「悪タレ極道 いのちのやりなおし」

2024年11月30日 08時39分40秒 | その気になる言葉

▼英国のラミー外相の発言。

トランプは「暴君」「妄想的で不誠実」「ネオナチ」「自己中心的人物」とひはんしていた。

ところが、トランプが大統領選で勝利するや「愚かな野党時代の発言だった」と見解を変えた。

▼マイナー保険証は、高齢者が多く利用率は3%程度、「マイナ保険証を知っている患者はほとんどいない」状態。

普及を急ぐあまり、丁寧な説明がされていない。

▼政府は医療費削減に期待しているマイナー保険証の利用。

▼「誰もが好きでヤクザをやってない。社会に出ても疎外され、生きるらめのヤクザになるんだよ」

「誰でもやり直せる。今の彼(マナブ49歳)は本当の真面目ですよ。この教会もね、引っ張ってもらってるんだだから」教会CJKチャーチの牧師中島哲夫さん(74歳)(元「経済ヤクザ)「悪タレ極道 いのちのやりなおし」の著者74歳 

極道稼業ひとすじ20年。

バブル全盛期を経済ヤクザとして生き、酒・カネ・女・覚醒剤に溺れて、住吉会から破門され一文なしに。

地獄を見た男が、さまざまな困難、偏見、挫折を乗り越え生まれ変わるまでを綴る。

 

 
書籍「刺青クリスチャン」で中島さんのことを知り、読ませて頂きました。

私はキリスト教の信者ではありませんが、非行少年→ヤクザという経歴の中島さんが、イエス様や教会の方々、奥様方のお力で改心し牧師様になられたというお話に大変感動致しました。

日曜日に教会に行かれるようになり、皆さんから「優しいいい方ですね」と言われる度に、罪悪感を感じ過去を反省されるようになったというくだりは、あの名作「小公子」にそっくりだと思いました。

あの作品でも、冷酷で傲慢だった祖父が、セドリックに「おじい様は本当に優しく親切な方ですね。僕、おじい様が大好きです。おじい様のような立派な大人になりたいです」と絶賛される度に「イヤ、まぁその・・・」とバツが悪くなり、過去の自分を反省するようになったのですよね。

やはり、人を改心させるのは、叱咤ではなく愛なのですね。

また、教会に行くと、お腹の奥が震えたというのは、丹田=真我が覚醒し始めておられたのではないでしょうか。
きっと讃美歌や神父様のお話が、自我を通過して、ご自分でも意識しておられなかった潜在意識の深い所に響かれたのだと思います。

また、奥様の祈りにより、一時は食べ物にも困る程困窮されたおかげで本当の幸福の意味を悟ったというお話がありました。

生きる上でお金はとても大切なものですが、ヤクザ時代に贅沢な暮らしに慣れ、傲慢になられていたのを反省する必要があったからでは、と思いました。
人が生きられるのは、やはり、多くの人々や動植物、大自然、森羅万象などのおかげですから、それらへの感謝を思い出す為に必要な過程だったのではと。

映画「親分はイエス様」もYouTubeで拝見しました。

木原さんと島さんが、不遇な生い立ちで、信じていた組織からも裏切られ、麻薬中毒になったり殺されかけたりしても立ち直ることができたのは、イエス様や奥様方の大きな愛だったのですね。

十字架を担いで日本縦断なんてとても大変なことですのに、殺人という重い過去を背負った民宿のご主人はともかく、途中で出会った人達が「俺も俺も」と参加されたのは少し違和感がありました。
でも、木原さんの強烈なオーラが、心の深い所に共振されたのでしょうね。
 
 

社会からも暴力団からもドロップアウトした著者たちが韓国人の妻たちや周囲の人の祈りによって、キリスト教の神を発見し、ミッションバラバという伝道集団を結成して更正していく。
ミッションバラバの前著「刺青クリスチャン」(早稲田出版)が各メンバーのオムニバスであるのに対し、本書は著者が自らの半生を中心に前著が映画化されるまでを描いている。
身内をはじめとする知人、友人が依然暴力団に所属しているため、暴力団を反社会集団として否定しているようには見受けられないこと、自らの魂の救済に主眼が置かれ、覚醒剤の売り捌きなどで絶望の底に突き落とした人々への視点が乏しく思われることなど共感できない点も多々ある。
しかしながら、この劇的な回心とそこに至る信仰はなかなかまねのできることではなく、本書で紹介された日韓共同製作の映画、「親分はイエス様」を観たくなる。
 

 

 


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