28日(火)。早いもので2月も今日で終わりです 今年も残すところあと306日となりました 昨日、銀行通帳の記帳をしたら電気代が前月比2.3倍になっていてぶったまげました ロシアのウクライナ侵攻のツケが、廻り回って日本の一般市民の電気代にまで影響を及ぼしていると思うと、プーチンの鼻の穴から手をつっこんで奥歯ガタガタいわせたいほど頭に来ます 世界の諸悪の根源・強盗殺人覇権主義国家プーチン・ロシアを絶対許さない
話は変わりますが、昨日の朝日新聞朝刊 社会面に「『エホバの証人』巡り 弁護団 2世信者らの実情把握へ」という見出しの記事が載りました 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の話題が下火になりつつある昨今、記事は概略以下のように伝えています
「親による信仰の強制や、信仰を背景とする虐待など『宗教2世』の問題が注目される中、『エホバの証人』でも同様の問題があるとして、新たに『エホバの証人問題支援弁護団』が立ち上がった 弁護士や医師、弁理士ら15人で1月15日に発足したが、うち6人がエホバの元2世信者で、これまでにSNSなどを通じて、相談などに応じてきた これまでに寄せられた相談は約100件。幼少期にムチで叩かれて信仰を強制された ▽手術中などの輸血を禁止された ▽布教活動のため大学進学を反対された、といった内容だという 『エホバの証人』はキリスト教系新宗教で、正式名称は『ものみの塔聖書冊子協会』。教団ホームページによると、1870年代、米国の聖書研究者らを中心に発足した。日本支部は神奈川県海老名市にあり、国内の信者数は2022年時点で約21万人いるという 宗教の信仰を背景にした虐待について厚生労働省が昨年末に公表したガイドラインでは、教義を理由に輸血などの医療行為を受けさせないことはネグレクトにあたるとしている」
「エホバの証人」については、2022年9月5日付toraブログで、佐藤典雅著『カルト脱出記 ~ エホバの証人 元信者が語る25年間のすべて』(河出文庫)をご紹介しています 佐藤氏は1971年広島市生まれ、9歳から35歳まで「エホバの証人」の信者でした。佐藤氏は本書の中で、「まず最初に母親が『エホバの証人』に入信し、彼女を通じて『私』、弟、妹、そして夫である父親が相次いで入信させられていき、『私』は組織の中ではそれなりの地位を得て、信者としての自覚を持つようになったものの、次第にその教義に疑問を感じ始め、調べていくうちに『教え』に矛盾があることを突き止め、まず自分が脱会し、家族を一人一人説得して脱会させていった」と書いています 本書は、元信者の嘘偽りのない実体験をもとに書かれているので、説得力があります 具体的にどのように脱会したのか、また、家族をどのように説得して脱会させたのかが詳細に書かれています 興味のある方はお読みください
ということで、わが家に来てから今日で2968日目を迎え、暗号資産取引を解析する米企業「チェイナリシス」が今月発表した報告書によると、北朝鮮が昨年サイバー攻撃で世界中から奪い取った暗号資産(仮装通貨)の総額は約16億5千万ドル(約2250億円)に上り、過去最高を記録した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
誘拐・資金強奪国家の北朝鮮 強盗殺人国家のロシア 共通点は ”もの言えぬ国民”
昨日、夕食に「野菜とひき肉のドライカレー」を作りました 材料は茄子、ピーマン、トマト、玉ねぎ、ひき肉です。上乗せはブロッコリ、ミニトマト、アボカド、目玉焼きです。ヘルシーで美味しいです
早稲田松竹でパブロ・ラライン監督による2021年製作ドイツ・イギリス合作映画「スペンサー ダイアナの決意」(117分)を観ました
1991年のクリスマス。ダイアナ妃(クリステン・スチュワート)とチャールズ皇太子(ジャック・ファーシング)の夫婦関係は冷え切り、世間では不倫や離婚の噂が飛び交っていた しかしエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスに集まった王族たちは、ダイアナ以外の誰もが平穏を装い、何事もなかったかのように過ごしていた 息子たちと過ごす時間を除いて、ダイアナ妃が自分らしくいられる時間はどこにもなく、ディナー時も礼拝時も常に誰かに見られ、彼女の精神は限界に達していた 追い詰められたダイアナは自らの故郷でもあるサンドリンガムで、その後の人生を変える重大な決心をする
この映画を観て一番印象に残るのは、英国王室のがんじがらめのしきたりです ダイアナの衣装一つとっても、朝食用、外出用、ディナー用・・・とそれぞれが決められていて、本人が選ぶ権利はないのです そして、どこにいても誰かから監視されている。外部からパパラッチに写メされないよう、部屋のカーテンは閉め切りにさせられます 毎回の食事も出されたものに好き嫌いは言えず、摂食障害に陥ってしまいます こういう閉鎖的な空間の中で心を開くことが出来るのは衣装係の女性しかいないのです。チャールズ皇太子の愛人と言われるカミラと同じパールのネックレスをプレゼントされる屈辱も味わいます こうした様々な要因から、ダイアナはクリスマスの日、未来の王妃の座を捨て、一人の女性として、母親として、何より一人の人間として生きる道を選びます
この映画の原題は「スペンサー」です。これはダイアナの旧姓です ダイアナは1961年7月1日に名門貴族スペンサー伯爵家の令嬢として生まれ、1981年にチャールズ皇太子と結婚、その後1996年に離婚しました つまり、ダイアナはスペンサーで生まれ、王室に嫁いだけれど、結局スペンサーに戻ったのです
ダイアナを演じたクリステン・スチュワートは、顔が似ているばかりか雰囲気もダイアナその人です
世界中の人々から愛されたダイアナは、1997年にパパラッチに追われパリで事故死しました この映画では、幼いウィリアム王子とヘンリー王子の仲睦まじい様子も描かれていますが、その後メーガン妃と結婚し王室を離脱したヘンリー王子がネットフリックスの番組「ハリー&メーガン」で、兄ウィリアム皇太子を批判するなど王室の内情を暴露しているのを見て、天国のダイアナはどう思っているだろうか
【追記】2月28日13時36分。
2月の3つの目標の実績は①クラシック・コンサート=13回、②映画鑑賞=8本、読書=4冊でした