4日(火)。わが家に来てから今日で2823日目を迎え、参議院の石井準一議院運営委員長は3日、NHK党のガーシー(本名・東谷義和)議員に帰国と国会出席を求める文書を同党の浜田聡政調会長に渡した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
誰だよこんな無責任な奴を国会議員に当選させたのは! 議員報酬は払う必要ないな
昨日、夕食に「アスパラの豚肉巻焼き」「生野菜とアボカドのサラダ」「冷奴」「白舞茸の味噌汁」を作りました 「アスパラ~」は細身のものが安く売っていたので、熱を通しやすいと思い使うことにしました 久しぶりに作りましたが美味しくできました
早稲田松竹でレオス・カラックス監督による2021年フランス・ドイツ・ベルギー・日本共同製作映画「アネット」(2時間20分)を観ました
コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)はキャリアの低迷に悩まされていた そんなある日、ヘンリーはオペラ界のスター歌手、アン(マリオン・コティヤール)と恋に落ち そのまま結婚した ヘンリーのキャリアは結婚後も落ち目になる一方で、自分以上の成功を収めるアンに嫉妬心を募らせていった やがて2人の間に娘アネット(デビン・マクドウェル)が生まれた アネットには母親譲りの歌の才能があり、ヘンリーはその才能を磨くことに存在意義を見い出すようになった しかし、娘を通したヘンリーの自己実現は徐々に狂気を孕み始める
本作は、ロン&ラッセル・メイル兄弟によるポップバンド「スパークス」がストーリー仕立てのスタジオアルバムとして構築していた物語を原案に、映画全編を歌で語り、全ての歌をライブで収録したものです スタンダップコメディアンのヘンリーと一流オペラ歌手のアン、その2人の間に生まれたアネットが繰り広げるダークなおとぎ話を、カラックス監督ならではの映像表現で描き出した「ロック・オペラ・ミュージカル」です
赤ん坊時代のアネットはマペット(人形)に演じさせていますが、少し成長して少女になると、デビン・マクドウェルが演じます 殺人罪で牢獄に入れられたヘンリーに面会に来たアネットが、「パパもママも私の歌の才能を利用して金儲けをした。絶対に許さない」と非難し、「パパはそこにいたら何もできないね。殺人もできない・・・これはジョークよ」と言うシーンには笑ってしまいました アネットは母親からは歌の才能を、父親からはコメディアンの才能を譲り受けていた、というわけです
映画の中で歌われる数々のミュージックナンバーは、いずれもアダム・ドライバー、マリオン・コティヤールたちが歌っていますが、良い曲ばかりです
映画は室内から屋外へと世界が広がっていき、歌う舞台が次々と変わっていきます 一瞬先は闇で、次はどうなるか予想もつきません それだけに刺激的です
それにしても、アダム・ドライバーは何でもこなす ゾンビ・バスターズになったかと思えば、バスのドライバーになるし、中世の騎士を演じたかと思えば、コメディアンに変身する まさに、オールラウンドプレーヤーですね
映画の冒頭、「この映画は、息をしながら観てはいけません。息を止めてご覧ください」というテロップが流れますが、本気にしたら死んでしまいます 映画は主体性を持って観ましょう