人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

「3/31 オーケストラの日」コンサート・チケットを買う / フランシス・コッポラ監督「地獄の黙示録」を観る~ワーグナー「ワルキューレの騎行」が流れる

2017年01月31日 07時57分01秒 | 日記

31日(火),月日の経つのは速いもので,2017年1月も今日で終わりです ということで,わが家に来てから今日で854日目を迎え,トランプ米大統領が韓国の黄教安首相と電話会談し,核・ミサイルで挑発を続ける北朝鮮の脅威に対し,共同で防衛能力を強化していくことで一致した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

          

                           核開発の北朝鮮と 核のボタンを持つトランプとどっちが危険?

 

  閑話休題  

 

昨日,夕食に「ハヤシライス」と「生野菜とアボガドとサーモンのサラダ」を作りました アボガドとサーモンの相性は抜群です ハヤシライスは久しぶりに作りました.お代わりしました

 

          

 

  も一度,閑話休題  

 

第11回「オーケストラの日」コンサートのチケットを購入しました 3月31日(金)午後3時から文京シビックホールで開かれます.プログラムは①シベリウス:交響詩「フィンランディア」,②同「ヴァイオリン協奏曲」,③ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」組曲です ②のヴァイオリン独奏はスヴェトリン・ルセフ,指揮は源田茂夫,管弦楽はオーケストラの日祝祭管弦楽団(首都圏のオケのメンバーによる臨時編成オケ)です

なぜ3月31日が「オーケストラの日」なのかと言うと,「331=ミミにいちばん」だそうですよ 私などは331といえば,モーツアルトのケッヘル番号のK.331=「ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 ”トルコ行進曲付き” 」を想起してしまいます

 

          

 

  最後の,閑話休題  

 

昨日,池袋の新文芸坐で「地獄の黙示録」を観ました これはフランシス・コッポラ監督による1979年 アメリカ映画(147分)です ジョセフ・コンラッドの小説「闇の奧」を原作に,舞台をベトナム戦争下のジャングルに移して戦争の恐怖と狂気を描き,第32回カンヌ映画祭で最高賞パルムドールを受賞しました

 

          

 

サイゴンのホテルに滞在し軍の命令を待つばかりのアメリカ陸軍のウィラード大尉(マーティン・シーン)は,上層部からカーツ大佐(マーロン・ブランド)の暗殺を命じられる カーツ大佐は任務で訪れたカンボジアのジャングル奥地で勝手に自らの王国を築き上げ,軍から危険人物とみなされていた ウィラード大尉は部下たちを連れ,哨戒艇で川をさかのぼりカーツ大佐の王国を目指すが,その途上で部下を失い,ベトナム戦争がもたらした悲惨で異様な光景を次々と目撃することになる  ついにカーツ大佐と会うことになったウィラード大尉は殺害を決意する

この映画に切り離せない音楽があります アメリカ軍のヘリコプター部隊がベトナムの村を爆撃するときにオープンリール・デッキから流すワーグナーの「ワルキューレの騎行」です この音楽は,ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の第1日「ワルキューレ」の第3幕への前奏曲で,天空を翔るワルキューレたちが戦死した兵士の魂をヴァルハラへ運ぶ音楽です 「勇ましい音楽」というのはこういう音楽を言うのだと思いますが,ワーグナーの意図とは異なり,この映画では 北ベトナムの戦死者を出すために 村を攻撃する時のアメリカ軍兵士を鼓舞する音楽として使われています   私の愛聴盤はジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団による演奏です

 

          

 

それにしても,ワーグナーの音楽は第二次世界大戦ではヒトラーに利用されたし,あまり良い意味で使われることが少ないような気がします まあ,作曲家としては革命的な凄い人だとは思いますが,人間としてはどうだったのかな,と思うと複雑な想いです

 

 

1月から2月にツキが変わる今日と明日,1泊2日で熱海に行ってきます 一昨年10月まで私が勤めていたNPCを昨年末に定年退職したE氏の”泊まり込み送別会”に参加するためです したがって,2月1日付のブログは帰京してから書いて午後にアップします 読者の皆さま,夕方以降にアクセスして下さるようお願いいたします

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