15日(火)。わが家に来てから今日で1842日目を迎え、本人や家族をめぐる数々の疑惑で韓国の国論を2分していたチョ・グク法相が電撃辞任した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
文大統領の支持率が就任以来最低を記録しているらしい 過ちて改めざるの結果だ
昨日は、腱鞘炎も治らないし、急に冬のように寒くなったので、夕食は「白みそ肉鍋」にしました 食材は豚バラ肉、キャベツ、もやし、玉ねぎ、水菜、長ネギで、スープは市販のものです。〆はうどんでした。寒い夜は鍋が一番ですね
あっ、お酒は焼酎のお湯割りです
昨日、東京藝大奏楽堂で「フランス室内楽の名曲を探して~名手ドンスク・カンと日本の仲間たち」を聴きました プログラムは①ミヨー「2つのヴァイオリンのための二重奏曲 作品258」、②ロパルツ「チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ト短調」、③ショーソン「ピアノ、ヴァイオリン、弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 作品21」です
全席自由です。1階10列24番、センターブロック右通路側を押さえました 会場は6割弱くらいの入りでしょうか
1曲目はミヨー「2つのヴァイオリンのための二重奏曲 作品258」です この曲はダリウス・ミヨー(1892-1974)が1945年に作曲した作品です
第1楽章「陽気に」、第2楽章「ロマンス」、第3楽章「ジーグ」の3楽章から成ります
演奏はヴァイオリン=ドンスク・カン、漆原朝子です
ミヨーらしいエスプリの効いた曲想でした
2曲目はロパルツ「チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ト短調」です この曲はジョセフ・ギィ・ロパルツ(1864‐1955)が1904年に作曲した作品です
第1楽章「アレグロ・モデラート」、第2楽章「クアジ・レント」、第3楽章「アレグロ」の3楽章から成ります
演奏はチェロ=中木健二、ピアノ=津田裕也です
初めて聴く作曲家の作品とあって、聴いていて把握しがたいものがありましたが、チェロがよく歌っていました
プログラム後半はショーソン「ピアノ、ヴァイオリン、弦楽四重奏のためのコンセール ニ長調 作品21」です この曲はエルネスト・ショーソン(1855-1899)が1891年に作曲し、1892年3月4日にイザイ他の演奏により初演され、イザイに献呈されました
この曲は何度か生演奏を聴いて、すっかり気に入ってCDまで購入した作品です
この曲は第1楽章「活発に」、第2楽章「速くなく:シチリアーノ」、第3楽章「荘重に」、第4楽章「とても活気づいて」の4楽章から成ります
演奏はピアノ=坂井千春、独奏ヴァイオリン=ドンスク・カン、弦楽四重奏のヴァイオリン=玉井菜摘、野口千代光、ヴィオラ=川崎和憲、チェロ=河野文昭です
曲の冒頭、ピアノによって力強く奏でられる3音が曲全体を支配します 弦楽四重奏によって繰り返された後、独奏ヴァイオリンが入ってきますが、韓国出身のドンスク・カンは身体を大きく揺らし、感情表現豊かに情熱的な演奏を展開します
韓国のヴァイオリニストはこういうスタイルの人が多いように思います
私が好きなのは第2楽章です。「シチリアーノ」の表示がありますが、ちょっぴりメランコリックな曲想が何とも言えない魅力です
全体を通して坂井千春さんの節度があるピアノ演奏が印象に残りました
ところで、プログラム冊子に掲載の成田麗奈さんの「プログラム・ノート」によると、ショーソンやロパルツなどが活躍していた頃のパリ国立音楽院の作曲家教授は、「マノン」「ウェルテル」などのオペラ作曲家として名高いジュール・マスネ(1842‐1912)でしたが、学生たちはマスネ教授ではなくセザール・フランク(1822-1890)のもとに集まったそうです ヴァンサン・ダンディやギョーム・ルク―らを含めて、彼らは「フランク楽派」と呼ばれました
学生たちにとって、フランクの方が作曲についてフランクに相談が出来たのでしょう それを横目で見ていたマスネは「ウェルテル」のように悩んだと想像できマスネ
この日のコンサートのタイトル「名手ドンスク・カンと日本の仲間たち」にあるように、芸術の世界では日韓交流はしっかりと進められています さて、政財界はどうなっているのかな
安倍さん、どうよ