9日(水)。わが家に来てから今日で1836日目を迎え、元・NHKから国民を守る会(N国)の中央区議に対する脅迫容疑で書類送検された N国の立花孝志党首が、10月10日告示の参院埼玉選挙区補欠選への立候補を視野に入れ、参院議員を辞職する検討に入った というニュースを見て感想を述べるモコタロです
比例区から地方区への鞍替えだけど これで当選したら埼玉県民の良識が問われる
昨日、夕食に「チキン・カレーライス」と「生野菜サラダ」を作りました カレーは時々食べたくなりますね
昨日、池袋の新文芸坐でミキ・デザキ監督・脚本・撮影・編集による「主戦場」を観ました
この映画は、日系アメリカ人映像作家ミキ・デザキが、慰安婦問題をめぐる論争を様々な角度から検証し分析したドキュメンタリーです 慰安婦問題についてデザキの胸によぎる様々な疑問 ~ 慰安婦たちは性奴隷だったのか、本当に強制連行はあったのか、元慰安婦たちの証言はなぜブレるのか、日本政府の謝罪と法的責任は ~ といった疑問を解消すべく、日本、アメリカ、韓国の肯定派と否定派それぞれの立場で論争の中心にいる人々に取材を敢行していく さらに膨大なニュース映像や記事の検証を交えて、慰安婦問題に多面的な光を当てる
取材の対象となったのは、山本優美子(なでしこアクション)、杉田水脈(自民党衆議院議員)、藤岡信勝(新しい教科書をつくる会)、ケント・ギルバート(弁護士)、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、加瀬英明(日本会議)、吉見義明(歴史学者)、林博史(同)、イ・ナヨン(社会学者)、小林節(憲法学者)、植村隆(元朝日新聞記者)など、右から左までの論客たちです
誰かと誰かが論争するという形でなく、右翼的な人のインタビューの後に左翼的なインタビューを登場させ、あるいはその逆の順に登場させることによって、双方の主張を明確に対比させながら、矛盾や問題点を浮き彫りにしていきます
この映画を観終わって思ったのは、「いかに(私を含めて)われわれが慰安婦問題について知らないか、あるいは知らされていないか」ということ、さらに言えば「あえて触れたくない問題から目を逸らしてきたか」です。その意味では、慰安婦問題に関する絶好のテキストとなる映画だと思います 一人でも多くの日本人に観て欲しいと思いますが、身構える必要はありません。すごく面白い映画です