▼労苦と使命のなかで人生の価値が生まれる。
▼精神の鍛練の最も有効な方法は話し合う事―思想家モンテーニュ
ミシェル・ド・モンテーニュ
モラリスト、懐疑論者、人文主義者。現実の人間を洞察し人間の生き方を探求して綴り続けた主著『エセー』は、フランスのみならず、ヨーロッパの各国に影響を与えた。
▼夢や目標が脳を進化させる―脳科学者茂木健一郎さん
常に新たな挑戦を続けることで、人間の潜在能力は引き出されていくのだろう。
清新な決意で出発し、自らの<新記録>に挑戦したい。
▼戦前の日本は<国家のための教育>であった。
それに加えて、宗教が国家の統制下に置かれ、信教の自由が制限されていた。
宗教は人間と強くするか弱くする、善くするか悪くするか、賢くするか愚かにするか―の判断基準が求めれれている。
▼太平洋戦争から80年。
日本をどんな国にしていくかを、皆で真剣に考えていく必要がある。
戦争を知らない世代が政治家になり、歴史を顧みるときの痛みのようなものが失われている。
明治から昭和の初期まで日本は戦争を繰り返してきた。
若い世代は戦争に実感がなく、体験者は今後も減っていく。
▼世代を超えて抜本的に国の在り方を考えることが重要である。
複雑さを増す内外情勢も背景にある。
ウクライナや中東では「むき出しの憎悪で、人権保障などの普遍と想われる価値観が揺すぶられている」。
▼SNS隆盛の現代では、断片的な情報が一方的に流れ込み、相手の意見を打ち負かそうとする人があふれている。
終わりのない応酬、そして分断を生む。
「人間」が向こう側にいることを忘れてしまう。
私たちは一人の人間が生きていることを忘れずにいられるかを試されている。
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