23日(水)。わが家に来てから今日で1850日目を迎え、天皇陛下が即位を国内外に宣言する「即位礼正殿の儀」が22日午後1時から皇居・宮殿で行われたが、今年に限りの祝日となっている という記事を見て感想を述べるモコタロです
誰かが天皇陛下には毎日即位して欲しいとツイートしてたけど サラリーマンだな
昨日は寒かったので、夕食は「味噌鍋」にしました 食材は豚バラ肉、キャベツ、シメジ、舞茸、長ネギ、モヤシです。〆はラーメンにしました
11月29日(金)午後7時から東京芸術劇場コンサートホールで開かれる「東京音楽大学シンフォニーオーケストラ定期演奏会」のチケットを取りました プログラムは①三善晃「管弦楽のための協奏曲」、②ベートーヴェン「交響曲第2番ニ長調」、③バルトーク「管弦楽のための協奏曲」です 演奏は、管弦楽=東京音楽大学シンフォニーオーケストラ、指揮=下野竜也です
昨日、神楽坂のギンレイホールで「希望の灯り」と「誰もがそれを知っている」の2本立てを観ました
「希望の灯り」はトーマス・スチューパー監督による2018年ドイツ映画(125分)です
無口で不器用な青年クリスティアン(フランツ・ロゴフスキ)はライプツィヒ近郊の田舎町に建つ巨大スーパーマーケットの在庫管理係として働き始めた 仕事を教えてくれるベテランのブルーノ(ペーター・クルト)が見守る中、職場で働く年上のマリオン(サンドラ・フラー)に惹かれていく しかし、彼女には夫がいた。一方、クリスティアンも過去に罪を犯して投獄された経験をもっていた 二人の恋の行方はいかに
この映画は旧東ドイツ生まれの作家クレメンス・マイヤーの短編小説「通路にて」を、同じく東ドイツ出身のトーマス・スチューパー監督が映画化したものです 1989年のベルリンの壁崩壊、1990年の東西ドイツ再統一の後のライプツィヒ(旧東ドイツ)近郊のスーパーでの物語を描いていますが、映画の端々から「西の勝ち組」に対する「東の負け組」のあり様が浮かんできます 東側の人間でなければ描けなかった物語だと思います
映画の冒頭、郊外の夜明けのシーンで流れるヨハン・シュトラウス2世のワルツ「美しき青きドナウ」のメロディーが印象的です これから1日が始まるという合図のようにも聴こえます また、閉店後の作業の際、ブルーノがCDをかけ店内にJ.S.バッハの「G線上のアリア」(管弦楽組曲第3番BWV1068~第2曲「アリア」)を流します バッハは晩年までの後半生をライプツィヒの聖トーマス教会のカントールとして過ごしました ドイツと言えばバッハが欠かせないといったところでしょうか
「誰もがそれを知っている」はアスガ-・ファルハディ監督・脚本による2018年スペイン・フランス・イタリア合作映画(133分)です
アルゼンチンで夫と二人の子どもたちと暮らすラウラ(ペネロペ・クルス)は妹アナの結婚式のため故郷スペインの小さな村に帰郷する。地元でワイン農園を営む幼なじみのパコ(ハビエル・パルデム)や家族と再会して喜びを分かち合う しかし、結婚式後のパーティーのさなか、ラウラの娘イレ―ネが忽然と姿を消してしまう やがて何者かから巨額の身代金を要求するメールが届き、イレーネが誘拐されたことが判明する それぞれが事件解決に奔走するなかで、家族の間にも疑心暗鬼が広がり、長年にわたり隠されていた秘密が露わになっていく パコはイレーネを救うために農園の土地を売って身代金を作る。彼はなぜそうしなければならなかったのか
いったい誘拐犯は誰だ と思わず前のめりになるミステリー映画です ラウラ役のペネロペ・クルスとパコ役のハビエル・パルデムは実生活上の夫婦だと観終わってから知りました
この映画でも、バッハの「G線上のアリア」が教会でのシーンで流れました アスガ-・ファルハディ監督はドイツ人ではなくイラン人です やはり、バッハの音楽はドイツに留まらず世界共通語なのでしょう