言葉にならない<念い(おもい)

2021年02月24日 20時08分55秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽「どのような言葉にふれるかは、私たちの人生と人格に大きな影響を与える」批評家・若松英輔さんの言葉
対話は、深いところでつながりながら、言葉や経験の深みを探るものである。
▽多くの言葉を交わしても、互いの呼吸が合わなければ「会話」にとどまる。
一方、「対話」は、自分の言いたいことを話すのではなく「相手」の<思い>を受け止めたことから始まる。
▽対話で期待されるのは、人に伝えたい「思い」や「想い」だけではなく「言葉にならない<念い(おもい)>なのではにだろうか。
▽対話の中で、相手が話してくれる「心情」が、常に偽りなき「真情」とは限らない。
遠慮したり、相手に合わせたりして話しているかもしれない。
▽心を開いてもらうには、まず自分がありのままを心掛け、繕わないことだ。
言葉の巧拙よりも、相手の幸福と成長を「念う」ことだろう。


男女格差、日本は世界80位に 経済的権利巡り低下、世銀調査

2021年02月24日 13時17分16秒 | 社会・文化・政治・経済

2/24(水) 10:34配信

共同通信

2108年、インドネシアでの世界銀行総会で掲げられた、世界銀行傘下団体のロゴ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】世界銀行は23日、経済的な権利を巡る男女格差を調査した年次報告書を公表した。職業や育児、年金など8項目の評価で日本は昨年と得点は変わらなかったが、順位は190カ国・地域のうち80位タイに低下した。他国が改善する一方で、根深い差別解消に向けた取り組みが進んでいないことが浮き彫りになった。

国会に当たる立法院で女性の割合が40%を超える台湾、北欧諸国に引けを取らない割合の高さ

 報告書は女性が置かれた不平等の実態を調査し、各国の政策決定に生かしてもらう狙いから例年実施している。昨年は日本は74位タイだった。

 今回は2019年9月から20年10月までの期間を対象に分析。米国が34位タイ、中国は115位タイだった。

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磨かれた人間性

2021年02月24日 11時56分46秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽心の眼(まなこ)を開いて強く生きる。
▽ともすると人は、目先の利益や目に見える豊かさばかりを追い求めがちだ。
だが、<近視眼>的な生き方では、真の幸福は見つからない。
<正視眼>の生き方を貫き、真の幸福を示してくれる友や知人が居るはずだ。
▽正義を叫ぶだけでは、理解は容易に得れない。
かえって反発を招くだけだ。
▽揺るぎない信念。
未来へ展望、あたたかな思いやり、豊かな知恵、使命への情熱、すべてを包容する広い境涯。
磨かれた人間性こそが、人々の心をうち、心の扉を開いていく。

▽人生は「一念」の強さで決まる。


経験値ではなく<経験知>

2021年02月24日 11時34分30秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

「知識」「知恵」の知

経験知は、自分が体験しなければ得られない。
体験が経験になり、生きる知恵に変わる。
これまでは「想定内」の学びが多かった。
コロナ禍では、「想定外」を生き抜く力がどうしても必要になる。
「見えない学力」と呼んでいる木村泰子さん(大阪市立大空小学校の初代校長)
「見える学力」とは違って、テストの点数では測れない。
「見えない学力」を見につける貴重な経験を、今のこどもたちはしている―と指摘している。
「見えない学力」とは
1)人を大切にする力
2)自分の考えを持つ力
3)自分を表現する力
4)チャレンジする力

キーワードは「多様性」「共生」「想定外」

子どもたちが将来、多様性の社会を幸せに生きられるようにする―互いの違いを認め、尊重し合うことができ、全ての子どもが安心して学べる学校を目指す。


ミトコンドリアを活性化するには?

2021年02月24日 11時09分56秒 | 医科・歯科・介護

ストレスをためないことだ。

ストレスが強くなると、ミトコンドリアに障害が起きると指摘されている。

ストレスは、ホルモンバランスを崩し、免疫力を低下させる。

ストレスは大敵。

ストレスに向かうには、「立ち止まる」 「自分の内外の状況を見つめる」

「気づきを得ていく」 「選択する」 「乗り越えて成長する」

運動も重要。

日中に自然の中で身体を動かすことが大切だ。

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ヒトにおいては、肝臓、腎臓、筋肉、脳などの代謝の活発な細胞に数百、数千個のミトコンドリアが存在し、細胞質の約40%を占めている。
平均では1細胞中に300-400個のミトコンドリアが存在し、全身で体重の10%を占めている。

細胞のさまざまな活動に必要なエネルギーのほとんどは、直接、あるいは間接的にミトコンドリアからATPの形で供給される。
 しかしそれ以外にも多様な機能を持っており、ステロイドやヘムの合成などを含む様々な代謝、カルシウムや鉄の細胞内濃度の調節、細胞周期やアポトーシスの調節などにも大きく関わっているとされる。

アポトーシスは、形態学的および生物学的変化を伴う、高度に調節されたプログラムされた細胞死のプロセスです。

このプロセスは胚発生や生物の大きさの維持、損傷細胞や異常細胞の排除に重要な役割があります。 異常なアポトーシスによって引き起こされる疾患も多く、ヒトの健康においても、アポトーシスの重要性が注目されています。

アポトーシスの調節不全は、様々な癌や神経疾患、心臓血管障害、自己免疫疾患に関係しています。


ウイルス感染時の応答を制御するミトコンドリアの新しい機能を発見―細胞内のエネルギー状態を検知して、抗ウイルス応答の強さを調節―

2021年02月24日 11時08分18秒 | 医科・歯科・介護

大阪大学
久留米大学
九州大学
日本医療研究開発機構

研究成果のポイント

  • RNAウイルス感染時の応答に、細胞内のエネルギー生産を担うミトコンドリアが関わっていることが知られていましたが、その理由はわかっていませんでした。
  • 今回、ミトコンドリア上で「Mffタンパク質※1」がRNAウイルス感染に対する応答に関わることを見出しました。
  • Mffタンパク質はミトコンドリア上でエネルギー状態を検知して、ウイルスに対する応答の強さを調節していることがわかりました。これまで謎であった、ミトコンドリア上にウイルス感染を検知するシステムが存在する理由の一端が解明されました。
  • ウイルスに対する感染応答に栄養・代謝状態が関わっていることが明らかとなりました。ミトコンドリアを標的とした、ウイルス感染に対する重症化予防などの治療法開発につながることが期待されます。

概要

大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻の花田有希特任研究員(筆頭著者)・石原直忠教授(責任著者)(元久留米大学分子生命研究所教授)、久留米大学医学部の野村政壽教授らの研究グループは、RNAウイルスへの応答に関わるMAVSタンパク質の新しい制御機構を発見しました。

細胞内の構造体であるミトコンドリア※2の上には、感染したRNAウイルス※3を検知するシステム(MAVSタンパク質※4)が存在しています。しかし、酸素呼吸によりエネルギーを作る役割を持つミトコンドリアが、なぜウイルス応答に関わるのか、その理由は知られていませんでした。

今回、ミトコンドリアの分裂に働くミトコンドリア上のMffタンパク質を解析したところ、MAVSタンパク質を調整しウイルス感染を制御する重要な役割を果たしていることを見出しました。さらに、このMffタンパク質は、ミトコンドリアのエネルギー生産が低下すると、ミトコンドリア上でそれを検知し、ウイルスに対する応答を弱めることがわかりました。

栄養不足やミトコンドリア機能低下などのエネルギー低下時において、感染直後に起きる過剰な炎症反応を抑える代わりに長期的な免疫応答を維持できるようになると考えられます。これまで謎であった、ミトコンドリア上にウイルス感染を検知するシステムが存在する理由が解明されました。

この研究により得られた新知見は、様々なウイルスに対する生体応答の理解を発展させ、ウイルス感染時の重症化のメカニズム解明に貢献することが期待されます。

本研究成果は、国際科学誌「Nature Communications」に、2020年11月11日(水)19時(日本時間)に公開されます。

研究の背景

ミトコンドリアは細菌の細胞内共生に由来する細胞小器官であり、分裂と融合を繰り返しながらダイナミックにその形を変化させています。ミトコンドリアは酸素を利用して細胞内エネルギー通貨として知られるATP※5を産生するだけでなく、細胞の生死を制御するなど、さまざまな細胞内シグナル伝達においても多機能に働いています。その例として、ウイルスが感染したときに起きる自然免疫応答にもミトコンドリアが関与することがわかっています。細胞に感染したRNAウイルスのゲノム(RNA)は、細胞内で検知されると、その後にミトコンドリア上に運ばれ、MAVSタンパク質を足場とした複合体を介してウイルス感染に対抗する応答が進行します。

一方で、ミトコンドリアは細胞内で分裂と融合※6を行うことで、活発に形を変化させており、このミトコンドリアの動きは、栄養や免疫応答に伴って変化することがこれまでに知られていました。しかし、ミトコンドリアの形と機能と感染防御メカニズムの3者の関係性は十分には理解されておらず、「なぜ免疫応答がミトコンドリア上で起きるのか」わかっていませんでした。

研究の成果

今回、本研究グループは、RNAウイルスへの応答に関わるMAVSタンパク質の新しい制御機構を発見しました。

ミトコンドリアの分裂に機能することが知られている、ミトコンドリア上のMffタンパク質の遺伝子を欠損した細胞を構築し解析したところ、RNAウイルス感染に対する応答が大きく低下することを見出し、また、詳細な解析から、Mffタンパク質はMAVSタンパク質をミトコンドリア上の一部に局所的に集めて(MAVSクラスター※7)活性化させることを見出しました。これにより、Mffタンパク質はこれまでに知られていたミトコンドリア分裂に加えて、ミトコンドリア上でのウイルスへの応答という新しい機能を持つことが明らかになりました(図1)。

図1 RNAウイルスに対する応答は、ミトコンドリアのMffタンパク質によってエネルギー依存的に制御される。
緑の丸はMAVSタンパク質を、ピンクの長丸はMffタンパク質を、また黄色いPはMffのAMPKによるリン酸化を表している。

一方でMffタンパク質は、細胞内のATP濃度が低下するとAMPK※8という酵素によりリン酸化※9されることが知られていましたが、その役割はわかっていませんでした。

今回、栄養・エネルギー低下時にMffタンパク質のMffがリン酸化され、その結果として抗ウイルス応答が抑制されることがわかり、ミトコンドリア膜上に存在するMffタンパク質は、ミトコンドリアで産生されるATPを速やかに検知・応答し、MAVSタンパク質の分布変化を介して応答の強さを調節していることが明らかになりました。ミトコンドリア膜上で、ミトコンドリアによって産生されるATPに応答するのは、最短距離で細胞内エネルギー産生状況を感知しシステムを調節できるため非常に合理的だと考えられます。

エネルギー低下時の過剰な炎症反応は人体にとって危険なため、それを回避することで、より長い期間にわたり応答を起こし続けることができるようになると考えられます。新型コロナウイルス(SARS-COV-2)感染症であるCOVID-19においても、肥満や糖尿病などの基礎疾患が重症化リスクとなることが知られており、ウイルス感染に対する重症化予防などの治療法開発につながることも期待されます。

本研究成果が社会に与える影響(本研究成果の意義)

ミトコンドリア・栄養・抗ウイルス応答の3つの間を繋ぐMffタンパク質の理解により、ミトコンドリアの新しい機能が見出されました。代謝関連疾患などの治療法開発にも応用可能となる可能性も期待されます。この研究は培養皿に取り出し培養した細胞を解析した基礎的な研究ですが、今後様々な種類の細胞や個体レベルでの解析を行うことで、コロナウイルスを含む様々なRNAウイルスに対する感染防御機構の理解をより深めることも期待されます。

特記事項

本研究成果は、2020年11月11日(水)19時(日本時間)に国際科学誌「Nature Communications」(オンライン)に掲載されます。

タイトル
“MAVS is energized by Mff which senses mitochondrial metabolism via AMPK for acute antiviral immunity”
著者名
Yuki Hanada, Naotada Ishihara*(責任著者), Lixiang Wang, Hidenori Otera, Takaya Ishihara, Takumi Koshiba, Katsuyoshi Mihara, Yoshihiro Ogawa, and Masatoshi Nomura
DOI
10.1038/s41467-020-19287-7

なお、本研究は、主に国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)革新的先端研究開発支援事業AMED-CREST「全ライフコースを対象とした個体の機能低下機構の解明」研究開発領域における研究開発課題「ミトコンドリアの経年劣化による個体機能低下の分子基盤」(研究開発代表者:石原直忠)の一環として行われ、九州大学大学院医学研究院の小川佳宏教授ならびに福岡大学理学部の小柴琢己教授らの協力を得て行われました。

用語説明

※1 Mffタンパク質
Mff(Mitochondrial fission factor)タンパク質は、ミトコンドリア外膜上に存在する膜タンパク質です。ミトコンドリア分裂を実行するタンパク質であるDrp1を細胞質からミトコンドリア表面に運ぶ受容体として働いていることが知られていましたが、今回の研究で、ウイルス感染時の細胞応答にも関わることがわかりました。細胞内エネルギーセンサーであるAMPK※8によってリン酸化され、ミトコンドリア分裂を促進することも知られていました。
※2 ミトコンドリア
ミトコンドリアは真核細胞の中にある2重膜構造の細胞小器官です。酸素呼吸を行うことで、生体内の主要なエネルギー産生を担っています。酸素呼吸だけでなく、様々な物質の合成と分解(代謝)、さらに細胞死などの様々な細胞応答にも重要な機能を持つことから、その多面的な機能に近年注目が集められています。
酸素呼吸細菌であるα-プロテオバクテリアを古細菌が取り込んで共生したことが起源と考えられています。
また、ミトコンドリアを蛍光染色し蛍光顕微鏡で観察すると、長くつながったミトコンドリアが観察され、また動いている様子を観察できます(下写真)。
マウス胎児線維芽細胞のミトコンドリアを赤く、核を青く染色した蛍光顕微鏡像。この視野に2つの細胞が映っている。ミトコンドリアは細長いネットワークとして細胞内に広く分布している。
※3 RNAウイルス
RNAウイルスは、遺伝情報をRNAとして保有するウイルスの総称です。C型肝炎ウイルスやインフルエンザウイルス、センダイウイルスなどが知られています。新型コロナウイルスであるSARS-CoV-2もRNAウイルスに属します。
※4 MAVSタンパク質
MAVS(Mitochondrial antiviral signaling)タンパク質は、ミトコンドリアの外膜上に存在する膜タンパク質です。RNAウイルスが感染した細胞で、RNAと受容体を介して結合し、細胞の応答を活性化させます。その結果、ウイルス複製を抑えるためのタンパク質群(インターフェロンやサイトカイン等)が急激に合成されます。
※5 ATP
ATP(アデノシン3リン酸)は、細胞内のエネルギー通貨であり、さまざまな反応に必要な物質です。ミトコンドリアと細胞質で産生されます。ミトコンドリアの酸素呼吸の機能が低下するとATP産生が低下します。
※6 分裂と融合
ミトコンドリアのダイナミックな形態制御。生きた細胞の中のミトコンドリアをライブ観察すると、ちぎれて2つに分かれたり(分裂)、2つのミトコンドリアが1つに合体したり(融合)する様子を頻繁に観察できます。細胞の状態やおかれた環境によって、分裂と融合のバランスが変動しミトコンドリアの形態が決まります。
※7 MAVSクラスター
MAVSタンパク質は顕微鏡観察で、ミトコンドリア膜上の全体に多数の点状の構造として観察されます。この構造体を今回「MAVSクラスター」と呼んでいます。
※8 AMPK
AMPKは「AMP(adenosine monophosphate)活性化プロテインキナーゼ」です。細胞内のATPの増減を感知し、ATP減少時には自身のリン酸化酵素(キナーゼ)としての活性を活性化します。
※9 リン酸化
リン酸化は、タンパク質内のアミノ酸側鎖にリン酸が付加される酵素反応です。

本件に関するお問い合わせ先

研究に関すること

大阪大学 大学院理学研究科 教授 石原直忠(いしはらなおただ)
TEL:06-6850-6706 FAX:06-6850-6769
E-mail:naotada“AT”bio.sci.osaka-u.ac.jp

久留米大学医学部 内科学講座 内分泌代謝内科部門 主任教授 野村政壽(のむらまさとし)
TEL:0942-31-7563 FAX:0942-35-8943
E-mail:nomura“AT”med.kurume-u.ac.jp

広報・報道に関すること

大阪大学 理学研究科 庶務係
TEL:06-6850-5280 FAX:06-6850-5288
E-mail:ri-syomu“AT”office.osaka-u.ac.jp

久留米大学 本部事務局 総合企画部 広報室
TEL:0942-31-7510 FAX:0942-31-7718
E-mail:kikakukouhou“AT”kurume-u.ac.jp

九州大学 広報室
TEL:092-802-2130
E-mail:koho“AT”jimu.kyushu-u.ac.jp

AMED事業に関すること

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
シーズ開発・研究基盤事業部 革新的先端研究開発課
TEL:03-6870-2224 FAX:03-6870-2246
E-mail:kenkyuk-ask“AT”amed.go.jp


心の共有

2021年02月24日 10時57分38秒 | 事件・事故

▽何を目的に生きるのか。
使命の自覚と<人間の一念>の転換にこそ鍵がある。
▽心が破れてしまえば、希望の種は腐り、芽が出ることはない。
希望は、豊かで、強い心の大地から生まれる。
大地は心の外にあるものじゃない。
▽奮闘している人や苦労をしている人がいたら、声をかけ、励ます。
喜んでいる人がいたら、共に手を取って喜び合う―その心の共有が大切なのだ。
▽持続とは、単に昨日と同じことをしていればよいという意味ではない。
それでは惰性だ。
日々、新たにに決意して、自分を鼓舞して戦いを起こし続けていくのが、本当に持続になる。


何をすべきかより理解することになった

2021年02月24日 10時14分45秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽誰かを支えることに生きる意味を見いだす。
「人間の内面は外的な運命より強靱なのだ」精神科医フランク(夜と霧)
▽「亡くなった息子が生きる意味を教えてくれた」と思い直す。
深い悲しみを乗り越えて、<誰かを助ける>力を得る人もいるのだ。
▽誠実こそ戦いの全てだ。
▽幸福を開く力は、自身の胸中に具わっている。
▽人と人は、足りない部分を補い合って生きているではないか。
つまり、人と触れ合うことでしか<本当の自分>とは出会えないと思われる。
▽負けたことで人生は変わらない。ベストを尽くすこと。
そうすれば勝つ確率は上がる。
▽「何をすべきかより理解することになった」
「最大の目標は年間を通じて安定したプレーをすること」大坂なおみさんの言葉


佐賀県警本部長が退任 主婦暴行死事件で遺族から批判

2021年02月24日 02時34分21秒 | 事件・事故

2/22(月) 19:26配信

毎日新聞

佐賀県警は22日、杉内由美子本部長(51)が退任すると発表した。県警は「体調不良により、業務に支障があると認められた」と説明している。杉内氏は異動待機として警察庁長官官房付となる。

 佐賀県警では、福岡県太宰府市で2019年10月に主婦が暴行を受けて死亡した事件で、事件前に被害者家族から複数回相談を受けながら被害届を受理しなかった鳥栖署の対応が問題となっている。19年8月に着任した杉内氏は記者会見などで「被害者に直ちに危害が及ぶとは認められなかった」と対応に不備はなかったとの姿勢を示し、遺族から批判を浴びていた。

 警察幹部は杉内氏の異動について「引責退任ではない」としている。【山口響】

 

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速報】佐賀県警 杉内本部長 24日に退任 太宰府事件で「対応に問題はなかった」

2021年02月24日 02時34分21秒 | 事件・事故

2/22(月) 17:21配信

TNCテレビ西日本

TNCが検証報道を続けている太宰府主婦暴行死事件。

「当時の対応に問題はなかった」とした佐賀県警のトップが、24日に退任することが発表されました。

県議会開会中の人事異動は異例のことです。

2月24日付けで退任するのは、佐賀県警の杉内由美子本部長です。

杉内本部長は九州初の女性本部長として、2019年8月に着任しました。

その2カ月後に起きた高畑瑠美さん暴行死事件では遺族が事件前、鳥栖警察署に再三にわたり相談していたことから警察の対応が問題視されていますが、杉内本部長は「対応に問題はなかった」との見解を繰り返していました。

杉内本部長は警察庁長官官房付となり、後任には松下徹警視長が就任します。

佐賀県警は、異動理由について「体調不良により業務に支障があると認められたため」と説明していますが、県議会の開会中でさらに発表からわずか2日後の人事異動発令について、警察庁のOBは「異例のこと」だとしています。
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夫が複数回相談しても事件化せず、女性は死亡 佐賀県警
2020年10月23日 12時49分 朝日新聞

福岡県太宰府市で昨年10月、女性が暴行されて死亡し、遺体が遺棄された事件で、女性の家族が事件前、佐賀県警に複数回、女性の身の危険について相談していたことが捜査関係者への取材でわかった。佐賀県警は事件化せず、女性はその後、事件に巻き込まれた。佐賀県警は23日、当時の対応に問題がなかったか調査していることを明らかにした。

きょうも傍聴席にいます。
事件は世相を映します。傍聴席から「今」を見つめます。
 事件発覚は昨年10月20日早朝。太宰府市内の駐車場に止まっていた乗用車内で無職高畑(こうはた)瑠美さん(当時36)=同市青山1丁目=の遺体が見つかった。福岡県警の司法解剖によると死因は外傷性ショックで、全身に多数のあざや刺し傷があった。

 高畑さんの遺体を車に乗せて運んだとして、福岡県警は男女3人を死体遺棄の疑いで逮捕。3人のうち、高畑さんと同居していた無職山本美幸被告(41)と無職岸颯(つばさ)被告(25)が起訴された。山本被告の知人でトラック運転手の田中政樹被告(47)=同県筑後市上北島=も遺体の遺棄を指示したとして同容疑で逮捕、起訴された。

容疑者、同居前後に金銭要求か 福岡・太宰府の女性殺害
 その後の調べで、山本被告らは日常的に、木刀で高畑さんの尻を殴ったり、バタフライナイフで太ももを刺したりするなどの暴行を加え、抵抗できない心理状態に追い込んだうえ、親族や知人に金を無心させていたことが判明。山本、岸両被告は傷害致死と監禁の罪で起訴され、さらに山本被告は高畑さんや別の女性から計約250万円を脅し取ったとして恐喝の罪でも起訴。山本、田中両被告は、別の男性に対する恐喝未遂の罪で起訴された。

祖父を殺してパチスロ10時間「いつも通り楽しかった」
性虐待する父をかばった母 返ってきた思いがけない言葉
 福岡県警は調べを進める中で、高畑さんの夫が事件発覚前、高畑さんの実家に近い佐賀県警鳥栖署に複数回にわたり相談していたことを確認。
捜査関係者によると、高畑さんが親族に数百万円を無心していたことや、その背後に山本被告らがいることを繰り返し署員に訴えていた。ほかにも、暴力団組員を名乗る田中被告から金を支払うよう電話で脅された内容を録音し、署に持ち込んでいたという。だが、鳥栖署は事件化しなかった。

 高畑さんの母親は朝日新聞の取材に、「(佐賀県警は)まともに取り合ってくれなかった。話を聞いてもらえたら、あんなことは起きなかったかもしれない」と無念さをにじませた。

 佐賀県警の鈴木知広警務部長は23日、定例会見で「ご遺族に対し心からお悔やみ申し上げる。現在事実確認をしており、調査結果については可能な限り早く明らかにしたい」と話した。

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相談しても事件化せず女性死亡 質問答えない県警本部長
平塚学、大村久 2020年11月21日 11時37分

定例記者会見に出席した杉内由美子本部長(右)と鈴木知広警務部長=2020年11月20日、佐賀県警本部
 福岡県太宰府市の女性暴行死事件で、佐賀県警が事件前に女性の家族から相談を受けながら事件化しなかった問題について、佐賀県警の杉内由美子本部長が20日の定例会見で初めて触れた。杉内本部長は「被害者の女性が亡くなられたことは大変重く受け止めている。本件を今後の教訓としたい」と述べた。

 報道陣からの質問には主に井手栄治刑事部長が答えた。

夫が複数回相談しても事件化せず、女性は死亡 佐賀県警
容疑者、同居前後に金銭要求か 福岡・太宰府の女性殺害
本部長は「総括」のみ
 定例記者会見で県警は、①県警が発表したい内容②報道陣が聞きたい内容③杉内由美子本部長のコメント発表――という順番で、②以降のカメラ撮影を許可せずに進めた。福岡県太宰府市の女性暴行死事件に質問がほぼ集中し、最後に杉内本部長が「総括」として、用意していたペーパーを読み上げて終わった。

 県警からの発表は、交通安全とサイバー犯罪について。次の「その他の質問」の時間に移ると、報道陣からは次々と質問が出た。

 杉内本部長に対し、県警が遺族に調査結果を説明した際に謝罪したのではないかとの質問があった。進行役の南谷新・広報県民課長は、井手栄治刑事部長を指名。井手刑事部長は「遺族への説明で、県警と事実の受け止めが違い、認識が違うということになれば、それは『申し訳ない』と言った。対応に不備があって『申し訳ない』という脈絡ではない」と主張した。

 なぜ杉内本部長は質問を受け付けないのか、との質問も出た。鈴木知広警務部長が「必ずしも本部長が答えないというわけではない。担当部長が答えるのが一番ふさわしいと思っている」とした。

 この日は、知事と佐賀市長の定例記者会見と重なった。このため「県警記者クラブから日程の変更を申し入れたが、なぜ今日なのか」という質問もあった。

県警「会見を主催する県警の権限」と主張
 南谷広報県民課長は「行事と施設の関係でこの日しかなかった。詳しく聞きたいなら、後で広報県民課で対応する」。重ねて「あえてあてたのか」との質問には、警備2課の北島孝浩警備対策官が「悪意はない」と答えた。

 最後に進行役が「本部長に総括をしていただきます」。杉内本部長は「ご遺族に心よりお悔やみを申し上げたい。当時、被害者にただちに危害が及ぶ可能性があるということは認められなかったが、結果として被害者の女性が亡くなられたことは大変重く受け止めている。本件を今後の教訓としたいと考える。以上」。会見は1時間で終わった。

 コメント読み上げの直前には、報道陣から「誰に向けてコメントを出すのか。カメラの向こうの県民ではないか」と、撮影の許可を求める声も上がった。県警は、撮影させないのは「会見を主催する県警の権限」としている。(平塚学、大村久)

杉内由美子・佐賀県警本部長のコメント(福岡県太宰府市の女性暴行死事件関連部分のみ)
 それから先ほどからご質問をいただいています、太宰府の事案で亡くなられた女性のご家族から、鳥栖警察署に対して申し出をいただいていた件に関してですけれども、まず被害者の女性がお亡くなりになられたことにつきまして、ご遺族のみなさまに心よりお悔やみを申し上げたいと思います。当時、鳥栖警察署に対する一連の申し出の内容からは、被害者の女性にただちに危害が及ぶ可能性があるということは認められませんでしたけれども、結果としまして被害者の女性がお亡くなりになられたということは、大変重く受け止めておりまして、本件を今後の教訓として参りたいと考えているところでございます。以上です。

 


競輪人間学 <競輪友>の指摘に託す

2021年02月24日 02時34分21秒 | 未来予測研究会の掲示板

常にお金を投じている競輪ファンたちがいる。

そのシビアな自覚が、競輪選手たちにどれほどあるか、どうかが問われる。
ある場合は、競輪は遊びではない。
生活がかかっている場合もあるかもしれない。

「最後の1000円に望みを託す」
例えば、友人の太田さんのケース。

<2か月分の家賃を何とかしたい>と頼まれた。
その願いは、そもそもが自業自得なのだ。
愚かにも明日の生活に及ぶのに、競輪が止められない。
あげくの果てに<競輪の運>に託す。
それが、何と言っても愚かしい。

だが、見かねて<競輪友>は「分かった、儲けよう」と応じたのだ。
作戦は、運に見放されている競輪選手たちである。
「負け犬に乗れ」とばかりに、人気薄の選手3人を選んでの3点ボックスで600円。

さらに、彼の父の命日は、平成3年6月8日なので3-6-8の3連単。

過去に彼の借金を返済してくれた父親。
「お父さんの恩義を忘れてはいけないよ」競輪友の助言だった。

結果は、奇しくも<3-6-8>の3連単車券が<17万2460円>の大穴に。
<残りの金で最後のチャンスに託せば>との<競輪友>の指示通りに彼は、3-6-8の車券を400円買っていたのだ。

 

 


競輪人間学 自分のためであり、人のため

2021年02月24日 00時27分19秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅠ読売新聞社杯全日本選抜競輪(川崎競輪場)

並び:9-2-6 4-7-1 3-8 5(単騎)

レース評
地元の大舞台で存在感高めるエース郡司が主役の座を譲らない。
初日、優秀戦と呼吸を合わせている深谷を目標に判断良く抜け出してタイトルを手に。
中国勢もシリーズ3度目の連係で、気配良い清水の仕掛けに乗り松浦が迫る。
総力戦を匂わせる平原も不気味だ。

逃げた深谷知広選手は、大差の9着に。
そして、栄光は地元の郡司浩平にもたらされた。
典型的なラインの中で、優勝者を出す。
そのために、逃げて犠牲になる戦法とも言えた。
自分のためであり、人のための走りとも想われた。
過去のレースでも人の恩恵を受けて栄冠を得た選手は少なくない。




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
1 7 郡司 浩平   11.7 B  
2 1 和田 健太郎 3/4車身 11.6    
  3 5 守澤 太志 3/4車身 11.6      
4 2 松浦 悠士 1/2車身 11.6      
  5 8 諸橋 愛 1車身 11.8      
6 6 園田 匠 3/4車身 11.6      
7 9 清水 裕友 5車身 12.4      
× 8 3 平原 康多 1車輪 12.5   S  
  9 4 深谷 知広 大差      

レース後記

レース後記写真

 号砲と共に松浦悠士、平原康多、郡司浩平の3車で飛び出して初手から位置取り争いに。

結果的に後ろ攻めとなったのは南関勢で、その後ろに単騎の守澤太が最後方に構える。深谷知広が赤板を目掛けて勢い良く踏み込むと中団で間合いを取っていた清水裕友であったが反応が遅れて後方に置かれる。

正攻法に構えていた平原康多は深谷に合わせて踏み込むも5番手確保で一杯に。深谷がそのままハイピッチで駆けて主導権。清水が最終ホーム過ぎ1コーナーから巻き返しを狙ったが合わせて踏み込んだ平原が2コーナーからまくり出る。気配を察知した郡司浩平が深谷の番手から一気に抜け出す。

平原と接触するアクシデントもあったが審議の結果セーフとなり、地元の郡司が昨年の競輪祭に続いてG1連覇を成し遂げた。
 「深谷さんが早め早めに仕掛けてくれたので付いていくだけでした。平原さんというより清水君が来るかなと思って。影が見えたので踏んだら平原さんが来ていたので焦って踏みました。車体故障もあってどうかなって半信半疑で。確信はできなかった。色々とサポートしてくれた人達に結果で返すしかないと思っていましたし、最高の形で終われました」
 2着には郡司を懸命に追走した和田が入線。
 「赤板からジャンも大事でしたけど、自分の中でスタートでミスをして前が取れなかったので。それでもあれだけ行ってくれて。本当に前の二人のおかげですね。あとは自分がしゃくられないように気を付けて集中していました。(落車後のシリーズで)今できる中ではやったほうだと思います」


競輪人間学 持ちつ持たれつ

2021年02月24日 00時21分55秒 | 未来予測研究会の掲示板

競輪競技の他に、持ちつ持たれつの世界はあるのだろうか?
ある意味で、競輪は持ちつ持たれつ特殊は職業軍団と想われた。
話は古くなるのだが、中野浩一選手と井上茂徳選手とのライン。

第36回日本選手権(昭和58年)
1着井上茂徳選手―2着中野浩一選手
第39回高松宮杯(昭和63年)
1着井上茂徳選手―2着中野浩一選手
第24回オールスター競輪(昭和56年)
1着井上茂徳選手―2着中野浩一選手
第24回競輪祭
1着中野浩一選手―2着井上茂徳選手
第26回第27回競輪祭
1着井上茂徳選手―2着中野浩一選手
第1回全日本選抜競輪(昭和60年)
1着佐々木昭彦選手―2着選手中野浩一選手
第5回全日本選抜競輪
1着中野浩一選手―2着井上茂徳選手
第6回全日本選抜競輪(平成2年)
1着井上茂徳選手―2着中野浩一選手
第1回競輪グランプリ(昭和60年)
1着中野浩一選手―2着井上茂徳選手
第2回競輪グランプリ(昭和61年)
1着井上茂徳選手―3着中野浩一選手
第4回競輪グランプリ(昭和63年)
1着井上茂徳選手―5着中野浩一選手

競輪人生は皮肉なもので、グランドスラムがかかった第43回の高松宮杯(平成4年)で中野選手は、滝沢正光選手の2着に敗れて引退を決意した。
だが、次の年にはスパールーキー吉岡稔真選手がデビューしたのだ。
第44回第43回の高松宮杯(平成5年)
1着井上茂徳選手―2着吉岡稔真選手
中野選手が1年引退を遅らせていたらグランドスラムがあったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

栄光の陰に人あり


互いに支援し合い、助けたり助けられたりして、互いの地位や関係が続いているさまを意味する表現。

勝者の陰にいる数えきれないほどの敗者、その言葉には時に勝者以上に人の心を動かすものがある。