18日(火)。16日のブログで、15日開催の東京交響楽団の定期公演の演奏中に第2ヴァイオリン奏者が倒れた旨を書きましたが、昨日付の東響のホームぺージに「直ぐに救急車の手配を行い、救急搬送され、受け入れ先の病院で適切な処置・治療を受けました。ご来場のお客様には大変ご心配いただき、また多数のあたたかいお言葉をいただきまして、心より感謝申しあげます」と掲載されていました。どうやらご無事だったようで良かったです
ということで、わが家に来てから今日で2837日目を迎え、ウクライナ文化情報省は17日までに、ロシアが一方的に併合を宣言した南部へルソン州で、地元オーケストラの首席指揮者のユーリー・ケルバテンコ氏がロシアへの協力を拒否し、自宅でロシア軍に射殺されたと明らかにした というニュースを見て感想を述べるモコタロです
指揮者を射殺するなんて ロシア軍には文化人がいないことを暴露したようなものだ
昨日、夕食に「五目煮」「生野菜とヒジキのサラダ」「白舞茸の味噌汁」を作りました 「五目煮」は新聞の「料理メモ」のレシピを参考にして初めて作りました 材料は牛肉、人参、レンコン、シメジ、シラタキです。とても美味しかったです
早稲田松竹でロベール・ブレッソン監督による1974年製作フランス・イタリア合作映画「湖のランスロ」(84分・4Kデジタルリマスター)を観ました
聖杯探索に失敗して多くの死者を出し、城に帰還した円卓の騎士たち その中の一人ランスロ(リュック・シモン)は、王妃グニエーヴル(ローラ・デューク・コンドミナス)との許されざる恋に苦悩していた 不倫の解消を神に誓うランスロだったが、グニエーヴルにその気はない 彼らの不義を利用して権力を手にしようと企むモルドレッドは、仲間を増やすべく暗躍する。そして騎士たちの絆に亀裂が入り始め、事態は思わぬ方向へと展開していく
本作は、「アーサー王伝説」の後日譚である王妃グニエーヴルと円卓の騎士ランスロの不義の恋をモチーフに、騎士道精神の崩壊を現代的視点から描いた歴史ドラマです
冒頭のスネアドラムに乗せて演奏されるバグパイプの音が強烈な印象を残します 騎士と騎士とが馬上で槍で突き合う試合では開始の合図にバグパイプが鳴り響きます また、騎士たちが歩くたびに甲冑のカチャカチャ音が鳴りますが、映画の8割くらいのシーンで執拗に鳴るのでこれも耳に残ります 映像面では、騎士たちの履いているタイツの色がカラフルです 中世の騎士はこんな原色のタイツを履いて戦闘していたのだろうか、と首をかしげてしまいますが、これはこれで楽しいと思います この映画は第27回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞しましたが、どこが評価されたのでしょうか