人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

藤田真央インタビュー ~ 日経の記事より / ジョナサン・ノット ✕ 東京交響楽団でブルックナー「交響曲第2番」他を聴かざるの記 ~ 行けなくなったチケットの生かし方

2022年10月24日 07時00分12秒 | 日記

24日(月)。昨日の朝、体温を測ったら36.4度で、やっと平熱にもどりました しかし、相変わらず喉が痛く 咳も出るし 身体がだるい感じがします 実はこの日 午後2時からサントリーホールで開かれる東京交響楽団「第705回定期演奏会」を聴きに行く予定があったのです プログラムは①シェーンベルク「5つの管弦楽曲 作品16」、②ウェーベルン「パッサカリア」、③ブルックナー「交響曲第2番 ハ短調」で、指揮はジョナサン・ノットです シェーンベルクもウェーベルンも全く興味がありませんが、ブルックナーの第2番は初めて聴く曲なので楽しみにしていました しかし、今週は読響定期、NHK Bプロ定期、東京シティ・フィル定期が控えていることを考えると、せっかく平熱に戻ったのにコンサートに出かけることによって、また発熱したら今週の公演が全滅になるおそれがあるので、泣く泣く諦めることにしました    ノット ✕ 東響のブルックナー  さぞかし引き締まった素晴らしい演奏だったろうな~  聴きたかったな~

 

     

 

ところで、行けなくなったチケットを無駄にしないために、東京フィルでは定期演奏会チケットの「寄付」制度があります これは行けなくなったチケットを「留学生招待シート」「”とどけ心に”特別招待シート」として活用するものです 東響を含めて他のオーケストラには同様の制度はないようですが、とても良い制度だと思います 欧米諸国では、行けなくなったチケットは代わりに行ける人に譲り、とにかく座席を埋めるのが文化だと、どこかで読んだ記憶があります もっとも、今回の私のように当日になって行けなくなったと連絡しても、オケの事務局側としては対応できない可能性が大きいと思います

ということで、わが家に来てから今日で2843日目を迎え、中国共産党の第20回党大会の22日、習近平総書記の隣席にいた胡錦涛前総書記が閉幕を待たずに会場から立ち去ったが、体調不良にも見える一方、会場係に連れ出されたようにも見えた  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     中国のことだから何が起こっても不思議じゃないけど  どちらかが一芝居打ったか

 

         

 

昨日の日経朝刊総合面の「このヒト」欄でピアニスト藤田真央が取り上げられていました 瀬崎久見子編集委員のインタビュー記事の概要は次の通りです

「新型コロナウイルス下で人気が沸騰した23歳のピアニスト。2019年のチャイコフスキー国際コンクール第2位で世界的に注目を集めた 今年は欧州のいくつもの音楽祭やオーケストラに招かれ、10月にモーツアルトのピアノ・ソナタ全集で世界デビューした 『子どものころの憧れは(20世紀の名ピアニスト)ホロヴィッツ』。ニコニコと楽しそうに話す 演奏もその表情に似て柔らかで、日本人が苦手なはずの豊かな表現力をものにしている 海外からは『変幻自在の即興』『曲に輝きを与える』などと驚かれている 今春、拠点をベルリンに移した。『アルバムの編集作業で自分の演奏を久しぶりに耳にしたら、なんていいモーツアルトだろうと聞き入ってしまった このアルバム、自分でも買うと思います』。相当な自信と強いメンタルの持ち主だ

藤田真央で思い出すのは2019年10月公開映画「蜜蜂と遠雷」(石川慶監督)です この作品は、史上初の直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説を映画化した音楽ドラマで、国際ピアノコンクールを舞台に、4人の天才ピアニストたちの戦いや成長を描いています 栄伝亜夜(松岡菜優)、高島明石(松坂桃季)、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(森崎ウィン)、風間塵(鈴鹿央士)が4人のピアニストを演じていますが、実際の演奏はプロが弾いています それぞれ河村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央です このうち藤田真央が実際に弾く風間塵は、パリで行われたオーディションに突如現れ、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの推薦状を持っている天才的なピアニストという設定になっています 藤田の演奏は天才ピアニスト風間塵のイメージにぴったりだなと感心したのを覚えています

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