オマーンとの
交流コンサート?

音楽は逃したけれど
民族衣装は堪能

民族人形のような
衣装に感激

チェックの布を纏った
制服も味わい深く
シャッターを押す

シャッターを押す・・

街の人々が子供達と
野外で楽しむコンサート
この雰囲気をいただいて・・

僕も楽しんだワン・・
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