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セーヌの風



               これといった当てもなく・・
               とりあえずセーヌへと乗りなれぬバスに乗る




               これもとりあえず
               降車地はサンミッシェルあたりでと




               向こうに見えるは
               一番好きなポンヌフ橋




               初夏の風を受けながら
               ポツリポツリとポンヌフへ向かう




               こんなに晴れたセーヌは初めてと
               今までの雨の我慢が報われ気分




               パリのマロニエなどとだれもが言う
               あのマロニエが咲いているのに気づく




               はじめてのマロニエに
               パリジェンヌ気分は無理だとしても




               セーヌの風は味方して
               少しだけ若さをくれた




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オルレアンで・・可愛いものたち



               古い街オルレアンのショウウィンドウ




               飾られているものの新しさ美しさ




               缶詰の缶・・瓶のラベル・・
               缶詰などはすべて揃えたいほど




               色・デザイン・・
               すっかり眺め入ってしまう
               缶詰一つ一つ




               瓶のラベルもチョコの箱もと




               過剰包装嫌いも
               過剰でなければよろしと意見変更




               ジャンヌ・ダルクから一変して
               楽しい散歩に代わる




               散歩途中で出会う
               こんな可愛いよい子も
               楽しみの一つに







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大聖堂からジャンヌ・ダルクの家へ



               空はまだ明るかったが
               きづかぬうちに五時をまわっていた




               ジャンヌ・ダルクの住んだ家は
               外から眺めるだけとなった




               目の前をトラムがと止まっていても
               不思議と違和感もなく




               600年も前の建物であるということが
               信じるということが出来ずに感動すらないような・・




               当たり前の風景の中で生きていた




               やはり10年もたてば簡単に
               高いビルでも建て替える国から来た旅人である




               今は長い年月歴史を刻み込んだ建物より
               長い時間残してきた人々に意識に感動を覚える




               すべてのものは環境などではなく
               支える者の意識なのではと思い始めている









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アヒルたちの午後



                  オルレアンのあるロアール川周辺                
                  数え切れないほどのお城があるという




                  近くの小さなお城に行くことになり
                  車で連れて行ってもらうことに




                  クルマを止める前に
                  よちよち歩きのアヒルを見つけ




                  ただ歩いているだけで
                  すっかり絵本の世界で嬉しくなる




                  ちょっとのダサさが愛らしい




                  パンをあげているマドモアゼルと・・
                  これもまた絵になる




                  遠くでカメラを向けていると
                  にこっと笑ってパンを渡してくれた




                  さぁ・・とパンを差し出すと
                  不慣れな者は手ごと口の中に




                  のんびり歩きまわる彼ら
                  テリトリーからでないいい子なのは・・なぜ?






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パリの小鳥



                パリで小鳥に出会うなんて
                少しも期待はしていなかったけど




                植物園のど真ん中
                ドーンと両手を広げた八重桜




                その中にすっぽり包まれて
                さくらの中でいい気持・・




                ・・だったのは私だけではなく
                シジュウカラも気持よさそに飛びまわっていた




                さぁてそのシジュウカラ・・
                これが?と思うほどボサボサ




                日本画と油絵ほどの違い
                その違いの原因はこれ!?!




                などと思いながら
                眺めるシジュウカラの愛らしさ




                所変われば小鳥も変わる
                それにしてもこのラフなスタイルはなぜ?





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証拠写真!



                お孫ちゃんのお守で井の頭へ




                カメラ抱えてはいたものの
                鳥撮り気分はゼロ




                そんな時に限って・・
                目の前を横切った見慣れぬ鳥




                お孫ちゃんチョロチョロ気になりつつ
                「動かないで!」の一言発し




                あわてて撮ってみたら
                なんとなんとのアオゲラ!!




                結果は散々のこれっ!




                証拠程度の画像だけれど
                ちょっと嬉しいやの出会い


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大聖堂の中へ



               サント・クロワ大聖堂へたどり着くと




               中を見る時間がわずかにあるという




               周りを囲むステンドグラスは
               オルレアンの少女の一生




               ジャンヌ・ダルク・・
               子供のころから耳にしてはいたけれど




               どんな話であったか・・
               起承転結・・知っているのは起と結だけで・・




               説明を聞く間もないほど
               急ぎ足で一回り




               自分の街を守ってくれた
               歴史上の人物がいたということ・・
               分かることもなく・・




               いや・・
               犠牲になってしまったジャンヌ・ダルクを思うと




               歴史的な評価というのは
               何百年もたたねば分からぬものなのか・・
               それでは遅すぎるということもあるのに




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サント・クロワ大聖堂へ



               今にも馬車が現れてきそうな
               古い建物立ち並ぶ中を歩く




               映画にでも出てきそうな街並み




               数世紀前の兵隊が隊列を組んで
               行進していても不思議ではなさそうな・・




               もうすっかりそんな雰囲気に浸っていた




               そんな雰囲気がどこか現実的な街




               清潔感が醸し出す威厳と誇りが
               パリなどとはどこか違う




               ロワール川周辺にいくつもの
               貴族の狩り場の城があり




               オルレアン周辺にもいくつかの城がある




               気品を感じるのはそのせいなのかと・・
               大聖堂の前で周りを見回すと




               再び昔生きた人の足音が聞こえてきた気がした






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古い街で



               開放的で楽しげな
               パリの街からやってくると




               オルレアンの街は威厳が感じられた




               ジャンヌダルクが守ったというこの街の




               15世紀から今へと続く誇り




               歴史ある建物が普通にあることの深み




               今を生きている人との近さのせいか
               重さを感じさせない




               歴史が今へ続いているということは
               そういうことなのかと




               今も生き続けている歴史を
               ないがしろにしてはいけないということを
               いったいどれだけの人が分かっているのだろう




               600年もの間ジャンヌダルクが守った街を
               守り抜いた人々の前で・・

               ブロックのごとく簡単に崩されそうな
               わが国の戦後の歴史もことを思った





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メリーゴーランドで夢の世界へ



               パリの街を歩いていると
               エッフェル塔・・モンマルトル・・公園や街角




               メリーゴーランドを見かける
               ここオルレアンでもマルシェの広場に!




               メリーゴーランドは夢の世界の入り口




               着飾ったお馬さん!お洒落な椅子!
               きらきら光る天井・・




               幼き頃の憧れの外国の風景が
               ふつふつと蘇ってくる




               夢と現実を行ったり来たりの旅だけど
               時々の夢は嬉しくも若返る




               少女の夢は広場の真ん中に置いておいて
               マルシェを背に古き歴史の跡へと入って行く




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