5日(土)。昨日は映画を観に行く予定だったのですが、連日のコンサート&映画館通い(とくに前日の7時間18分の『サタン・タンゴ』は効いた!)で疲れた上、今日も明日もコンサートが控えているので、家でCDを聴いてコンサートの予習をしながら本を読んで過ごしました
3日の深夜、息子から「いま山形から長崎県に出張しているが、4日に山形に戻ると熱帯低気圧の影響で嵐に巻き込まれそうなので、東京の実家で一泊したい」というメールが入りました そういう訳で、長崎土産のカステラと角煮まんじゅうを持ってきてくれました
ということで、わが家に来てから今日で1832日目を迎え、2020年米大統領選をめぐり、ウクライナに介入を依頼したという疑惑で、米議会から弾劾調査を受けているトランプ大統領は3日、野党・民主党の大統領選有力候補のジョー・バイデン前副大統領の疑惑について「中国もバイデン氏を調査するべきだ」と語った というニュースを見て感想を述べるモコタロです
公平を期すために トランプのロシア疑惑についても中国に調べてもらおうかね?
昨日は、息子が「ステーキ」を焼いて、「野菜と卵サラダ」「ニンジンと玉ねぎのスープ」を作ってくれました ステーキは1人前330グラムです。料理は息子にかないません
昨日の朝日朝刊に「ドミンゴ氏、総監督を辞任」の見出しによる小さな記事が掲載されていました。超訳すると
「世界的なオペラ歌手のプラシド・ドミンゴ氏(78)が、米ロサンゼルス歌劇場の総監督を辞任すると表明した 同歌劇場で予定されていた今後の出演も見合わせる。ドミンゴ氏は、女性歌手らへのセクハラ疑惑が報道されていた
ドミンゴ氏は声明で『汚名をそぐ努力は続けるが、私が総監督から退くことが歌劇場にとって一番の利益になると決心した』と辞任を表明した
」
これでドミンゴ氏はメトロポリタン歌劇場(MET)とともに2つの歌劇場から追い出されたことになります 受け入れ先で残るのは、出身国のスペインと 高額チケットを気前よく買ってくれる日本くらいでしょうか
読売日響から2020ー2021シーズン会員継続案内が届きました 現在私は「名曲シリーズ」の会員ですが、「定期演奏会」(サントリーホール)、「名曲シリーズ」(同)、「土曜・日曜マチネ―シリーズ」(東京芸術劇場)の2020年度のラインアップを比較して、聴きたい曲目が一番多い「定期演奏会」を選ぶことにしました
私の一番大きな基準はマーラー、ブルックナー、ワーグナーといった大曲が何曲含まれているかです
「定期演奏会」にはブルックナー「第3番」(4月)、ワーグナー「ワルキューレ」第1幕(7月)、マーラー「第7番」(10月)、ブルックナー「第6番」(12月)が含まれています
座席ランクは現在と同じA席としました
山里亮太著「天才はあきらめた」(朝日文庫)を読み終わりました 山里亮太は1977年千葉県生まれ。関西大学文学部卒。在学中に吉本興業のタレント養成学校NSC22期生となる。2003年に「しずちゃん」こと山崎静代と「南海キャンディーズ」を結成し、山ちゃんとしてツッコミを担当する
2004年にABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞を、M-1グランプリ2004で準優勝を果たす
私がこの本を読もうと思ったのは、「漫才師のモテない男がなぜ天下の大女優・蒼井優と結婚できたのか?」に興味を抱いたからです
この本には、「とにかくモテたい」という一心で漫才師になることを決意したこととか、コンビを組んでお客から受けないと自分のことは棚に上げて、相方を批判することで精神のバランスをとっていたとか、ボクシングを始めて世間の注目を浴びていた しずちゃん に嫉妬していたとか、自分の恥や欠点をさらけ出して、ありのままの山里亮太の姿が描かれています
この本を読むまでは、山ちゃんがこれほどの努力家だとは思っていませんでした ライブが終わると必ず、終わったばかりのパフォーマンスについて振り返り、反省点を次に生かそうと努力しているのです
巻末の「解説」にオードリーの若林正恭が「後々きづいたことなのだが、山里亮太は99%の成功があったとしても1%のミスに注目する」と書いていますが、同業者の目から見ても大した芸人根性の持ち主であることが分かります
他人から批判されると、それをエネルギーに変えて突進するバイタリティーに感服します
婚約発表の記者会見で、「どんなところが良くて山里亮太と結婚しようと思ったのか?」と問われ、蒼井優は「仕事に真面目に取り組む姿勢を尊敬している
」と語っていましたが、やっぱり「真面目」が一番なんだろうな、と思います
おかっぱ頭に赤いメガネの 一見すると非モテ男でも、見ている人は見ているのだということで、若い男性諸君に希望を与えたのではないでしょうか
この本の帯にあるように「天才はあきらめた でも 結婚はあきらめなかった」ということで めでたしめでたし
余談ですが、山ちゃんは「天才はあきらめた」と言ってますが、「天才」は生まれもった性質であって、あきらめるとか、あきらめないとかいう性質のものではないと思います