1)SNSで仕事勧誘
2)無視続けると脅迫
3)相談で容疑者逮捕
危険度によると、宿泊先を紹介して非難させる。
GPS(全地球測位システム)付きの機材を貸し出して、相談者や家族を保護する。
茨城県警察本部として「闇バイト」による事件に関わる前に助けを求められたのは今回、初めてだということです。
警察によりますと、先月中旬に県内に住む10代後半の男性がSNSで仕事を探している旨の投稿をしたところ、「闇バイト」とみられる紹介を受けたということです。
不審に思った男性は連絡するのを控えていましたが、今月24日に相手からSNSの通話機能で「俺はヤクザとつながっている。一生、茨城歩けなくさせんぞ」などと脅されたということです。
捜査関係者によりますと、男性は相手に詳しい個人情報を伝えていなかったものの、危害を加えられるおそれがあるとして、この日、保護者とともにひたちなか警察署に助けを求めたということです。
男性は「危険な仕事だとわかったので、『闇バイト』に関する保護についての茨城県警察本部のウェブサイトを見た上で警察に相談した」などと話しているということです。
茨城県警察本部として「闇バイト」による事件に関わる前に助けを求められたのは今回、初めてだということです。
茨城県警察本部は「闇バイト」に関わり脅された場合でも、本人や家族を確実に保護するとして、相談するよう求めています。
一方、警察は28日、男性を脅迫した疑いで東京・足立区の19歳の会社員を逮捕しました。
警察の調べに対し「やったことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は「闇バイト」のリクルーター役を担っていた可能性もあるとみて捜査を進めています。
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