10月1日(土)。月日の流れは速いもので今日から10月です 9月にツキがなかった人は10月はツキが変わるかもしれません ポジティブ・シンキングで行きましょう
ということで、わが家に来てから今日で2820日目を迎え、ロシアの隣国ジョージアに多くのロシア人が国境を越えて入国していることを受け、ジョージアの住民は「自分たちはロシアに国土の20%を不当に占領されている状況なのに、なぜロシア人を受け入れる必要があるのか?」「国内にロシア人が増えれば、プーチンが『ジョージアにはこんなに多くのロシア人が住んでいる。ロシア人を解放しよう』と言ってウクライナと同じように侵略してくるかもしれない」と不安を隠さない というニュースを見て感想を述べるモコタロです
侵略を受けてるウクライナから移るのは分かるけど ロシアから移るのは想定外だろ
昨日、夕食に「エビとレンコンのつくね焼き」「生野菜とツナのサラダ」「豚汁」を作りました 「エビ~」は新聞の「料理メモ」に掲載されていたレシピで作りました レシピ通りに作ると足りないので、いつも2倍作ります 初挑戦でしたがとても美味しく出来ました
昨日、新国立劇場「オペラパレス」でヘンデルのオペラ「ジュリオ・チェーザレ」のゲネプロ(総舞台稽古)を見学しました これは新国立劇場友の会「クラブ・ジ・アトレ」のポイントアップサービスの「抽選アイテム」に当選したため招待券が送られてきたものです 指定された座席は定期会員席にかなり近い席です
キャストは、ジュリオ・チェーザレ=マリアンネ・ベアーテ・キーランド、クレオパトラ=森谷真理、トロメーオ=藤木大地、コルネーリア=加納悦子、セスト=金子美香、アキッラ=ヴィタリ・ユシュマノフ、ニレーノ=村松稔之、クーリオ=駒田敏章。管弦楽=東京フィル、合唱=新国立劇場合唱団、指揮=リナルド・アレッサンドリーニ、演出=ロラン・ペリーです
ゲネプロに先立って主催者側から、「本公演は2020年4月に上演する予定だったが、コロナ禍のため本番初日2週間前のリハーサルの段階で急きょ中止を余儀なくされた したがって、今回は2年半ぶりの初上演となる 今回、再びパリから舞台装置一式を運び入れ、本公演を迎えることになった お楽しみいただきたい」とあいさつがありました
ローマの将軍ジュリオ・チェーザレ(ジュリアス・シーザー)は政敵ポンペーオを追ってエジプトに入るが、政敵はエジプト王トロメーオによって殺されていた ポンペーオの妻コルネーリアと息子セストは復讐を誓うが、やがてトロメーオに捕らえられる トロメーオの姉クレオパトラは弟から王座を奪うべく、チェーザレに近づく トロメーオの側近アキッラに追われたチェーザレは、海に飛び込んで逃走する 弟に捕らえられたクレオパトラをチェーザレが助け出し、トロメーオはセストに殺される チェーザレはクレオパトラに王冠を与える
本公演は2011年にパリ・オペラ座で上演されたロラン・ペリの演出によるもので、舞台はエジプトの博物館の倉庫という設定になっており、巨大な彫像や絵画が登場します
ストーリーからすると、正歌劇(オペラ・セリア)だと思いますが、ロラン・ぺリの演出はユーモラスで、飽きさせません
第1幕でコルネーリア(加納悦子)がアリアを歌っている最中の14時54分頃に地震がありましたが、すぐに収まり、オペラは止まることなく続けられました
ゲネプロなので詳しい内容の紹介や感想は控えたいと思いますが、全体的に歌手陣は大健闘だったと思います とくにクレオパトラ役の森谷真理は歌唱力・演技力とも突出していました トロメーオ役の藤木大地はメイクのためか本人とは気が付かないほど別人に見えました 私が注目したのはクレオパトラの侍女ニレーノを歌った村松稔之です。彼は伸びると思います
第3幕冒頭は、トロメーオ(藤木大地)を複数の女性陣が囲んでいるシーンですが、女性たちはマスクを着用していました これを本番でどうするのか、要注目です
指揮者アレッサンドリーニはバロック音楽の大家らしく、東京フィルにノン・ヴィブラートの古楽奏法を求めていました フルートは音色から古楽器(フラウト・トラヴェルソ)を使用していると思われます また、マンドリンの親分のような楽器も使用されていて、いかにもバロック・オペラの音と雰囲気を醸し出していました
上演時間は上の写真の通り、休憩を2回挟んで計4時間20分ですが、カーテンコールを含めて予定を10分超過し、終演は18時30分でした 明日=2日の初日公演が楽しみです