四季の移り変わりに色をそえて
Shiki彩々
ドライフラワーを・・・作る
干からびそうで・・・
干からびない
私はさておき!
この暑さで
車の中は
自然乾燥機
枯れはじめた
アジサイを切り
ぐるぐるっと束ねて
車の中につるす
たった一日・・たった一日で
すっかりドライ!
お気に入りの
リロイ・ニーマンの画集と・・
と思ったら・・どうして?
小さなお鼻が!いつのまにか・・・
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せめて・・・涼しい色
熱い空気は
まったく動かない
また戻ってきてもいいから
ひと回りしてきてよ
などと思っている間も
じわじわと暑さは襲って
せめてこんな日は
色だけでも涼しさが
ミントグリーンに囲まれた
紫なんて・・涼
爽やかな風が
通り抜けて行ったような
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木陰で・・・
真夏の日向での
花との出会いは
通り過ぎるだけの・・
振り返る
心の余裕も無く
あぁ
やっぱり夏は
日陰の花かしらと
日向の暑さを
遠くに見ながら
木々の間を
通り抜ける風と
ゆっくり揺れる
夏の花を眺める時の
心地よさ
緑の深さが
またあの風を・・
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遠い日に思いを馳せて
もうこうなると
涼しくした部屋で
昼寝しかないと
思うような暑さの中で
あの頃は昼寝なんて
大嫌いだったと思い出す
薄目を開けながら
それでもいつの間にか・・zzz
目覚めたときの
気持ちよさと
少し損した気分
あ~ぁと
目を擦りながら
目の前の花魁草の花を
ひとつ摘まんで
ペロッと舐めて
鼻の頭にのせたら
損した時間の
元を取ったような・・
小さな幸せの花
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ウバユリを見つけに・・
ウバユリが
明日あたり開きます
とメールが入った
慌てて電話をすると
いつもの散歩道井の頭
なのに見た事がない
それじゃ見なくては!と
さっそく今日・・
どちらがついでかわからないような
用事があって
いって見ると
あっという間に見つけ!
緑がかったユリ・・
どうして今まで
気がつかなかったのかと
不思議な気もするけれど
この緑色は
風景に同化して
林の中で
草に埋もれていたかしら
初めての出会いに
乾杯!
お知らせありがとう♪
これからどんな風に
変わっていくのかしら・・・
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タマゴが先か?・・ニワトリが先か?
タマゴが先か?
ニワトリが先か?
と言っても・・・
最後まで
タマゴもニワトリも
出てこない!
では・・
どうしてこの題?
というと・・・
じゃ~ん!!!
タマゴのような可愛いアザミと
ニワトリのような
立派なアーティチョークのはなし
昔の人は
どちらを先に発見?
小さなアザミを先に見た人は
大きなアーティチョークに
きっとビックリ!
大きなアーティチョークを
先に見た人は
小さなアザミにときめいて♪
私の場合はアザミ先派!
そりゃぁ~もう
大きなアーティチョークにビックリ!
食べられると知って
もっとビックリ!!
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雨だれ・・雨粒・・雨の華
雨の音と
ボロ車のエンジン音
腕の悪い運転手は
音を小さくして
かすかに聞こえる
ショパンのプレリュード「雨だれ」
ジョルジュ・サンドと
マジョルカ島で見た
雨だれは・・
緑を映す雨だれ
黄色を映す雨だれ
「雨だれ」の曲のように
だんだん大きくなって
あっという間に消えて
ほんの一瞬の華
サンドとの生活も
ほんの一瞬の
華であったのだろうか
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夢・・・
華やかさと優しさと・・
儚さと強さと・・
イメージ通りの
百合を表現できたら
百合の花を
見るたびに想い
イメージをまとめようと
じっと見入るのに
まとまらないイメージ・・
いつか・・
白い絵の具は
準備ができているのに
バックは想うとおりに
塗り終わるのに・・
百合の花は白抜きのまま・・
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