2024/12/30(月) 20:00 0 2
2024年12月30日 静岡競輪
大阪・関西万博協賛
KEIRINグランプリ2024シリーズ(最終日)
「KEIRINグランプリ2024」(GP)
競輪界最高峰の戦い「KEIRINグランプリ2024」。今年の決戦は3年ぶり3回目の静岡競輪場。富士山をのぞむバンクで、2024年競輪界の頂点を目指す9名が激戦を展開した。
レースは、打鐘で北井佑季を叩いた脇本雄太が先行。後続が動けないハイペースで逃げる脇本を、ゴール前で番手の古性優作がとらえて優勝のゴール。3年ぶり2回目のグランプリ制覇すると同時に、年間獲得賞金額最高記録を3億8311万5596円に大幅更新。詰めかけた、約19,000人の大歓声を受けた。
※KEIRINグランプリ2024(前検日)レポートはこちら
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【最終日11R=KEIRINグランプリ2024】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/眞杉匠(SS・栃木113期)
5/岩本俊介(SS・千葉94期)
6/清水裕友(SS・山口105期)
7/北井佑季(SS・神奈川119期)
8/新山響平(SS・青森107期)
9/脇本雄太(SS・福井94期)
【レース展開】
誘導以下、4眞杉-2平原、9脇本-1古性、6清水、7北井-3郡司-5岩本、8新山で周回。まず北井が上昇して眞杉を抑えて南関勢が先頭に立つも、眞杉は3番手内で岩本と並走に。打鐘で脇本が一気にスパートすると、北井を叩いて主導権を握っていく。近畿には単騎の清水が続き、4番手は新山が続く。脇本の先行で一本棒となり、ゴール前で脇本マークの古性が差し脚を伸ばして優勝ゴール。2着に清水、3着に脇本で入線した。
【KEIRINグランプリ2024結果】
2車単1-6 3,470円(10番人気)
3連単1-6-9 19,300円(74番人気)
決まり手:差し-マーク
優勝/古性優作(SS・大阪100期)
次走出場予定/和歌山G3 1月10日〜13日
脇本(雄太)さんのおかげで優勝できて、本当に嬉しいです。今年は、本当に近畿の仲間に助けてもらいました。そのおかげで、記録(年間獲得賞金額最高記録)が達成できたのかなと思います。
(3年ぶりに静岡バンクで優勝は)本当に相性がいいとずっと思っていました。走っていても気持ちがいいし、勝てると思わせてくれるようなバンクですね。初手は、理想通りの位置を取って、(赤板は)あの並び。(北井佑季の)叩き方だったら、脇本(雄太)さんは(打鐘で)勝負するだろうと。予想通りでした。
周回中からシミ(清水裕友)が後ろにいるのが分かっていたし、打鐘で後ろにいるのも分かったので、これはヤバいと思いました。でも、脇本さんのかかりが抜群でしたね。最終HSから1コーナーに向けて口(車間)が空いていくくらい加速して、これは誰も来られない感じでした。
昨日、夜の指定練習の脇本さんのタイムが、この時期に出るタイムではなかったし、ピーキングが抜群に上手いと感じて、脅威に感じるくらいでした。僕もその練習で、脚が仕上がった、軽いなと。久しぶりに、今年一番いいなと感じたので、走る前から楽しみでした。
今年、寺崎(浩平)君、窓場(千加頼)君の力が一段も二段もアップしたと思います。脇本さんも僕もそこに助けてもらい、2人でグランプリに乗れ、近畿のラインの強さを見せられたのかなと思います。来年は、どんどんどんどん近畿の若い先行選手が出てくるように、自分もしっかり援護をして、こういう舞台で(共に)走れる選手がたくさん出てきてくれると嬉しいです。また、日本選手権と競輪祭を2つずつ獲ったらダブルグランドスラム。あと4回、燃え尽きない限り頑張りたいと思います。
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