四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
秋風の吹く頃に

秋風の吹く頃に

夏の暑さに
痛んだ葉は

一瞬優しさを
取り戻す

野の花もまた
一色落として

優しさを増した
緑に合わせる

ゆっくりと
通り越して
立ち止まり
振り返る

眺めるだけで
優しさなんて
取り戻せるものなのか・・
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
そして また 続く

あそこと・・あそこと・・・
そろそろいい具合にと
楽しみに出向いてみると

特別大きなヒマワリも
特別に数を揃えたヒマワリも

すっかり姿を消し
コスモスがあどけなく
咲いていたり・・

やっと出会えた
枯れたヒマワリ

嬉しくて
種を数えてみたいなどという
無理なことが頭に浮かぶ

僅かばかり残った
咲いた名残りの花びらが
来年もまた咲くからと

終わりのない繰り返しを
知らせてくれている
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
秋なのに・・白

白い絵の具の脇に
青い絵の具と
黄色の絵の具を置く

どちらを混ぜようかと
爪楊枝の先ほどの量を迷う

黒と黄色のバックに・・しようか・・
黄色だろうと一滴混ぜる

クリーム色にはならず
温かな白が

秋の白か・・

白い画面に塗ると
画面に消え
絵の具の質感だけが残る

彼岸花の白も
黄色一滴の白・・

秋の白
コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )
白状!

こんな風に
咲き乱れるのを夢見て

ハナトラノオを一鉢買って
地植えにしたのはいつだったか・・・

種がこぼれて
毎年ふと気がつくと
10センチほどになっていて

ここからが・・・
狭い庭の通り道
雨が降れば
足に絡みつき・・ベチョベチョ

一本抜き二本抜き
花の頃には・・
こちらは抜き忘れた
草の陰からチラッと
ひとつふたつ

咲き乱れるハナトラノオを見て
・・反省・・後悔・・白状・・
最後の一月を我慢できればなぁ~
でも きっと また 来年も
コメント ( 17 ) | Trackback ( 0 )
蝉の声も消えていき・・

いつの間にか
消えかけている蝉の声

秋の声が聞こえ始め
目で追う

実り始めた木の実

茶色味を帯びた葉

野も林も
すべてを投げ出し
季節に身を任せる

まわりの・・街の中の
ほんの小さなものですら

秋を感じ
スローモーションで
ついていく

豊かな時が少しづつ
流れ始めた
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
ふんわり・・ふわふわ

ふんわりふわふわ
フウセンカズラとは
よく言ったもの!

赤青黄色・・の
紙風船に似てふわふわ

どこにも落ちてはいないけど
この中の種が・・可愛い

茶色のまん丸に
白いハートのお顔が
ころころ ころころ

そんなことを
思い出して
探してみたものの
ないなぁ~

この下に種の写真を
載せる日が来ないかなぁ~~
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
去り行く夏に

まだ夏は続くはずだった

急な秋風に
夏の終わりが・・始まった

追いつかない心は
まだ夏を着て

知らぬ振りして
秋風を見過ごし

幻の夏の中にいる

それでも
風に揺れる花びらは

心細げで秋の揺れ

夏にさよならと
手を振るように
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
夏の終わり

吹く風の涼しさが
夏の終わりを知らせる

秋へと
色を変え始めた中で

夏の名残りの
白い花が

早い秋・・
あと 一つ二つと
花開けば

秋の花へと
木の下を
譲るのかしらと

見上げた空に
白い雲がふわりふわりと
やわらかく千切れていた

コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
ナチュラル派カラス

こんなに綺麗な緑に
囲まれていると

カラスの眼も
こんなにやさしくって
可愛らしい・・

「綺麗な緑だなぁ~」

「おやっ、あそこにも綺麗な緑が・・」

「どうしてそんなに綺麗なんですカァ~」
(史子調だなぁ~)

「?」

「カメラマンさん、怪しい人が・・
カメラを向けていますよ!!」
ひとり言・・足を開いて、腰を落として、脇を閉めて、
完璧なスタイルでも・・これっ!!
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ | 次ページ » |