アメリカで平和訴えた被爆者 笹森恵子さん死去 92歳

2025年01月06日 11時29分10秒 | 社会・文化・政治・経済

広島で13歳のときに被爆し、アメリカで平和を訴え続けた笹森恵子さんがアメリカの自宅で亡くなりました。92歳でした。

笹森恵子さんは爆心地から1.7キロの地点で被爆し、原爆の熱線で全身に大やけどを負い、ケロイドで指や首を自由に動かせない子ども時代を送りました。

1955年にアメリカの慈善活動団体の招きで原爆の後遺症に苦しむいわゆる「原爆乙女」の1人として、アメリカにわたって手術を受けました。

その後、命を救う仕事がしたいとアメリカで看護師となり、仕事のかたわら全米各地で被爆体験を語り、平和を訴える活動を続けました。

アメリカの有力紙、ニューヨークタイムズによりますと、笹森さんは12月15日、アメリカのカリフォルニア州の自宅で亡くなりました。

92歳でした。

作家の故のノーマン・カズンズらの支援で米国に渡り、ケロイドの治療を受けた。

ノーマン・カズンズNorman Cousins1915年6月24日 - 1990年11月30日)は、アメリカ合衆国ニュージャージー州ユニオンシティ生まれのジャーナリスト作家広島市特別名誉市民。


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