道・・なんとなく

　　　　　　　　　　　　　　　とりあえず目的地はある




　　　　　　　　　　　　　　　でも・・なんとなくブラブラ




　　　　　　　　　　　　　　　となると・・気になる・・




　　　　　　　　　　　　　　　道模様
　　　　　　　　　　　　　　　白・赤・黄色・グレー・・影




　　　　　　　　　　　　　　　なぜ赤？赤なんて珍しい
　　　　　　　　　　　　　　　・・ブツブツ・・独り言




　　　　　　　　　　　　　　　そういえば・・
　　　　　　　　　　　　　　　白だけ踏んで渡ろう・・なんて
　　　　　　　　　　　　　　　子供の頃よくしたなぁ




　　　　　　　　　　　　　　　時々道なんてものを
　　　　　　　　　　　　　　　意識しながらなんとなく歩く

秋色のハーモニー

　　　　　　　　　　　　　　　　目に映る一瞬




　　　　　　　　　　　　　　　　秋はその一瞬の色が美しい




　　　　　　　　　　　　　　　　自然な色のハーモニー




　　　　　　　　　　　　　　　　艶やかも色も
　　　　　　　　　　　　　　　　柔らかな色に変えて




　　　　　　　　　　　　　　　　どこからか聞こえてくる軽妙な曲
　　　　　　　　　　　　　　　　ディヴェルッティメント




　　　　　　　　　　　　　　　　明るく軽やかに光と踊る色




　　　　　　　　　　　　　　　　ひと色ふた色抜いて心に絡める

秋風吹いて

　　　　　　　　　　　　　　　　秋の空・・・




　　　　　　　　　　　　　　　　陽はキラキラ輝いたり
　　　　　　　　　　　　　　　　翳ったり




　　　　　　　　　　　　　　　　林の中は
　　　　　　　　　　　　　　　　そんな事に関係なく




　　　　　　　　　　　　　　　　秋風吹いてひんやり




　　　　　　　　　　　　　　　　時折りの木漏れ日に
　　　　　　　　　　　　　　　　小さな花の輝き




　　　　　　　　　　　　　　　　ここに咲いています・・と
　　　　　　　　　　　　　　　　下草の陰から




　　　　　　　　　　　　　　　　かくれんぼの様に
　　　　　　　　　　　　　　　　探す楽しさ




　　　　　　　　　　　　　　　　あまりの可愛さに
　　　　　　　　　　　　　　　　手折って行きたい気持ちを
　　　　　　　　　　　　　　　　手折って振り返り見る

山法師・・秋に踊る

　　　　　　　　　　　　　　　　あそこに行っても
　　　　　　　　　　　　　　　　ここに来ても
　　　　　　　　　　　　　　　　どこでも出会った山法師




　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとおとなしく
　　　　　　　　　　　　　　　　かなりやんちゃに




　　　　　　　　　　　　　　　　好きな色に染まって
　　　　　　　　　　　　　　　　空に向かって




　　　　　　　　　　　　　　　　気持ちのまま
　　　　　　　　　　　　　　　　跳ねて　跳ねて




　　　　　　　　　　　　　　　　まるで踊っているよう




　　　　　　　　　　　　　　　　思わずいいなぁ～と
　　　　　　　　　　　　　　　　心の中でつぶやく




　　　　　　　　　　　　　　　　ついでに踊ろうか
　　　　　　　　　　　　　　　　心の中で・・




　　　　　　　　　　　　　　　　何色の山法師になって
　　　　　　　　　　　　　　　　踊ろうか・・・

赤い実模様

　　　　　　　　　　　　　　　　まだ緑の残る葉に
　　　　　　　　　　　　　　　　目に映る赤い実




　　　　　　　　　　　　　　　　今年も
　　　　　　　　　　　　　　　　やってきたこの季節に




　　　　　　　　　　　　　　　　自然と足取りは軽く
　　　　　　　　　　　　　　　　心浮き立つ




　　　　　　　　　　　　　　　　赤い季節の始まり
　　　　　　　　　　　　　　　　一年の終わりの
　　　　　　　　　　　　　　　　ほんの少しの華やかな時




　　　　　　　　　　　　　　　　やがて黄色に変わる
　　　　　　　　　　　　　　　　林の中に描く




　　　　　　　　　　　　　　　　木々の緑空の青を背景に
　　　　　　　　　　　　　　　　赤い実模様




　　　　　　　　　　　　　　　　生き生きと健気で自由に・・
　　　　　　　　　　　　　　　　元気・・またもらえそうで

花びら一枚・・鳥の羽一枚・・

　　　　　　　　　　　　　　　　ピンクの花がある
　　　　　　　　　　　　　　　　白い紙にその花を描く




　　　　　　　　　　　　　　　　すべてをピンクになんて
　　　　　　　　　　　　　　　　塗るようなことはしない




　　　　　　　　　　　　　　　　花びら一枚・・もう一枚・・
　　　　　　　　　　　　　　　　暗い花びら明るい花びら




　　　　　　　　　　　　　　　　じっと花びらを見る
　　　　　　　　　　　　　　　　そして色を決める




　　　　　　　　　　　　　　　　見えない花びらが何枚・・
　　　　　　　　　　　　　　　　見えない花びらも描く




　　　　　　　　　　　　　　　　見えない花びらも
　　　　　　　　　　　　　　　　粗末にはできない




　　　　　　　　　　　　　　　　そして白い紙は
　　　　　　　　　　　　　　　　目の前の自然に命を貰う




　　　　　　　　　　　　　　　　自然とは
　　　　　　　　　　　　　　　　そうしたものであると思う
　　　　　　　　　　　　　　　　気づかなくても
　　　　　　　　　　　　　　　　すべてのものに
　　　　　　　　　　　　　　　　命を与えてくれていると

光を受ける自然の中で

　　　　　　　　　　　　　光を受ける自然の中に立ち
　　　　　　　　　　　　　ふと思い出したことがあった




　　　　　　　　　　　　　隣のカンカンに向かって・・




　　　　　　　　　　　　　カンカンから教えてもらった
　　　　　　　　　　　　　「写真家ジム・ブランデンバーグ」　
　　　　　　　　　　　　　のブログを見続けていると話した　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　それに答えてカンカンは




　　　　　　　　　　　　　昔彼は狩猟をしていたけど
　　　　　　　　　　　　　動物を殺すことに疑問を持って
　　　　　　　　　　　　　自然を写すカメラマンになったそう・・と




　　　　　　　　　　　　　ＮＨＫの番組で見たそうだ




　　　　　　　　　　　　　自然はひとたび破壊されると
　　　　　　　　　　　　　簡単には元へは戻らない




　　　　　　　　　　　　　ブログ仲間の諏訪ッチさんの住む諏訪でも
　　　　　　　　　　　　　諏訪湖の鳥たちが危機に瀕している




　　　　　　　　　　　　　どうぞこちらを読んで考えてみてください
　　　　　　　　　　　　　諏訪ッチさんのブログ「諏訪ッチ 」
　　　　　　　　　　　　　そしてそのことについて書いてある
　　　　　　　　　　　　　久我山散人さんのブログ「 久我山散人」

　　　　　　　　　　　　　そう遠くない所で起こっていることなのに
　　　　　　　　　　　　　耳に入ってくること無く進められていく
　　　　　　　　　　　　　せめて知る・・そのことが大事

　　　　　　　　　　　　

マクロの世界へ

　　　　　　　　　　　　　　　「トント～ン！」
　　　　　　　　　　　　　　　お連れ様が手を振っている・・・




　　　　　　　　　　　　　　　「アケボノソウに会いたい」
　　　　　　　　　　　　　　　と言う彼女についてここまで来たけど




　　　　　　　　　　　　　　　↓（昨日）の実に心引かれて
　　　　　　　　　　　　　　　ぐずぐずとしている間に
　　　　　　　　　　　　　　　あんなに遠くまで探しに行って




　　　　　　　　　　　　　　　「あららゴメン！」と言っても
　　　　　　　　　　　　　　　聞こえぬほどの遠さ




　　　　　　　　　　　　　　　戻って着てくれた彼女と
　　　　　　　　　　　　　　　もう一度出直して探せば「あった！」




　　　　　　　　　　　　　　　紫のドットに黄色のハート
　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとずるいんじゃないの！
　　　　　　　　　　　　　　　なんて思うほどの愛らしさ




　　　　　　　　　　　　　　　とり終えた彼女は
　　　　　　　　　　　　　　　我がカメラにマクロを付けてくれて




　　　　　　　　　　　　　　　とり終えたら・・
　　　　　　　　　　　　　　　すっかりはまったヘボカメラマン




　　　　　　　　　　　　　　　そのままあちこち撮り歩き！
　　　　　　　　　　　　　　　大満足のマクロ世界・・




　　　　　　　　　　　　　　　我が家に戻りパソコンに入れてみると
　　　　　　　　　　　　　　　何気に撮っていた花がなんと！！！
　　　　　　　　　　　　　　　ぼけていたけどアケボノソウ？！？




　　　　　　　　　　　　　　　？！？が付いているには訳がある！
　　　　　　　　　　　　　　　花びらが４枚・・なんてことある？

こんな実に出合ってしまったら・・

　　　　　　　　　　　　　　　　足が止まる・・・目は釘付け




　　　　　　　　　　　　　　　　心とシャッターを
　　　　　　　　　　　　　　　　押す手だけが動く




　　　　　　　　　　　　　　　　やっほー♪
　　　　　　　　　　　　　　　　小躍り！小躍り！と動き出す




　　　　　　　　　　　　　　　　秋の始めに
　　　　　　　　　　　　　　　　こんな実に出会えるなんて




　　　　　　　　　　　　　　　　こいつは・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　秋から縁起がいいワイ♪
　　　　　　　　　　　　　　　　なんて・・言わないか！




　　　　　　　　　　　　　　　　春でも　秋でも
　　　　　　　　　　　　　　　　どうでもいいほど・・




　　　　　　　　　　　　　　　　お気に入りの実に出会えて
　　　　　　　　　　　　　　　　すっかりすべてが上の空




　　　　　　　　　　　　　　　　あ～
　　　　　　　　　　　　　　　　先を急がなくちゃ！！と
　　　　　　　　　　　　　　　　しばらくして気付く

はじめの一歩・・秋

　　　　　　　　　　　　　　　　秋はどの辺りからやって来るのかしら




　　　　　　　　　　　　　　　　・・・と答えを探しに




　　　　　　　　　　　　　　　　とりあえず見つけ！




　　　　　　　　　　　　　　　　この辺りが一番秋に近い




　　　　　　　　　　　　　　　　黄色・オレンジ・赤・茶色




　　　　　　　　　　　　　　　　風に揺れて来たよ来たよと
　　　　　　　　　　　　　　　　手を振って




　　　　　　　　　　　　　　　　さぁ魔法の粉でも振り撒いて




　　　　　　　　　　　　　　　　木々の葉もそろそろ
　　　　　　　　　　　　　　　　黄色・オレンジ・赤・茶色と
　　　　　　　　　　　　　　　　色変えて！