3日(火)。わが家に来てから今日で1675日目を迎え、12億人の信者を抱えるローマ・カトリック教会のトップ、フランシスコ法王(82)が1日、法王庁があるバチカンで停電によりエレベーターに一時閉じ込められ、消防隊に救助されるハプニングがあった というニュースを見て感想を述べるモコタロです
法王と言えども 今回だけは神様よりも消防隊に感謝したんじゃないかな?
昨日、夕食に「豚しゃぶ」を作りました 今夏初めてですが、美味しかったです
昨日、早稲田松竹で「アリ―/スター誕生」と「ドリームガールズ」の2本立てを観ました
「アリ―/スター誕生」はブラッドリー・クーパー監督・製作・脚本による2018年アメリカ映画(136分)です
ストーリーは、シンガーソングライターのジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー)がカリフォルニアで開かれたコンサートの後、ドラッグ・バーを訪れた時に、店のパフォーマンスでシャンソンを歌ったアリー(レディ・ガガ)の才能を見抜き、彼女をコンサートに起用することを決め、アリーはジャクソンと一緒にコンサート活動をすることになるが、ジャクソンは酒とドラッグから抜け出すことが出来ず、アリーを苦しめることになる、というものです
この映画は今年6月6日にギンレイホールで観て、翌7日付のtoraブログに感想を書いていますので、興味のある方はそちらをご覧いただきたいと思います 今回あらためて観て感じたのは、レディ・ガガは魂の歌を歌っているということです
「ドリームガールズ」はビル・コンドン監督・脚本による2006年製作アメリカ映画(140分)です
この映画は日本でのロードショー公開直前に日本記者クラブの試写会で観ました 社会的なテーマの映画上映が中心の記者クラブ試写会では異色の作品だったので、ちょっとした嬉しいサプライズでした 今回はそれ以来の2度目です
時は1962年。音楽での成功を夢見るエフィ(ジェニファー・ハドソン)、ローレル(アニカ・ノニ・ロビンソン)、ディーナ(ビヨンセ)の3人は、”ドリームメッツ”というグループを結成して、新人オーディションへの挑戦を繰り返していた そんな彼女たちに大きな可能性を見い出したのは、中古車販売会社を経営するカーティス(ジェイミー・フォックス)だった 彼女たちのマネジメントを買って出たカーティスは、地元の人気シンガー、ジェームス・アーリー(エディ・マーフィ)のバックコーラスに抜擢する 彼女たちのパワフルなステージは全米の注目を集め、”ザ・ドリームズ”に改名してデビューし、スター街道を歩み始める しかし、時代はラジオからテレビへと移行する時期だった。カーティスはエフィに代え、ルックスの良いディーナをセンターに起用する エフィは反発し出て行ってしまう その後エフィは弟が作曲した「ワン・ナイト・オンリー」のシングル盤を出し、それが評判を呼んだが、音楽ビジネスで成功しディーナと結婚したカーティスは、資金力に物を言わせてその歌の権利を奪い取り、エフィの代役を含めた新生ドリームガールズに歌わせる あとで真実を知ったディーナはエフィに謝罪し カーティスと別れ、家を出ていく。かくして新生ドリームガールズにエフィが加わった4人によって解散コンサートが開かれる
この映画は、1980年代にブロードウェイで大ヒットした伝説のミュージカルを映画化したものです 1960~70年代のモータウン・サウンドの興隆期を支えた「スプリームス」の実話をもとに、外見上は華やかなショービジネス界のサクセスストーリーと、その裏で起こる確執や裏切りや挫折などの人間ドラマを描いたものです 3人のうちビヨンセが演じたディーナはダイアナ・ロスをモデルにしています。それだけに実力者ビヨンセの歌声が大きな魅力ですが、それに負けず劣らず迫力ある歌を披露したのがエフィを演じたジェニファー・ハドソンです 文字通りパワー全開です
映画の中で歌われる多くの歌の中に前出の「ワン・ナイト・オンリー」がありますが、最初にエフィ役のジェニファー・ハドソンが歌った時はバラード調の切々と迫ってくるような感じでしたが、新生ドリームガールズが歌った時はノリノリのディスコ調になっており、同じ曲でもアレンジによってこうも違うものかと驚きました
この日に観た2本の映画は、音楽にジャンルは関係ないということを教えてくれました